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【発表案件なし】

平成27年8月26日(水曜日)市長記者会見
【発表案件なし】

発表項目

なし

月日:2015年8月26日
場所:北九州市役所
出席者 北九州市長

会見の動画(YouTube)

市長
 最初に台風15号に関係いたしまして、ご報告とまた事務処理のミステイクがございました。お詫びを申し上げたいと思っております。今回の台風によりまして被害に遭われた方々に対し、お見舞いを申し上げたいと思います。
 昨晩、それまでの情報をご報告をさせていただいておりますが、門司区の避難準備情報の発令にあたりまして、5つの小学校校区に避難(準備)情報が配信されないというミスが発生をいたしました。この点につきましては人命に関わる重要な事務でありまして、直ちに再発防止対策を講じ徹底すること、また職員の訓練・研修を徹底することを厳命しております。
 市長といたしましても、この間、事務処理のミス・不祥事などが相次いだこともありまして、今回人命に関わる重大なミスでございますので事態を重く受け止め、本日三役会議が開催されますけれどもその席におきましても、この機会に事務処理の徹底した改善、そして綱紀の粛正を厳命をする所存でございます。市民の皆さま方に、この一件につきまして大変ご心痛をおかけしましたことを深くお詫びを申し上げたいと思います。
 さて、台風の接近に伴いまして市内には土砂災害警戒情報また記録的短時間大雨情報が発表されるなど、近年まれに見る台風の災害となりました。被害の通報件数などは昨日までに1,400件を超えておりまして、重傷者が発生したという報告は今のところありませんが、人的被害につきましては全て軽傷9件9人という報告を受けております。被害状況の全容につきましては、現在なお調査集計中でございます。集計の都度、皆さま方にご報告をさせていただきます。八幡東区の河内三丁目におきましては、高さ約100メートル・幅約50メートルにわたって土砂が崩れました。樹木が道路をふさぐといった事案が発生しております。
 今回の災害では前日夜から市警戒本部を立ち上げ、台風の接近に伴いまして順次早めの防災指令の発令及び避難勧告などの発令を行いました。避難勧告などの発令につきましては、緊急速報メールや障害者向けFAXを積極的に活用するなど、昨年の広島市の豪雨災害の教訓も踏まえた対応を行いました。
 今後、秋の本格的な台風シーズンを迎えるわけです。万全の態勢をもって市民の皆さまの安全・安心に努めてまいりたいとこのように考えております。それでは、皆さまのご質問にお答えをいたします。

記者
 すみません、幹事社から1点質問させていただきます。台風の関係で、昨晩の門司区の避難準備情報が漏れたという件なのですけれども、昨晩の発表ではですね、担当者間では「失念した、忘れた」といった説明をされてたのですけれども、改めて今回の事態が起きたことに対してですね、どういうことが一番の原因だったか。また、再発防止に何が重要であるかというご見解をお願いします。

市長
 報告を聞いておりまして、最初の門司区役所のほうからですね、地域の情報を把握いたしまして本庁に、危機管理室に(情報を)あげていくわけでありますがその最初の段階でですね、5つの校区も含めてですね、この避難(準備)情報を配信するという地域であったと承知していたと思います。ただその報告書を送る段階におきまして、極めて初歩的なミスを犯して5つの校区が抜け落ちていたということです。それを受け取った危機管理室のほうは作業を進めていくわけでありますが途中でですね、門司区の5つの校区が抜け落ちていることに気が付いた模様であります。その時点におきまして注意を喚起をして善処をするということに、すぐにリカバリーをしなきゃいけないわけでございますが、そこが事務連絡を門司区役所と危機管理室のほうでどのように行ったのか、詳細にはまだ全容を把握しておりませんけれども、一種のもたれあいのようなことがあったのかもしれません。いずれにしても途中で5つの校区が抜け落ちているということは、市役所としては認識をしていたわけでございますが、それを是正するための具体的な措置をしていないということであります。
 この経緯を振り返りまして、まず現場の門司区役所において1人の職員がその事務を行っていたかどうかでありますがそうではなくて、数は少ないとは言ってもチームを組んでこの災害対応をしているわけでございまして、複数のスタッフでその初歩的なミスを見抜けなかったということ。そして本庁の危機管理室がそのことに気付いてですね、是正をするということでございますが、その頃になりますと市内から相当程度のいろんな被害や問い合わせの情報などもたくさんあったと思います。その中でですね、おそらく門司区役所のほうから改めてですね、5つの校区も含めた対応について報告があるのを待っていたのかもしれません。本当に返す返すも遺憾な状況でございます。
 そういうことで、複数の部署・複数のスタッフが関わっていたにもかかわらず、人命に関わるという重要な事務についてこのようなミスが出たということは極めて遺憾に思っております。この事務的なミスというのはこれまでもさまざまな形態で明るみに出まして、その都度事態を重く受け止め、関係部署に対して事務処理改善の徹底を促してきたわけでございますが、今回防災対応・人命に関わるという案件だけに看過し得ぬ状況に至ったと市長としても大変申し訳なく思っております。
 どのような対処方針を新たに講じることができるかでありますが、とにかくこの段階でしっかりと反省をし、教訓を共有いたしましてですね、このようなミスを、再発がないように徹底したいと思っております。大変申し訳なく思っております。

