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河川事業

更新日 : 2023年9月1日
ページ番号:000003314

河川整備の方針

近年、都市化により緑地や田畑が減少し、さらに舗装等によりに河川へ一気に流れ込む雨水の量が増加し、これと併せて低平地へ人口・資産が集中することにより、大雨時の浸水被害の危険性が増加しています。
 このような背景から河川の氾濫を防止し、流域の災害に対する安全性を向上させることを基本方針とし、また、河川が都市に残された潤いと安らぎの貴重な自然空間であることを考慮して、景観や生態系の保全等、その周辺の自然環境保全に努め、これらの環境機能と十分調和の取れた河川整備を進めていきます。

本市の河川事業では、治水事業や環境整備事業による整備を行いながら、さまざまな施策による特色ある川づくりを進めています。

河川事業の種類の図
河川事業の種類

都市基盤河川改修事業

 市内を流れる、一、二級河川のうち、まちづくりと一体で行うなど早急に改修する必要のある河川については、河川管理者である福岡県と協議の上、改修事業を実施します。
 また、今後は、改修に併せて流域の土地利用の適正化、保水、遊水機能の確保、保全を図り、流域全体で総合的な治水対策にも取り組んでいきます。

金山川の写真
都市基盤河川改修事業(金山川)
下上津役地下調節池
下上津役地下調節池 流入口(金山川)

準用河川改修事業

準用河川とは、一、二級河川以外の河川で、市民生活と密接な関係にある河川を市長が指定し管理を行っている河川で、本市には24河川あります。このうち浸水被害の発生の可能性の高い河川について昭和50年度から改修事業を行っています。

河川名 改修延長(メートル) 流域面積(平方キロメートル) 計画規模 事業年度
大野川 615 1.6 5分の1 平成元年から
朽網川 565 8.4 10分の1 平成元年から
小熊野川 780 6.3 5分の1 昭和53年から平成11年
東谷川 1,900 8.5 10分の1 昭和51年から平成5年
田原川 580 1.5 5分の1 昭和56年から昭和62年
建郷川 859 1.7 10分の1 平成3年から平成11年
中子川 510 0.8 10分の1 平成4年から平成12年
天籟寺川 1,110 4.7 10分の1 平成6年から平成10年
原田川 580 1.4 5分の1 平成元年から平成9年
天籟寺川の写真
準用河川改修事業(天籟寺川)

流域対策施設整備事業

 昭和58年度に制度化された事業で、都市化の著しい河川流域に対し、治水の安全度を確保するため、住宅開発に伴い配置された暫定調整池や流域に存在する溜池など、治水機能を持つものを恒久調節池として改良し、河川流域における雨水流水抑制を図ることを目的とした事業です。

整備箇所 容量(立方メートル) 池面積(平方キロメートル) 事業年度 調節量(立方メートル毎秒)
黒ヶ畑池 32,350 11,800 昭和61年から昭和63年 16.0
田良原池 30,400 11,000 昭和63年から平成2年 12.5
口無池 6,300 5,000 平成2年から平成4年 1.8
名前谷池 56,000 20,000 平成4年から平成7年 20.0
熊ヶ谷池 15,970 6,560 平成5年から平成9年 7.2
論田下池 5,600 4,170 平成8年から平成13年 2.5
西山池 9,280 9,000 平成13年から平成18年 5.8
西山池の写真
流域対策施設整備事業(西山池)

雨水貯留事業

昭和53年度に制度化された事業で準用河川改修事業の内、都市河川に係るもので、治水計画上、河道改修よりも調整池方式が適切なものに対して、雨水貯留施設の整備を行うものです。

河川名 池名 容量(立方メートル) 池面積(平方メートル) 事業年度 調節量(立方メートル毎秒)
熊本川 熊本池 41,000 21,000 昭和54年から昭和56年 14.0
小熊野川 小熊野池 50,440 12,190 昭和62年から平成元年 9.3
羽山川 小森江池 54,000 11,490 平成3年から平成10年 10.0
小森江池の写真
雨水貯留事業(小森江池)

