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感染症発生動向(定点報告)

市内の感染症発生状況(週報)

 

  北九州市
32週
8月6日~8月12日
北九州市
33週
8月13日~8月19日
北九州市
34週
8月20日~8月26日
北九州市
35週
8月27日~9月2日
北九州市
36週
9月3日~9月9日
福岡県
36週
9月3日~9月9日
全国
35週(前週)
8月27日~9月2日
インフルエンザ 0.03 0.03 0.03 0.00 0.23 0.11 0.05
RSウイルス感染症 1.83 1.50 1.71 2.33 1.79 3.15 2.11
咽頭結膜熱 0.75 0.46 1.17 0.79 0.79 0.90 0.32
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 1.29 1.50 1.25 1.38 1.50 2.18 1.20
感染性胃腸炎 5.54 4.88 6.08 6.50 7.46 5.94 3.57
水痘 0.13 0.25 0.25 0.33 0.08 0.28 0.18
手足口病 2.17 1.17 1.38 0.83 1.13 1.14 1.17
伝染性紅斑 0.04 0.00 0.00 0.04 0.00 0.18 0.32
突発性発疹 0.25 0.13 0.42 0.46 0.58 0.83 0.49
ヘルパンギーナ 1.42 0.63 0.92 0.79 0.79 1.53 1.70
流行性耳下腺炎 0.29 0.42 0.29 0.46 0.17 0.27 0.13
急性出血性結膜炎 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 0.01
流行性角結膜炎 1.00 0.67 1.83 1.00 2.17 1.65 1.01
細菌性髄膜炎 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 0.03
無菌性髄膜炎 0.00 0.00 0.00 0.50 0.00 0.00 0.04
マイコプラズマ肺炎 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 0.07 0.23
クラミジア肺炎 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 0.01
感染性胃腸炎(ロタウイルス) 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 0.02

定点報告推移・グラフ

市内のインフルエンザ等定点報告・推移グラフ(平成21年~平成30年)(PDF形式:299 KB)

北九州市感染症発生動向調査感染症週報(過去5週間分)

北九州市感染症発生動向調査週報(第32週/平成30年8月6日~平成30年8月12日)(PDF形式:172KB)

北九州市感染症発生動向調査週報(第33週/平成30年8月13日~平成30年8月19日)(PDF形式:172KB)

北九州市感染症発生動向調査週報(第34週/平成30年8月20日~平成30年8月26日)(PDF形式:172KB)

北九州市感染症発生動向調査週報(第35週/平成30年8月27日~平成30年9月2日)(PDF形式:172KB)

北九州市感染症発生動向調査週報(第36週/平成30年9月3日~平成30年9月9日)(PDF形式:172KB)

関係リンク

手足口病について

 手足口病は、例年、子どもを中心に、主に夏に流行するウイルスの感染によって起こる感染症です。定点医療機関あたりの患者報告数が5を超えると警報レベルとなり、大きな流行が発生または継続しつつあると疑われることを意味しています。また、2未満で警報レベルは終息となります。 

<手足口病とは>
 手足口病は、口の中や、手足などに水疱性の発疹が出る、ウイルスの感染によって起こる感染症です。子どもを中心に、主に夏に流行します。感染症発生動向調査によると、例年、報告数の90%前後を5歳以下の乳幼児が占めています。病気の原因となるウイルスは、主にコクサッキーウイルスA6、A16、エンテロウイルス71(EV71)で、その他、コクサッキーウイルスA10などが原因になることもあります。

<症状>
 感染してから3~5日後に、口の中、手のひら、足底や足背などに2~3mmの水疱性発疹が出ます。発熱は約3分の1にみられますが、あまり高くならないことがほとんどであり、高熱が続くことは通常はありません。ほとんどの発病者は、数日間のうちに治る病気です。しかし、まれですが、髄膜炎、小脳失調症、脳炎などの中枢神経系の合併症のほか、心筋炎、神経原性肺水腫、急性弛緩性麻痺など、さまざまな症状が出ることがあります。(特にEV71に感染した場合には、他のウイルスによる手足口病と比べて、中枢神経系の合併症を引き起こす割合が高いことが明らかとなっています。)また、手足口病の典型的な症状がみられずに重症になることもありますので、注意が必要です。なお、近年、コクサッキ―ウイルスA6感染により手足口病の症状が消失してから、1か月以内に、一時的に手足の爪の脱落を伴う症例も報告されていますが、自然に治るとされています。
 手足口病にかかった子どもの経過を注意深く観察し、合併症に注意をする必要があります。