記者
 幹事社からは以上になります。各社質問ありましたらお願いします。

記者
 はい、すみません。再発防止策ということできちんと分析をして、そして長期的に見て改善すべきことっていうのは当然あってそれは検討するべきだと思うのですけど、今は台風シーズンだということもありますので長期的な改善策の検討とは別にですね、当面こうすれば防げるのではないかみたいなことの検討が必要かと思うのですけれども、その辺は具体的に決めてることがあるのでしょうか。もしくは今日決めてないとしたら、どれぐらいのタイムスパンで当面のことを決めようと思ってらっしゃるのでしょうか。

市長
 これまでも台風をはじめとしてさまざまな防災対応で市の職員はですね、一生懸命取り組んできたと思います。今回このような初歩的なミスをダブルチェックの体制がありながら見逃してしまったということは、多くの関係者によれば信じられないミスだというふうにみんな大変残念に思っております。
 そういった意味では今回の事案固有のですね、改善策というのはこれはもう公務員としてきちんと対応していれば、複数のスタッフでやっているわけですし、しかもダブル機関でチェックしているわけですから当然防げるはずでございまして。そういった意味では事が事だけにですね、これを機会になぜさまざまな案件で不祥事やミステイクというものが続発するのかというその根本的な問題ではないかと思います。従いまして当面のこの防災対応についてはですね、関係職員に徹底をするということでありますけれども、それだけでは済まされないのではないかと市長としても大変遺憾に思っております。2段階に分けて対応したいと思います。

記者
 長期的なところはまさに今言われたとおりだと思うのですけど、短期的な部分がいわゆる「連絡しなければいけないことがミスで伝わらなかった」、それから「伝わったのにもう1回確認できなかった」ということですから、そうは言いながら人間のやることなのでそういうミスが起き得るから起きてると思うので、そこをどうチェックすれば当面今回と同じことだけは起きなくなるみたいなことっていうのを、何か早急にやらないといけないのじゃないかと思うのですけども。

市長
 今回の類型と言いますか今回のミステイクというのはですね、どの職員に聞いてもですね、考えられない、信じられない出来事とたぶん受け止めていると思います。誰もがきちんと気を付けていれば当然そのようなミスは回避できたはずでありまして。市長にとりましては現場の区役所も大変であると思いますが、本庁のほうで危機管理の防災対応の本部があるわけでございますから、そこで気が付いていたわけですから、きちんとした連絡網体制というものが十分であれば当然途中でですね、その箇所が是正できたはずでございます。
 そういった意味では現場職員のですね、この事務処理の改善の徹底ということと併せまして、災害があり得る時というのは現場も本庁も大変でございますから、そのような状況においてもきちんとした現場区役所と危機管理室、消防を中心とする災害本部との実務的な連絡網の徹底というこのほころびと言いますか、不備があったことに今回なるわけですから、そこを早急にですね、しっかりと分析をして今後そういうことがないように努めたいと思っております。

記者
 各社、よろしいでしょうか。他の質問でも構いません。

記者
 他の質問なら・・。

記者
 台風関係以外で質問ありましたらお願いします。

記者
 すみません、他の件でということなので。今回人事であがってましたけれども、昨日9月1日付の人事を発令(正しくは「内示」)というか出されましたよね。1つは移住定着の推進に向けた人事、それからもう1つは小倉城及び皿倉山のですね、拠点開発とかに関する人事だと思いますがその辺の狙いについて市長として一言いただけませんでしょうか。

