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【発表案件】
●北九州ポップカルチャーフェスティバル2015の開催について

平成27年11月4日(水曜日)市長記者会見
【発表案件】
●北九州ポップカルチャーフェスティバル2015の開催について

発表項目

(1)北九州ポップカルチャーフェスティバル2015の開催について(PDF:687KB)

月日:2015年11月4日
場所:北九州市役所
出席者 北九州市長

会見の動画(YouTube)

市長
 それでは1点報告いたしまして、後ほどご質問を承ります。
 今日は、北九州市のポップカルチャーフェスティバル2015のご案内でございます。今月28、29日に開催予定でございます。都心集客アクションプランというのをすでに策定いたしておりますが、それに基づきまして昨年度からあるあるcityとタイアップいたしまして、JR小倉駅新幹線口エリアで開催しているものです。九州最大のポップカルチャーイベントであります。今回、本年度の開催につきましてイベントの内容がほぼ出揃いました。ポスターがこのように完成をいたしましたので、披露させていただくものであります。
 目玉となりますのは、今年の青森ねぶたでも話題となりました、「ラブライブ!ねぶた」の九州初上陸であります。イベントのオープニングセレモニーとして、ねぶたの点灯式を28日の13時から西日本総合展示場新館で行う予定であります。また、毎年夏に名古屋市で世界コスプレサミットが開催されておりますが、これの九州予選も初開催されます。数組のコスプレイヤーが東京での国内決勝を目指しまして、ステージでパフォーマンスを披露する予定でございます。さらに昨年大好評でありました実写映画パトレイバーに登場しました実物大のロボット「イングラム」の再登場も決定しております。
 また今年は小倉駅の南のほうの、南部エリアとも連携しまして、都心全体で盛り上げる目標にしております。リバーウォークのT・ジョイとコラボをいたしました「ラブライブ!」映画の期間限定上映、また地元のアニメ団体とタイアップしたコスプレパーティなども行われます。他にも仮面ライダーやプリキュアショーなど、ファミリーが楽しんでいただける催しも盛りだくさんであります。昨年度から大きくパワーアップしていると思います。ぜひ市内外から多くの皆さまにお越しいただき、楽しんでいただければと思います。
 今年は特に10月の東京ガールズコレクションの初開催を通じまして、まちに女性や若者がワクワクするような、これまでにないにぎわいが創出されつつあると感じております。北九州ポップカルチャーフェスティバルも、このような本市の新たな取り組みの一環であります。再来年3月の北九州スタジアムのオープンを見据えまして、本市を大いに盛り上げていきたいと考えております。それでは、ご質問を承ります。

記者
 幹事社です。よろしくお願いします。先日亡くなられました佐木隆三さんに関してなのですが、市としてお別れの会などを予定されているのかどうかということと、市長の個人的な何か思い出がもしありましたらその2点についてお願いします。