<感染経路>
 
感染経路は、飛沫感染、接触感染、糞口感染(便の中に排泄されたウイルスが口に入って感染することです)が知られています。特に、この病気にかかりやすい年齢層の乳幼児が集団生活をしている保育施設や幼稚園などでは注意が必要です。理由は、子ども達同士の生活距離が近く、濃厚な接触が生じやすい環境であることや、衛生観念がまだ発達していないことから、施設の中で手足口病の患者が発生した場合には、集団感染が起こりやすいためです。また、乳幼児では原因となるウイルスに感染した経験のない者の割合が高いため、感染した子どもの多くが発病します。

<予防方法>
 手足口病には有効なワクチンはなく、また手足口病の発病を予防できる薬もありません。治った後でも、比較的長い期間、便などからウイルスが排泄されることがあります。また、感染しても発病はせず、ウイルスを排泄している場合があります。これらのことから、発病した人だけを長期間隔離しても有効な感染対策とはならず、現実的でもありません。前述したように、衛生観念がまだ発達していない乳幼児の集団生活施設では、施設内での感染の広がりを防ぐことは難しいです。しかし、手足口病は、発病しても、軽い症状だけで治ってしまうことがほとんどであるという意味で、感染してはいけない特別な病気ではありません。これまでほとんどの人が子どもの間にかかって、免疫をつけてきた感染症です。
 一般的な感染対策は、接触感染を予防するために手洗いをしっかりとすることと、排泄物を適切に処理することです。特に、保育施設などの乳幼児の集団生活では、感染を広げないために、職員とこども達が、しっかりと手洗いをすることが大切です。特におむつを交換する時には、排泄物を適切に処理し、しっかりと手洗いをしてください。手洗いは流水と石けんで十分に行ってください。また、タオルの共用はしてはいけません。手足口病は、治った後も比較的長い期間便の中にウイルスが排泄されますし、また、感染しても発病しないままウイルスを排泄している場合もあると考えられることから、日頃からのしっかりとした手洗いが大切です。

<治療>
 手足口病に特効薬はなく、特別な治療方法はありません。また、基本的には軽い症状の病気ですから、経過観察を含め、症状に応じた治療となります。しかし、まれに髄膜炎や脳炎など中枢神経系の合併症などが起こる場合がありますから、経過観察をしっかりと行い、高熱が出る、発熱が2日以上続く、嘔吐する、頭を痛がる、視線が合わない、呼びかけに答えない、呼吸が速くて息苦しそう、水分が取れずにおしっこがでない、ぐったりとしているなどの症状がみられた場合は、すぐに医療機関を受診しましょう。

RSウイルス感染症について

RSウイルス感染症は、毎年、夏の終わりから冬にかけて流行が見られます。

RSウイルスとは

 RSウイルス(Respiratory Syncytial Virus)によって引き起こされる「かぜ」の一つです。年齢を問わず、生涯にわたって繰り返し感染しますが、成人の場合は鼻かぜ程度の軽い症状ですむ場合が多いのに対して、年齢が低いほど重症化しやすく、肺炎や気管支炎を引き起こすことがあるため、注意しなければならない病気です。

症状

 潜伏期間は2~8日(典型的には4~6日)とされています。症状としては、軽い風邪様の症状から重い肺炎まで様々です。しかしながら、初めて感染発症した場合は重くなりやすいといわれており、乳期、特に乳児期早期(生後数週間~数カ月間)にRSウイルスに初感染した場合は、細気管支炎、肺炎といった重篤な症状を引き起こすことがあります。そのため、特に乳児期早期(生後数週間~数カ月間)のお子さんがいらっしゃる場合には、感染を避けるための注意が必要です。

好発年齢

 生涯の間に繰り返し感染しますが、生後1歳までに半数以上が、2歳までにほぼ100%の児がRSウイルスに少なくとも1度は感染するとされています。

治療方法

 症状を抑える対症療法が中心になります。他のかぜの場合と同じく、安静にして、休養をとり、特に睡眠時間を十分にとることが大切です。また、水分を十分に補給します。

 喘息のようなせきや喘鳴(ゼーゼーという苦しそうな音)がある場合は、速やかに医療機関を受診して治療を受けることをお勧めします。呼吸器の症状か強い場合は、入院が必要となり、酸素吸入、輸液(点滴)、呼吸管理などの支持療法が中心に行われます。