市長
 はい。まず今年度に入りまして政府はこれからの地方創生の大きな課題の1つとして、アクティブシニアの地方移住というテーマを強調するようになったと思います。この方向性をめぐっては各界でさまざまな議論が続いているところでございますが、本市としましてはこのアクティブシニアがご縁があれば、また多くの方は故郷に戻りたいという希望の方も少なくないと聞いておりますので、首都圏などでそういう方が地方に元気なうちに戻ってきて、できれば経験を活かしたいい仕事に就いて一花咲かせていただくと。そういう生き方を支援するというのはアメリカでも成功しておりますし、日本でも大きな課題だとポジティブに捉えまして、北九州市としましても地方創生の柱の1つとして日本版のCCRCのモデルをこの大都市区で築いていければと。こういうことで勉強を重ねてきたところでございます。
 その中でこれに本格的に取り組んでいくためにチームを補強いたしまして、すでにさまざまな地方都市におきましてアクティブシニアの方が元気に地方で頑張る、そのためのいろんなサポートということについては、アメリカの事例はもとより国内においても議論の段階が多いかもしれませんがさまざまな取り組みもあります。学者の間のさまざまな議論というのはかなり進んでおりますので、そういったものを情報をいち早くキャッチをして政策にし、それを北九州(市)のポリシーに仕上げてですね、いずれ政府が日本版CCRCのモデルを募集するような時があるかもしれません。そういった時にいち早く市としても取り組んでいきたい、その準備に入るという意味でございます。
 もう1つは、1年前からの政府提案が実りまして北九州市では初めて先進国の閣僚クラスが集結をするサミット関連の大臣会合が開かれることになりました。また興業はなかなか難しいとも言われた北九州(市)でありますが、アジアでも最も有名なファッションショー「東京ガールズコレクション」が北九州(市)で開催をされるということで、これまでも観光などに力を入れてきたところでございますがこの機会にですね、人が集まりそして快適に過ごせる。そうした観光やさまざまなそういうサービス部門の充実に向けてですね、これが地方創生の新しい目標になるということであります。まずは都心部におきまして、小倉城を散策されるビジターの方は大変多いわけでございますから、こうしたところを含めてですね、工業都市というイメージは今でも強く持たれていますが、同時に環境都市であり観光都市であると。人と企業がにぎわうまちへ向けて、これから力強く歩んで行かねばならない。そういう思いで地方創生を考えているところであります。その中のブレーン集団として、今ご指摘のあったような部署というのは極めて重要だと考えました。

記者
 はい、ありがとうございます。あとその関連でですね、皿倉山の拠点化というのは市長としてはあそこをどういうふうにしたいみたいな思いがあるのでしょうか。

市長
 皿倉山は夜景の点で非常に高い評価をいただいているわけですが、麓のほうに行く途中に藤園というところもあります。河内方面は非常に自然の豊かなところでございますし、また洞海(湾)のほうに下りますとそこにはまずスマートシティ、水素タウンというG7(エネルギー大臣)会合が開かれるきっかけとなったモデル地域が開け、その一角にこのユネスコの世界文化遺産の登録があったわけであります。そしてこの地域はさまざまな知の拠点というものがございますし、またロボット村のオープンによりましてこの辺一帯がですね、内外から多くのお客さまを呼び込めるですね、大変魅力的な地域へと今新しい扉を開いたところでございます。そういった麓における魅力を考えますと、皿倉山一帯というのは本市における観光・にぎわいの大きな拠点として改めて強く位置付けてですね、それに必要な対応を考える必要があると思っております。

記者
 ありがとうございました。

記者
 他、各社ございませんでしょうか。

記者
 すみません。今度の補正予算のことなのですが、世界文化遺産関係の予算が付いてましたけれど、今後12月以降にまたさらに追加して魅力を高めるような取り組みを考えてるのでしょうか。

市長
 はい。お客さまはどんどん来られますしですね、やはりさまざまなイベントなどに多くのビジターが来られるわけでありますが、やはりG7(エネルギー大臣)の会合の前後にですね、改めてこの北九州(市)の八幡地域の魅力というものは発信されていくと思います。そういう中でユネスコの世界文化遺産の登録っていうのは大変大きな弾みになるわけでございますが、他の多くの遺産と違いまして稼働中の工場の中に、しかも一部は稼働しているわけでございますので、自由に参加のできるという状況にはないわけです。その点ハンディを背負うわけでございますけれども、所有企業のご理解をいただいてバスツアーでありますとか、眺望(スペース)からの写真撮影だとかいろんなことをやっておりますが、やはり外国の世界文化遺産あるいは日本における産業遺産の例を見ましてもですね、やはり来られた方が非常に感動をしてですね、やはり口コミで伝わっていくという世界があると思います。
 そういった意味ではよりビジュアルでですね、より丁寧にうまく説明をする機材というものがありませんと、自由に出入りをしてですね、その滞在を楽しむというところではございません、工場の中ですので。そういった意味ではプロモーションのためのですね、工夫というのが相当に必要になるというふうに当初から考えておりました。そのための準備をするわけでございますが、とにかく時間がかかりますのですぐにスタートするものはそういうところであります。と同時にですね、これからの保全整備にあたりましてはお金もかかります。現在、国・県・所有企業また基礎自治体におきまして、どのようにこの保全をしていくかということにつきましては、お話し合いは続けておりますけれどもまだ具体的なところまでは煮詰まっておりません。これは国の方針もあるでしょうし、県庁とも協議をしていかねばなりません。従いまして本格的な保全ということになりますと、その辺の予算の確保という課題がございますので、多少それは時間がずれ込む。しかしそれを待っていたのではですね、お客さまはどんどん来られて間に合いませんので、とりあえず補正予算ができるところからということです。そしてお話し合いが整っていく状況に応じてですね、今後追加でより魅力的なPRにつながるように一層の努力を続けたいと思っております。

記者
 他ございませんでしょうか。ありがとうございました。

市長
 はい、ありがとうございました。

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広報室報道課
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