市長
 先日、ご遺族による密葬が行われたということであります。今後ですね、どのようにお別れの会と言いますか、しのぶ会と申しますか、それをどう企画するかというのはご遺族のお気持ちもありますし、そして著名な作家の場合、出版社などメディアも企画する場合もあるということでございますのでその辺の状況を見ながらですね、そういう会を行うとなれば市立文学館はもとよりでございますが、市としてもできる限りのバックアップをさせていただきたいとこう思っております。現時点におきましては未定でございます。
 私も個人的に大変お世話になっておりまして、市立文学館の初代館長として活躍されたこともありますが、北九州市は文学者・作家を多数輩出した地域でございまして、その中で自分史文学賞というのを提唱され、そしてその審査員として日本におけるこの文壇において、自分史文学という地位を揺るぎないものに築き上げたという功労があると思います。
 そしてご自身のポリシーでございます、詳しく実際に調べ上げることによってその事実をもとにこのリアリティに迫ると言いますか、そのノンフィクションの文筆家、作家としてのポリシーというのは非常に一貫して研ぎ澄まされたものがあったと思います。そこで子どもノンフィクション文学賞というものを市立文学館で行っておりますけれども、そこの審査員もお務めいただきました。イマジネーションも大事でありますし、いわゆる小説として、想像の産物としての文化というものはあるにせよ、やはりノンフィクションと言いますか、そういう佐木先生のポリシーというのは実に一貫していたと思います。
 平成11年になりますか、東京から居を北九州(市)に移されましてここで地元の文学振興、文化振興のために大いにご活躍をいただきました。昨今の地方創生でアクティブシニアの地方Uターンという話は話題になりますけれども知識人としてですね、まさにその先駆的な生き方をされた方だと思います。本当に北九州(市)の文学振興、そして文化の発展のために多大なるご貢献をいただいたと心から感謝をしております。それだけに、78歳というのはあまりの若さでございますので大変残念に思います。
 私も「明るい農村」とかですね、焼酎を一緒に飲む間柄でございました。いつも楽しく愉快にお酒を召し上がる方でございました。そして大いに夢を語りまた文学を語るという文学青年のような、歳を取られてもですね、そのイメージが自分の中にいっぱい残っております。例えば杉田久女という女性の俳人がおりますが、何でも最近の俳句ファンの中では男性を入れても日本のトップテン、女性ではダントツに人気のある俳人ということになっているようでございますが、まさに小倉で活躍をした女性俳人がいます。彼女の映画ができておりまして、それを栗原小巻さんのデビュー作品でそれがテレビで報道されたことが過去ございます。しかしその台本たるや、久女に対する偏見というものがベースになっているのではないかという思いがされておりまして、杉田久女さんについては若い作家の駆け出しの頃に、ご本人の言葉によりますと、そうした久女をあまり評価をしない立場からの原稿を書いてお手伝いをしたこともあるということもあって、ご自身はその文庫本の中でそのことを気持ちの一端を述べておられますけれども、やはり久女というのはやっぱり素晴らしいアーティストであった、ということで私と意見が全く同じでございます。でき得ることならば、栗原小巻さんに今度は久女自身を演じてもらいたいなというのが、「明るい農村」を飲みながらいつもそのことを語っておりました。私も時折、演劇でお帰りになる栗原さんにそのことをお願いしておりましたけれどもその夢が実現できないままに逝かれたこと、大変寂しく思います。ご本人もいろいろとやり残した仕事がいっぱいあったのではないかと思います。
 それを思いますと感無量でございますが、私どもとしましてはこの文学館を基盤として、地元文学の作家の顕彰のために体を張って活躍いただいたそのご遺志をしっかりと継いでですね、今後とも文学の街・北九州(市)の創造と発信に全力を尽くしてまいりたいと改めてそのように感じております。

記者
 ありがとうございました。各社さんお願いします。

記者
 すみません。報告事項にちょっと戻ってですね、北九州ポップカルチャーフェスティバルはちょっと確認ですが、昨年の動員がどれぐらいで、今年の動員の目標なり見込みなりというのはどれぐらいの人数なのでしょうか。

市長
 昨年は17万人という報告を聞いておりましたが。

担当者
 MICE推進課でございます。昨年度17万人を動員しております、と発表させていただいております。今年度はそれ以上を目指すということで、頑張ってまいりたいと思います。以上です。

記者
 目玉と言っていたものでいうと「イングラム」は昨年もあって、今年はそれプラスこの「ラブライブ!ねぶた」が加わるということですかね、目玉というのは。それとも、去年に比べてずいぶん・・

市長
 「イングラム」は予想どおりですね、大変寒い中だったのですけれども、吹きさらしの海岸沿いの会場だったと思いますが、たくさんの方がお集まりになりまして、もしまたぜひという声がたくさんあったということもありまして、これも昨年に続くものではありますけれども目玉の1つでありますが、新たなものとしてはやはりアイドルの「ラブライブ!」の九州初上陸であります。
 そして昨今ハロウィンっていうのが話題でありますが、コスプレにつきましても北九州(市)で若い方々を中心にイベントは年々盛んになっておりまして。名古屋で行っているオールジャパンの大会をすぐに誘致はまだできませんが、この九州の予選の決勝戦を誘致するということでございますのでそうしたコスプレイヤーを見に来ようということでたくさんの方にまたお集まりいただけるのではないか期待しております。