感染経路

 RSウイルス感染症はRSウイルスに感染している人が咳やくしゃみ、又は会話をした際に飛び散るしぶきを浴びて吸い込む飛まつ感染や、感染している人との直接の濃厚接触や、ウイルスがついている手指や物品(ドアノブ、手すり、スイッチ、机、椅子、おもちゃ、コップ等)を触ったり又はなめたりすることによる間接的な接触感染で感染します。

予防方法

 RSウイルス感染症の流行時期はもちろんのこと、流行時期でなくても、咳などの呼吸器症状がある場合は飛沫感染対策としてマスクを着用して0歳児、1歳児に接することが大切です。接触感染対策としては、子どもたちが日常的に触れるおもちゃ、手すりなどはこまめにアルコールや塩素系の消毒剤等で消毒し、流水・石鹸による手洗いか又はアルコール製剤による手指衛生の励行を行います。

厚生労働省 RSウイルスに関するQ&A(外部リンク)

感染性胃腸炎について

感染性胃腸炎の予防、流行拡大防止の注意点など

 嘔吐や下痢・腹痛などを主な症状とするノロウイルスやロタウイルスが主な原因で、保育園や社会福祉施設などの集団生活を行う施設においては、集団発生を起こしやすいです。また、乳幼児や高齢者では下痢などによる脱水症状を生じることがありますので早めに医療機関を受診することが大切です。

 感染性胃腸炎とは

 感染性胃腸炎は、様々な細菌、ウイルス、寄生虫が原因でおこる感染症です。年間を通して患者の報告がありますが、例年初冬から増加し始め12月頃にピークを迎えます。12月頃のピークは大半がノロウイルスによるもので、春にロタウイルスが流行し、腸炎ビブリオなど細菌性のものやいわゆる食中毒によるものが夏期の原因になっています。
 患者年齢は、幼児及び学童期が中心となっています。

 症状

 主な症状は吐き気、おう吐、下痢(水様便)、腹痛です。通常、1~2日で回復しますが、乳幼児や高齢者等は、脱水症状を起こしたり、吐いた物を誤嚥し肺炎を起こしたりすることがありますので、早めに医療機関を受診してください。症状が消失しても、便中には1週間程度ウイルスが排泄されますので、トイレの後に手洗いを十分行なうなど他者への感染に注意が必要です。 

 感染経路

 ※感染経路は大きく分けて3つになります。

(1)人→人

  • 患者のウイルス等が大量に含まれる便やおう吐物から人の手を介して感染します。
  • 家庭や共同生活施設など人と人の接触する機会が多いところで飛沫感染等直接感染します。
  • 洗浄や消毒が不十分でウイルスが残っていた場合、乾燥して舞い上がったウイルスが口に入ることで感染します。

(2)人→食べ物→人

  • 患者の便やおう吐物が人を介して食品を汚染し、その汚染された食品を食べて感染することがあります。

(3)食べ物→人

  • 汚染された二枚貝を、加熱不十分で食べると感染することがあります

 感染防止のポイント

 (1)食事の前やトイレの後などには、必ず手を洗いましょう。

 (2)下痢や嘔吐等の症状がある方は、食品を直接取り扱う作業をしないようにしましょう。 

 (3)感染性胃腸炎患者に接する方は、患者のふん便や吐ぶつ、拭き取った雑巾等を密封した上で廃棄し、消毒殺菌することが効果的です。
   (なお、ノロウイルスの場合はアルコールに対する抵抗力が強いため、消毒には次亜塩素酸ナトリウム消毒液(塩素系漂白剤)を使用しましょう。)

 (4)二枚貝については、なるべく生食を避け、加熱して食べましょう。

 (5)食品を加熱する際は、食品の中心部まで十分に加熱調理しましょう。

市民の皆様には感染性胃腸炎をはじめ、様々な感染症にかからないよう、日頃からの感染予防の取り組みをお願いいたします。

 厚生労働省 感染性胃腸炎(特にノロウイルスについて)(外部リンク)

 厚生労働省 感染性胃腸炎(特にロタウイルスについて)(外部リンク)

 国立感染症研究所 IDWR 2012年 第46号 <注目すべき感染症> 感染性胃腸炎(外部リンク)

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保健福祉局保健衛生部保健衛生課
〒803-8501 北九州市小倉北区城内1番1号
電話:093-582-2435 FAX:093-582-4037

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