ページトップ

プロジェクト集

 グランド・デザインの行動原則1~10に示す方向性に関し、市民、企業、行政などさまざまな主体が関わる取組み(アイディア・レベルを含む)を掲げています。実現のためのプロジェクトはこれらだけではなく、取組みの推進に伴って増え、また、成長していくことが期待されます。

原則1:市民の力で、楽しみながらまちの環境力を高めます

 北九州市には、工業、商業、農林水産業などさまざまな産業が集積し、数多くの多様な市民の力が蓄積しています。この市民の力を合わせていけば、環境を良くしていく地域の総合的な力(環境力)になります。

 市民、NPO、企業、行政など多様な主体が、日頃の生活の中で環境を意識し、環境活動に気軽に参加・協働することにより、まちの環境力を高めます。そのために、学び合い、楽しみながら、環境活動が、充実感や社会的評価、あるいは経済的価値を生む仕組みをつくります。

方向性及び取組み

1-1楽しく、充実し、やって良かったと思える、市民の環境活動の広がり

  1. 市民の手による「北九州エコステージ」の発展、成長
  2. 小さな取り組みを「顕彰(ほめる)」制度の拡大 
  3. 市民の自主企画による誰もが気軽に参加できる行事や事業(「私にもできる環境行動」など)の実施、拡大
  4. 環境活動を行って得する「環境パスポート」の仕組みづくり
  5. 市民の公約(マニフェスト)運動、など 

1-2市民活動やNPO活動の連携や協働の推進

  1. 多様な主体による環境首都推進組織づくり
  2. NPO等市民活動団体同士や行政との協働を助けるNPO組織の活発化
  3. 地域コミュニティ団体やNPOボランティア団体等各市民活動団体の連携促進、など

1-3まちを創り、守ることへの市民参加

  1. 環境関連行政施策の実施、評価に市民が参加する仕組みづくり
  2. 板櫃川など、学校、地域とともに進める河川整備「水辺の楽校」方式の市民参加
  3. 市民参加による手作り公園や公園愛護会の結成支援
  4. 市民や企業の手による公共施設の運営管理(指定管理者制度の積極活用)、など

1-4企業の地域への企業市民としての参加・協力

  1. オフィス町内会の結成、活動推進
  2. 地域ぐるみの環境保全、美化活動等の推進
  3. 一企業一運動の実施、など

1-5環境にやさしい市民のライフスタイル・企業のビジネススタイルへの転換

  1. ライフスタイル、ビジネススタイルのできることから環境配慮のものへの転換(エコ商品・サービスの選択、省エネ・省資源、ごみ減量、自動車利用の抑制、エコドライブ、早寝早起き等)
  2. 「わたしの環境自慢」コンテスト、環境家計簿コンテスト等の実施、普及
  3. イベントにおける環境配慮の普及、拡大
  4. 持続可能性に関する指標の開発と評価、など

原則2:優れた環境人財を産み出します

 北九州市には、豊かな自然環境と活発な企業活動があり、また、さまざまな大学、環境教育施設、研究機関、国際的機関など数多くの教育・研究機関が立地しています。

 このような題材や仕組みの優位性を活かして、まちづくりはひとづくりとの考えに立って、子どもから大人までの環境教育を幅広く展開し、また、専門的かつ実践的な知見を身につけた人材(人財)を育成し、国内外に輩出します。

方向性及び取組み

2-1家庭、学校、職場、社会などさまざまな場での環境・エネルギー学習・教育

  1. 日本一の環境施設群を活かした多様な環境学習プログラムの展開
    (「一般~専門」、「自然~産業」、「山~海」、「ものづくり~廃棄」まで、幅広い対象のプログラム)
  2. 市民、NPO、企業、教師、学識経験者等がともに環境教育について考えるフォーラムの定期的開催
  3. いのちのたび博物館、環境ミュージアム、等での体験型環境学習の推進と学習プログラムの開発及び充実
  4. 山田緑地、到津の森公園、里山などを活用した自然体験環境教育・学習の充実
  5. 地域や学校へ出向いての環境学習出張講座の拡充
  6. 学校授業における市内環境学習施設群を活用しての環境教育を進める
  7. 専門家や企業人による学生への環境教育の実施
  8. 次世代(学童・生徒)からの提案・提言掘り起こし
  9. 公平性や他者へのいたわりなど持続可能な社会に関する新しい学習・教育の実施、など