記者
 何組ぐらい出場されるのですか。

担当者
 昨日締め切りになってまだ未確認でございますが、大体5組程度になると。出場されるのはですね。

記者
 5組。

担当者
 はい。

市長
 この名古屋市の世界コスプレサミットっていうのはまだ一度も見たことはないのですけども、何でも世界最大のコスプレイベントだということでありましてその日本代表を選考する過程があるわけですが、その九州予選を初開催ということでコスプレやハロウィンにつきましては若い方々が大変関心をお持ちでございますし、この間私ちょっと私用で渋谷のほうでたくさんの方で賑わっている状況を見ました。

記者
 ハロウィンの時ですか。

市長
 すごいですね、若い世代の間には世界的に大変ファッショナブルなイベントで関心を持たれておりますので、そういう新たな趣向も加わったということも聞いております。

記者
 入場料は、大部分は無料ということでよろしいのでしょうか。

担当者
 はい、基本的に無料でございます。一部有料のイベントもあるのですけども、ここに書かれている展示等はですね、全て無料のイベントとなります。

記者
 映画の上映とか、コスプレイベントとかが一部有料ということでしょうか。

担当者
 はい。コスプレの更衣室を借りるのに有料になったりとかですね、あと(小倉駅)南側での限定の映画の上映は一部有料となっております。

市長
 先ほど「ラブライブ!」のお話をしましたがもう1つ新しいということでは、総合展示場の新館におきましてアニメと伝統画の琳派のコラボといたしまして、「琳派オマージュ展」というのを展示を行うことにいたしております。これもパワーアップした新しい趣向でございます。

記者
 すみません。「琳派オマージュ」って、琳派の作品とどう関わるのでしょうか。

担当者
 はい。もともと琳派は桃山時代後期から近代にかけて尾形光琳さんを主とした画法でございますが、アニメのキャラクターをですね、現代の琳派の絵を描かれる方がアニメのキャラクターをその琳派の絵の中に入れてですね、現代風にアレンジしたそういう巻物とかですね、絵が当日展示される予定でございます。

記者
 ここ(配付資料)に出てるのが、その1つなわけですよね。

担当者
 はい、になります。

記者
 このいかにもアニメチックな女性以外は、もともと琳派の・・

担当者
 琳派の画風、はい。

記者
 本邦初公開のようなものもあるのですか。

担当者
 基本的に初公開というと、世界コスプレサミットの九州予選が・・

記者
 ごめんなさい、今の「琳派オマージュ展」で言うと。

担当者
 「琳派オマージュ展」は、京都で一度やっております。九州に初上陸ということです。

記者
 9体揃うのはいつ以来とかって確か言ってましたよね。このねぶたが9体全部揃うのは・・

担当者
 青森のほうで揃って、青森のねぶたでは運行したのですけども、そのあと京都のほうでも展示をしてるのですが京都の時は1基というか、1年生・2年生・3年生ということで3体ずつ分かれてるのですが、合計9人のアイドルなのですが、その1体だけが京都に遠征しておりますので、青森以降は九州では9人全員が揃うということになっております。

記者
 すみません、よろしいですか。コスプレサミットはですね、将来的にはその本大会も誘致したいというようなお気持ちはあるのでしょうか。

市長
 一つ一つ実績を積み重ねていくことが当面大事だと思います。ただ夢は大きく持って、そして1年半後には日本ではおそらく最も便利のいいところに1万5,000人の観客席、芝生を入れるともっとたくさんの方が集まれるそのスタジアムがオープンをいたしますので、若い世代を含めてたくさんの方々が楽しく集うそのインフラというものが整いますので、そうしたことも考えながら着実にその輪を広げていきたい。ポップカルチャーの聖地という言葉を関係の多くの方々が時々口にされるようになりました。そういった意味で、北九州(市)らしい若者文化というものを創造していくためにこのコスプレというイベントについても視野に入れていきたいと思います。

記者
 はい。それと繰り返しになって恐縮ですけれども今おっしゃったこととですね、先ほどおっしゃられたようにあのガールズコレクション、それからスタジアム等々も含めてさらに盛り上げたいということですが、一時期事件の関係でイメージが悪化して今それを回復する絶好のチャンスだというふうに思うのですけれども、改めてその考えとか意気込みを教えていただければなと思います。