河川環境整備事業

昭和44年度に制度化された事業で、清浄な流水の確保を図るため、汚泥の浚渫、浄化用水の導入により水質浄化を行う「河川浄化事業」と、親水性や生態系に配慮した、潤いとふれあいのある水辺空間の整備を行う「河道整備事業」でした。
その後、平成7年度には、過去の河川改修事業等で自然環境が改変されてしまった河川について、良好な河川生態系の回復を図る事業を行う「河川再生事業」が加わり、広く河川環境の整備を行う事業です。

板櫃川の写真
河川環境整備事業(河道整備事業)(板櫃川)

社会資本総合整備計画

 社会資本整備総合交付金は、平成22年度に国土交通省所管の地方公共団体向け個別補助金を一つの交付金に一括し、地方公共団体にとって自由度が高く、創意工夫を生かせる総合的な交付金として創設されました。
 この交付金は、活力創出、水の安全・安心、市街地整備、住宅支援といった政策目的を実現するため、地方公共団体が作成した社会資本総合整備計画に基づき、目標実現のための基幹的な社会資本整備事業のほか、関連する社会資本整備等を総合的かつ一体的に支援しています。

北九州市小倉都心部における浸水対策の推進(防災・安全)緊急対策

・計画期間:平成27年度から平成31年度

(整備計画)北九州市小倉都心部における浸水対策の推進(防災・安全)緊急対策(PDF形式:337KB)
(事前評価)北九州市小倉都心部における浸水対策の推進(防災・安全)緊急対策(PDF形式:27KB)

(事後評価)北九州市小倉都心部における浸水対策の推進(防災・安全)緊急対策(PDF形式:272KB)

 

市民の安全と安心を守る流域と一体となった浸水対策の推進(防災・安全)

・計画期間:令和2年度から令和6年度

(整備計画)市民の安全と安心を守る流域と一体となった浸水対策の推進(防災・安全)(PDF形式:829KB)
(事前評価)市民の安全と安心を守る流域と一体となった浸水対策の推進(防災・安全)(PDF形式:4KB)

・計画期間:平成27年度から平成31年度

(整備計画)市民の安全と安心を守る流域と一体となった浸水対策の推進(防災・安全)(PDF形式:1,867KB)
(事前評価)市民の安全と安心を守る流域と一体となった浸水対策の推進(防災・安全)(PDF形式:26KB)

(事後評価)市民の安全と安心を守る流域と一体となった浸水対策の推進(防災・安全)(PDF形式:285KB)

・計画期間:平成22年度から平成26年度

(整備計画)市民の安全と安心を守る流域と一体となった浸水対策の推進(PDF形式:355KB)
(事前評価)市民の安全と安心を守る流域と一体となった浸水対策の推進(PDF形式:26KB)

(事後評価)市民の安全と安心を守る流域と一体となった浸水対策の推進(PDF形式:444KB)

北九州市における身近に自然を感じる河川環境整備の推進

・計画期間:平成27年度から平成31年度

(整備計画)北九州市における身近に自然を感じる河川環境整備の推進(PDF形式:300KB)
(事前評価)北九州市における身近に自然を感じる河川環境整備の推進(PDF形式:26KB)

(事後評価)北九州市における身近に自然を感じる河川環境整備の推進(PDF形式:230KB)

・計画期間:平成25年度から平成26年度

(整備計画)北九州市における身近に自然を感じる河川環境整備の推進(PDF形式:315KB)
(事前評価)北九州市における身近に自然を感じる河川環境整備の推進(PDF形式:26KB)

(事後評価)北九州市における身近に自然を感じる河川環境整備の推進(PDF形式:392KB)

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このページの作成者

都市整備局河川公園部水環境課
〒803-8501 北九州市小倉北区城内1番1号
電話:093-582-2491 FAX:093-561-5758

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