2-2市民の中での環境リーダーの育成

  1. 環境サポーター(環境学芸員、環境の匠等)の育成
  2. 市民カレッジ講座開催
  3. 大人向け環境副読本の作成、など

2-3専門知識を市民に分かりやすく伝える解説者の養成

  1. 企業技術者OBを活用した化学物質解説者(インタープリター)の育成
  2. 身の回りのものを修繕する「修繕の匠」登録活用制度の創設
  3. 環境カウンセラー、化学物質アドバイザー、エネルギー管理士等の活用、など

2-4環境ビジネスの専門技術のリーダーとなる人材の創出

  1. 廃棄物技術の専門実務家の養成(九州環境技術創造道場の開設)
  2. プラントメンテナンス技術者の後継者養成、など

2-5研究者・専門家の集積の推進

  1. 大学や専門学術機関で、世界に通用する専門家・研究者を輩出(地球環境研究戦略機関、国際東アジア研究センター、アジア女性交流・研究フォーラム等)、など

2-6次の時代を支える専門家の研修・教育

  1. 学術研究都市での教育
  2. 環境省など国レベル研修の実施、誘致
  3. アジアの環境人材や女性の環境人材の教育のグレードアップや有料化、など

原則3:顔の見える地域のつながりを大切にします

 北九州は、大都市でありながら市民には地域コミュニティ意識が残り、また、郊外では農漁業が盛んで新鮮な食材が豊富に提供されるなど、顔の見えるつながりがあります。

 社会ではグローバル化が進展する一方で、地域レベルのつながりが求められています。このような価値観に基づき、顔の見える地域のつながりを大切にして、地域づくりや物質循環・エネルギー利用を進めます。

方向性及び取組み

3-1一人ひとりが大切にされる社会づくりの広がり

  1. 生きがいを感じる「誰もが求められるプロジェクト」の企画・実施
  2. 環境を通じた世代間の交流の復活(高齢者からこどもへの技の伝承など)
  3. 労働団体等さまざまな団体による地域福祉活動の促進
  4. ボランティア活動による年長者の生きがいづくり、など

3-2地域のさまざまな主体が協働して参加できる環境活動の仕組みづくり

  1. 市民、企業などみんなが参加できる環境パスポートの仕組み構築
  2. ボランティア活動等の促進を図る地域通貨の導入、など

3-3環境活動によるコミュニティづくり

  1. まちづくり協議会での活発な環境活動を通じたコミュニティづくりの促進
  2. 東田グリーンビレッジの整備
  3. 地域コミュニティによるり安心・安全なまちづくり、など

3-4安全・安心、健康なくらしを支える「地産地消」の仕組みづくり

  1. 特別栽培農産物等(減農薬・減化学肥料による栽培など)への取組みの促進
  2. 安全安心な地元農林水産品の地元利用(地産地消)及びそのための流通の促進
  3. 市民農園・体験農業の拡大を通じた農村と都市住民の交流
  4. 農薬適正使用の指導等を行うファーム・レンジャーの拡充
  5. 地域の伝統料理や食材の未来への継承
  6. 学校給食への市内農産物使用の拡大
  7. 豊かな海を育てる森づくりの推進、など

3-5環境コミュニティ・ビジネスの活発化と、高齢者や障害者の雇用機会づくり

  1. 地域で発生した廃棄物の地域内での資源化など(リース・リユース事業、フリーマーケット、生ごみコンポスト化、廃食油リサイクル、竹炭等)
  2. 環境や福祉等の地域課題に対して、地域住民が主体となって取り組むコミュニティ・ビジネスの促進、など