市長
 はい。やはり人口減がずっと続いている、政令市の中でも高齢化が一番早いというそういう重い課題を背負ってきたわけでございますが、その時にビジターや企業がより集まるということがまちの活性化に不可欠であります。
 そうした意味ではですね、大変シリアスなブレーキにもなっていた課題がですね、大きく状況が改善をされたということは願ってもないことでありましてこの機会にですね、たくさんの方が集まれるような楽しいイベントをですね、着実に成功させていきたいと。これによってまちのイメージもだいぶ変わってまいりますし、やはり工業都市という勤勉に働く製造業のまちというイメージは非常に強いと思います。それはJRで来られた方にとっては最初の目に入る視界がですね、工場街でございます。道路で、高速で車で来られる方はですね、山ありあるいはいろんなさまざまな自然ありでまた違ったイメージだと思うのですけど、一般的にはやっぱり来られてない方には工業都市のイメージが強いと思います。
 でもやっぱり文学者、作家、漫画家に見られるようにたくさんの文化というものが息づいておりますし、そしてまた自然も多いし食べるものは多いし本来ならばビジターインダストリー、あるいは観光業というのは栄えてしかるべきところでございます。そういった意味では私どもエコツアーでありますとか、あるいは産業観光といったところに注目をして努力を続けてきているのですが、ここに来てこの安全なまちというイメージについてもずいぶん変わったと思いますね、まちのイメージが。
 そういった意味では絶好の追い風になったと判断をしておりまして、東京ガールズコレクションを成功できましたのもその1つの大きなステップだと思いますし着実にそれを広げていきたい、拡大していきたい。絶好のチャンスであり、追い風だと思います。そのことがやっぱり人と企業が集まってまちが活性化をする、人口減に歯止めをかける、社会動態をあともう少しのところでプラスにできるということでありますので、そういうことにつなげていきたいと。とりわけそのためには、女性や若者がこの北九州(市)に定着をするということが大事なテーマでありますので、そうした意味でもポップカルチャーというのは大きな効果があると期待しております。

記者
 すみません。ポップカルチャーフェスティバルからは外れるのですけれど、まちのイメージというところで質問したいと思います。今議会の委員会でですね、審議されてる陳情の中に成人式の件が1件挙がってまして、端的に言うとその成人式が、年々服装が過激にエスカレートしていくのがテレビで放映されるのは恥ずかしいと。市が何とかしてくれという市民からの陳情なのですけれど、それについて文化と見るのかイメージと見るのか市長のお考えを伺いたいのと、またその次(来年)1月にありますけれどそこで何らかのお考えがあるかお聞かせください。

市長
 議会でも指摘されたこともありますし、やはりテレビの映像というのは多くの方々にインパクトが大変強くありますので、そうしたことを通じて果たして北九州(市)の成人祭(正しくは「成人式」)としてどうなのかという問題提起はこれまでもしばしば受けております。私どもそういう奇抜と言いますか派手と言いますか、そういう衣装で登場する皆さん方もですね、ずいぶん費用もかかっているのではないかと思います。そしてやっぱり一生に1回の二十歳を祝う会ということで、お小遣いを貯めて、あるいは働いてそして自分なりのやっぱり魅力と言いますか、一生に1回の二十歳にぜひ着てみたいと。あるいはそういうファッションで行ってみたいという気持ちで参加されているのだろうと思います。つまりそこには、そうした方々の思いというものがあるのだろうと思います。
 と同時にですね、そのようにテレビの映像からするとですね、かなり派手なファッションに見えますけれども、現実にその会場に来られますと中でおとなしくされてるかどうかは分かりませんが、やっぱり二十歳の青年にふさわしいその社会的規範と言いますか、人に迷惑をかけているわけでもないと聞いておりますので、そういう状況であるということがまず1つあります。
 ただ一方におきまして、やはり成人をみんなでお祝いするということには社会的に多くの方々が注目をし、また多くの方々がお祝いに駆け付けている席でございますので、その主人公はそうした派手な衣装をされる方も含めた若者でございますのでその式典にはですね、しっかりとご参加をしてほしいなとこう願っております。会場の外におきましては、その社会的規範ということは別に問題があるというように自分は聞いておりませんので、それはそれとして1つの文化なのかもしれません。
 ただこれは議会にもあるいは市民各界にもいろんなご意見がありますので、どういうふうにすれば本当に心に残る印象的ないい成人祭(正しくは「成人式」)でお祝いをしてあげることができるかというのは大事なテーマでございますので、またこれからもいろんなご意見を聞いて考えていきたいと思っています。