3-6地域分散型エネルギーシステムの開発

  1. 分散型エネルギーシステム(バイオマス発電、市民風力発電、地域コジェネなど)の開発、など

3-7地域のルールづくり

  1. 安全・安心のまちにするためのルールづくり・規制手段の検討
  2. 多様な主体の参画に拡げる仕組みづくり、など

原則4:自然と賢くつきあい、守り、育みます

 北九州市は、周防灘や玄界灘に面し、福知山系や平尾台をはじめとする山々が連なり、豊かな自然に恵まれています。

 このような自然環境を大切にすることは、わたしたちの命を守ることでもあります。わたしたちは、自然への感謝を忘れず、自然から学び、そして、賢く付き合う必要があります。生物の多様性を守り、健全な水循環を確保し、また、持続的農業や食を大切にし、自然をまちの魅力としていきます。

方向性及び取組み

4-1生態系に配慮したすぐれた自然環境の保全

  1. 自然環境保全に関する計画の策定
  2. 曽根干潟をはじめとする干潟の保全と自然海岸の保全
  3. 水生生物の生息・生育環境に配慮した海岸線(護岸)の整備
  4. 海域環境の保全のための継続的な環境調査の実施
  5. 生態系に配慮した自然にやさしい川づくりや汽水域(淡水と海水の混合する場所)の環境保全
  6. 下水道施設の改良による河川水質改善
  7. 動植物の生息地、生育地の拠点や回廊となる緑地の保全
  8. 鳥保護区(バードサンクチュアリ)、野鳥観察場の整備
  9. ビオトープネットワークの形成
  10. 市街地周辺の林地、水辺地の保全、農地の保全
  11. 土地利用規制による開発抑制、など 

4-2流域圏を考慮した健全な水循環系の構築

  1. 水循環の連続性への指針の策定
  2. 流域圏環境(水源森林、水田、河川など)の保全や復元・改善活動
  3. 雨水の浸透による地下水貯留の確保
  4. 下水処理水の再生水としての利用など未利用水の活用
  5. 水利用に関する広域的な連携、など 

4-3地域の自然を生かした自然とのふれあいの促進

  1. ほたる館、水環境館、水辺の楽校(がっこう)活動、曽根干潟の活用
  2. 山田緑地、平尾台自然の郷、到津の森公園の活用
  3. 森の学校など楽しい山遊び、川遊びなどの開催
  4. 里山を舞台にした自然体験や農業体験の充実、など 

4-4農林水産業や市民が支える里地・里山などの保全と利用

  1. 農林水産業の担い手の育成
  2. 市民、NPOとの協働による山林や竹林の間伐など保全活動の促進
  3. 市民農園等の設置
  4. 地産地消(地元農水産物、間伐材等の利用)の促進
  5. 農の応援団・食育・ふれあいを通じた消費者育成、など 

4-5必要な場での自然の創出・復元

  1. 響灘地区における野鳥公園や緑化の推進
  2. 地域のバイオマス資源による堆肥の緑化への利用
  3. 採石場跡地の自然環境復元のための制度や技術開発の検討、など

原則5:都市の資産(たから)を守り、使いこなし、美しさを求めます

 北九州市は、周囲を自然や豊かな山や海に囲まれ、また、門司港レトロ地区や木屋瀬の宿場町などに歴史的建造物が残っています。さらに道路や上下水道などの都市インフラが整備されています。

 優良な資産の蓄積や美しい街並み・風景は、魅力ある街づくりの基盤です。このため、市民の協力と参加で、歴史的建造物やいまある都市の建物・施設を上手に活かし、調和の取れた街並みをつくり出すことにより、まちの魅力や価値を高め、にぎわいや活発な経済を生み出します。

方向性及び取組み

5-1山・海のパノラマ景観の保全

  1. 市街地を取り巻く山地や海洋の自然資産を活かした景観の形成
  2. パノラマの緑を保全するための風致地区や緑地保全地区の活用
  3. 関門景観の魅力を高め、将来に継承するための下関市と連携した景観形成
  4. 臨海部における工場や港湾施設などの色彩景観整備の促進、など

5-2良好な街なか景観の形成

  1. 協働による都市景観整備地区の指定や大規模建築物の景観協議
  2. 地区計画による良好な環境形成
  3. 電線類の地中化推進や都市景観を阻害する看板・広告の排除
  4. 観光地や都心部における魅力的で適正な夜間景観の形成
  5. 美しい都市景観を顕彰する「北九州市都市景観賞」の継続実施
  6. まちづくりの専門家や協力者を育成するためのまちづくりセミナーの開催
  7. 都市景観の向上を図るため、個人の庭を公開するオープンガーデンの支援
  8. 花のある街かどづくり市民運動、など

5-3うるおいのある都市空間と水と緑の街並み形成

  1. 生活・活動・交流空間づくり(明るく解放的な空間としての公園の再整備等)
  2. 市民の憩いの場となる海岸・河川の親水空間の創出
  3. 紫川を主軸とした「そよ風の道」の形成
  4. 川を生かしたにぎわいのまちづくり
  5. 魅力と風格のある美しい街並みを形成するための連続した街路樹の整備
  6. 都心部での魅力的で美しい街並みを創出するための花壇等の整備
  7. 鉄道や幹線道路からの良好な車窓景観を企業や市民と協働で整備
  8. 健全で樹容が特にすぐれた巨木・古木の「保存樹」指定、など

5-4都市の建物・施設の長寿命化及びそのための計画的維持管理、更新

  1. 総合的な資産管理(アセットマネジメント)の導入
  2. 良好な公共建築物の再活用(リファイン)
  3. 道路、橋梁など公共財産の長期メンテナンス計画策定
  4. 合流式下水道更新、改善
  5. モノレール、都市高速道路等基幹的な都市施設の計画的な更新
  6. 空きビル等の小規模店舗や住宅等への転用を推進、など

5-5歴史的な建造物の保存、活用

  1. 歴史的建築物や古い街並みを市民参加で保存活用する仕組みづくり
  2. 産業遺産の保存・活用、など

5-6さまざまな主体による都市の美化活動と廃棄物の適正処理

  1. 市民・事業者・行政が一体となったまち美化活動の展開
  2. まち美化に関する市民活動の支援と人材育成
  3. ごみのポイ捨て防止の推進、など

原則6:都市の環境負荷を減らしていきます

 北九州市は、市内に多くの地域拠点があり、それらを結ぶ道路・軌道網が充実しています。そのため、環境への負荷を小さく保ちやすい都市構造にしていく条件が整っています。

 わたしたちに便利性を提供している都市が快適であり続けるため、適切な土地利用やスムーズな交通の確保、資源・エネルギー利用の効率化など、あらゆる工夫を凝らし、すべての主体が一体となって都市の環境負荷を減らしていきます。

方向性及び取組み

6-1健全で合理的な都市構造・都市空間の構築

  1. 土地利用規制等による適正な機能配置と良好な住環境の確保
  2. 工業系遊休地、企業社宅・鉄道跡地等の活用
  3. 透水性舗装等の積極的採用による都市の雨水貯留性の向上
  4. ユニバーサルデザイン(すべての人に対する使いやすさを追求した設計)による都市づくり
  5. 歩いて楽しい、連続した歩行者空間の確保
  6. 連続して走れる自転車動線の確保、など

6-2個性を生かした地域中心市街地の再生

  1. ストックを生かした「まちなか」再整備
  2. 駅を中心とした利便性の高い徒歩生活圏の形成
  3. 福祉・介護、健康、趣味、子育て、教育など地域密着型の生活支援サービスの展開
  4. 良好で安全な都市型住宅の整備
  5. 都市型災害に強い市街地の形成、など

6-3公共交通機関の利用推進及び交通ネットワークの構築

  1. 環境にやさしい軌道系公共輸送機関の積極的利用
  2. 自動車利用から公共交通への転換促進
  3. 交通機関相互の有機的な連携やバリアフリー化の推進によるサービス向上
  4. 公共交通における環境商品(100円バス、1日フリーパス等)の提供
  5. 地域住民の日常生活を支える生活交通手段の確保
  6. 港湾・鉄道・道路等総合的な物流ネットワークの形成
  7. 都市高速道路ネットワークを活用した物流交通の処理
  8. 交通量を分散処理する道路整備や交通障害箇所(ボトルネック)改良による渋滞改善、など

6-4新エネルギー等の利用促進及びエネルギー利用の効率化

  1. 省エネルギーのためのビジョンづくりと展開
  2. 地域熱供給事業の拡大や熱電併給(コージェネレーション・システム )の積極的導入
  3. 工場廃熱の民生地域・地区での利用(エコ・コンビナート構想)
  4. 風力発電、太陽光発電の積極導入
  5. 「もったいない」の心で、家庭におけるこまめな省エネの推進
  6. 環境家計簿・環境大福帳等を活用したCO2排出量の把握と目標達成
  7. 燃料電池自動車の開発・率先導入や燃料電池の住宅への導入に向けた技術開発
  8. 建築物総合環境性能評価システムの導入等による環境共生建築物の普及
  9. 公共建築物の屋上緑化・壁面緑化、民間建築物への誘導
  10. 建築物の省エネ診断
  11. グリーンエネルギーの認定制度実施(証書発行、市民・企業の利用促進)
  12. 再生可能資源の積極的利用
  13. 都市の環境家計簿(評価指標)の作成
  14. クリーン燃料の利用技術の開発と実証実験の促進、など

6-5廃棄物や環境汚染物質等の排出量削減

  1. 産業廃棄物の排出抑制、資源化・適正処理
  2. 一般廃棄物排出量の抑制、リサイクル率向上
  3. ごみ処理等における受益者負担の適正化
  4. 広域連携による廃棄物の効率的かつ効果的な処理
  5. 静脈物流を受け持つリサイクルポートの整備
  6. 自動車公害対策(ディーゼル排ガス対策、低公害車導入促進、排水性舗装や緩衝緑地等による沿道環境改善)
  7. 環境監視行政の充実、など

原則7:環境技術を創造し、理解し、産業として広めます

 北九州には、「モノづくりの街」として数多くの人材、技術、ノウハウが蓄積しています。また、北九州学術研究都市をはじめ研究・人材育成機関が集積しています。

 これらを活かし、資源やエネルギーの有効利用等、次世代を拓く環境技術やそれを使いこなす社会的な仕組みを開発し、それぞれの立場からその取り組みの意義を理解し、その成果を率先して利用することを通じて、その産業化を支えます。

方向性及び取組み

7-1環境技術研究開発の拠点化

  1. 北九州市立大学技術センター群の設置(エコデザインセンター、環境技術センター等)
  2. 学研都市から新しい技術を生み出す(環境センシング、バイオ生産、ナノテク、建築環境デザイン等)
  3. エコタウン実証研究エリアへの研究施設集積
  4. 静脈産業の豊富な経験を、ものづくり産業へ発信
  5. 環境分野のさまざまな社会実験
  6. 処理困難物に関する技術開発
  7. 環境技術の研究を支援する制度を拡充
  8. 地域版のCO2排出権取引等を研究
  9. 企業の先進的な環境技術の開発を支援
  10. 企業・大学間の連携を深め、共同研究の推進
  11. 環境とジェンダーに関する研究の推進、など

7-2多様な主体に支えられた新たな環境ビジネスの創出

  1. リサイクル産業の立地・支援
  2. リユース、リビルト産業の立地
  3. バイオマス産業の振興(ポリ乳酸等の非石油プラスチック製造)
  4. 循環資源情報交流センター設置
  5. 静脈系産業の環境負荷評価の実施
  6. 環境ベンチャーの支援、など

7-3既存産業インフラを活用した環境ビジネスの振興

  1. 大規模製造業の設備を活用した廃棄物の処理、資源化(エコ・コンビナート構想)
  2. 既存工場の副生水素を活用した燃料電池関連の技術開発、社会実験、など 

7-4都市づくりにおける環境技術・環境配慮製品の開発及び積極的利用

  1. 再生品認定制度と公共事業での積極的利用をリンク
  2. 環境配慮製品(エコプロダクツ)の推進、など

7-5環境産業への市民理解の促進

  1. 最終処分場の安定的確保
  2. 静脈産業の施設公開
  3. 優良産廃業者のPR
  4. 市民のための環境産業ツアー、など

原則8:社会経済活動における資源の循環利用に取り組みます

 北九州市は、鉄鋼・窯業・化学工業などのモノづくり産業が集積し、流通・販売など活発な経済活動が展開され、さらにはエコタウン事業をはじめとしたリサイクル産業が数多く立地しています。

 これからは、北九州市が循環型社会となっていくために、これらをより活かし、発展させながら、市民・企業が「もの」の循環は自分から始まるとの認識に立ち、製造、流通、購入、使用、廃棄の各段階を通じて資源の循環利用に取り組みます。

方向性及び取組み

8-1環境配慮経営の促進

  1. 中小企業の環境経営促進(エコアクション、「環境大福帳」活用など)
  2. 大企業の市内事業所単位での環境報告
  3. 事業ごとのライフ・サイクル・アセスメント(LCA)を推進
  4. グリーン企業表彰制度を実施
  5. グリーン産業協議会を設立
  6. 環境分野の特許等の知的財産を保護・支援
  7. 環境相談窓口設置、環境経営サポート事業等の実施
  8. 北九州版の環境投資(エコファンド)創設
  9. 環境指標を作成・公表、など

8-2ものづくりの環境化

  1. 市内の多くの環境配慮技術・製品の発掘とPR
  2. エコプロダクツ推進事業による中小企業支援
  3. 移動・運送手段の転換(モーダルシフト)等による環境負荷低減
  4. 製品のLCA評価の推進
  5. 遊休施設を有効活用した企業の新規立地促進、など

8-3商業・サービス業での環境配慮

  1. エコサービスの認定、支援、普及
  2. 共同配送等による物流効率化
  3. 修繕の達人リストの作成
  4. モーダルシフト、エコドライブ等による環境負荷低減
  5. エコ商品の積極的な販売
  6. 簡易包装、適正冷暖房等の促進
  7. 環境パスポート事業への参加、など

8-4農林水産業での環境・エネルギーの視点付加

  1. ものづくり産業への原料供給(竹炭、バイオマス資源など)
  2. 農林水産廃棄物をバイオマス資源等として有効利用
  3. 農林水産業基盤整備での環境配慮、など

8-5環境に配慮する消費者(グリーンコンシューマー)活動の促進

  1. エコ商品・サービス情報の流通促進
  2. 地域発の再生品購入促進をはじめとしたグリーンコンシューマー運動の展開
  3. 企業によるグリーン調達、など

8-6モノの所有から機能の利用への転換

  1. リース、レンタル事業の振興
  2. メンテナンス産業の再評価
  3. リフォーム産業の振興、など

原則9:環境情報を共有し、発信し、行動します

 北九州には、地域のコミュニティ活動や自然環境の保全活動、モノづくりの経験などを通じ、さまざまな環境情報が蓄積され、NPOなどのネットワーク作りも進められています。環境への積極的な取り組みを進めるためには、情報の共有が不可欠です。

 市民をはじめとするあらゆる主体が、地域活動、都市の魅力、環境技術、環境製品、企業活動など多種多様な情報を自由に共有し、さらにそこから新たな情報や行動を生み出し、発信していきます。

方向性及び取組み

9-1あらゆる主体の情報共有・交流の場づくり

  1. 行政・企業が環境情報をわかりやすく市民に提供
  2. 公開された環境情報交流の場をインターネットを使って形成
  3. 一堂に会して交流できるフォーラムの定期開催
  4. 環境首都こども会議、若者会議、などの創設
  5. 環境首都づくり情報の収集、整理、発信、など

9-2環境自慢(環境ベストプラクティス)1000の発掘と共有

  1. 市民活動、都市施設、産業技術等すべての分野におけるハード、ソフトの「わが街環境自慢」を1000件目標に発掘し、わたしたちの自信と誇りにする「環境自慢1000」づくりと情報発信
  2. 世界一になれるもの探し(夢を共有する)、など

9-3口コミ、ミニコミからIT技術まで幅広い情報媒体の活用

  1. 情報の交流、発信はミニコミ紙やインターネットを上手に使う
  2. 市民の夢、意見、提案の共有のための仕組みづくり
  3. マスメディアを通じた幅広い環境情報の発信、共有
  4. 図書館端末の活用
  5. アピールのための著名人との協力
  6. ステッカーやリボンなどを賛同者が身につけアピール
  7. 自作映画や写真を全国規模で募集、など

9-4環境資産情報を国内外に発信するエコツアーの振興

  1. 環境首都づくり情報の国内外への発信
  2. 多くの環境素材を生かし、市全体を「エコミュージアム」とみなしたエコツアーを実施、など

9-5取り組み、進捗状況の評価と反映

  1. 環境首都づくりに関する取組みや進捗状況の評価、行動原則等への反
  2. 持続可能性に関する評価指標の開発、など

原則10:環境都市モデルを発信し、世界に環を拡げます

 北九州市は、環境に積極的に取り組む街として世界的に知られるようになっています。また、環境国際協力を通じて、アジアを中心とした世界の都市とのネットワークも構築されてきました。

 こららを活かし、市民、NPO、企業、専門家、行政など多様な主体による国内外との交流を通じ、相互に学びあいながら、持続可能な都市づくりにむけた経験を世界の都市と共有していきます。

方向性及び取組み

10-1新しい環境都市モデルづくりとこれを活かした国際協力の推進

  1. 北九州イニシアティブとして認められた経験を生かし、アジアを中心とする諸都市への環境国際協力をこれまで以上に展開
  2. これからの北九州市の取り組みを加えた新しい環境都市モデルづくり
  3. 環境都市モデルの世界に向けた情報発信
  4. 「世界の環境首都」のグランド・デザイン等の英語版の作成と情報発信、など

10-2市民が主体となった草の根国際協力の展開

  1. ひとり一人の市民が主役になった、手づくりの「わくわく国際協力」を展開
  2. 市民海外環境都市視察の実施
  3. 「クリーンな環境のための北九州イニシアティブ」など北九州市の環境モデルを小中学生向けに解説、など

10-3相互交流のための世界的ネットワーク構築

  1. 国内外にネットワークを継続的に構築、活用し、多チャンネルの相互交流を行う
  2. NGOネットワークの形成と発展(アジア女性交流研究フォーラムなど)
  3. 自治体ネットワークの形成(国際環境自治体協議会など)
  4. 世界の環境都市との交流
  5. 国際機関、世界的リーダー等とのネットワーク形成、など

10-4アジアにおける環境ビジネス拠点の形成

  1. 公害克服やエコタウンでの経験をパッケージ化し、ビジネス展開
  2. 国際的な資源循環の中での北九州市の位置の確立
  3. 市内企業・団体による環境ビジネスの海外展開
  4. 東アジア経済交流推進機構における環境プロジェクトの推進、など

10-5環境を目当てにした世界からの訪問者の誘致

  1. 環境への取り組みをセールスポイントとした企業誘致の促進
  2. 環境首都づくりを学び、体験し、交流するエコツアーの振興、など

10-6世界に拡がる「環境のまち北九州」のイメージ

 以上の多種多様なプロジェクトの実行により、北九州市が「環境のまち」として世界に拡がることをめざします

このページの作成者

環境局総務政策部総務課
〒803-8501 北九州市小倉北区城内1番1号
電話:093-582-2173 FAX:093-582-2196

メールを送信(メールフォーム)

このページについてご意見をお聞かせください

お探しの情報は見つかりましたか?

ご注意

  1. こちらはお問い合わせ用のフォームではありません。
    業務に関するお問い合わせやご意見は、「このページの作成者」欄に記載の部署へお願いいたします。
  2. 住所・電話番号など個人情報を含む内容は記入しないでください。