記者
 ありがとうございます。

記者
 すみません、北九州市が進めてるいわゆる環境ビジネスについてちょっとお伺いしたいのですけれども。先日ベトナムのハイフォンで浄水器関係の合弁会社の設立を公表されたわけですけれども改めてですね、北九州市がこうした環境ビジネスに取り組む狙いとか意義のようなものをちょっとお聞かせいただきたいのですけれども。

市長
 いわゆる環境ビジネス、その中でも話題の多いこの水ビジネスもそうなのですが、昔から国民各界に話題になっていたのではないように思うのですね。国の新しい成長戦略というものが数年前に打ちだされていく中で、生活インフラの輸出、あるいは上下水道をはじめとする技術を移転して、それが1つの我が国のそうした分野の成長につながるという、そういう問題提起があったように自分としてはですね、比較的新しいテーマではないかと思います。
 それだけに、これまではODAをはじめとしていわゆる海外への貢献、技術協力という世界が舞台ではなかったのかなと。ただこのODAにしましても、JICAとコラボでいろいろとするにしましてもだんだん相手の国がですね、経済力を付けてきたと。非常に力をさらに経済力を増しつつあるという状況の中で、また一方の日本における財政力にいろいろと陰りが見られる中で、やはり今までのような海外援助というこういうポリシーではなかなか持続が難しくなってきているように思います。
 そういう中にあってですね、フランスにしろ中国、韓国にしろ、むしろこういう生活インフラの世界で積極的に技術を売り込む、ビジネスしようという動きも先行していた感もあったように思います。そういう中で数年前、日本政府としてもこれからの日本全体の成長戦略の中にそういった環境ビジネスというものを強く意識するようになったのではないかということです。
 私どもの都市は昔から、30年ぐらい前からずっと技術協力をやっておりましてだんだん相手の力も付けてきております。相手の都市のほうから上下水道の発注が今後出てくるというそういった可能性も把握しておりまして、これをぜひビジネスにして持続可能なものにできないかという、これは地元の経済界からも要望が挙がってきていたことです。中央における新成長戦略、地元におけるエコビジネスへの支援。こういったものの中で、私ども取り組んでまいりました。言ってみるとですね、フランスは早くから世界に出ておりますし韓国にしても中国にしても、アジア都市においてそれぞれの技術の売り込みに一生懸命だと思います。ライバルのようになってると。ただ技術力そのものは日本が抜群に優れていますし、それからアフターサービスも含めてメンテも含めて非常にフレンドリーな信頼関係を築いているのも日本の各都市だと思います。
 そういった意味ではですね、国の成長戦略に明記されているように私どももその先頭に立ってですね、ぜひ相手の都市からも喜ばれる。そして持続可能なビジネスへ少しずつ進化している。そういう形で成功モデルを、北九州モデルを築きたいという思いでやっております。実際に多くの都市で発注も含めて次のステージに上がってきていると。つまり経済力がどんどんついてきていると思いますが、そこで私どもはやはり地元で最初に受注するいわゆるゼネコン的な元請けの会社をですね、北九州市は持ち合わせていないということに直面しているわけです。もちろん日本から行っているところはありますので、日本の他の都市の大手メーカーと組めば私どもできるわけでありますが、やはりこの地場企業の発展に少しでもつながるようにという思いでこの環境ビジネスに取り組んでおりますので、そうした課題も乗り越えていかないといけない。
 つまり合弁あるいはいろんな形がありますが、ベトナムにしろアジア各都市についてそこで仕事を請け負って、15年なら15年メンテナンスも含めた確実な方法でサービスを提供できるその体制をですね、市としてもつくり上げることが重要ではないかと今認識をしておりまして、そうした努力も相まって今進めているところであります。これから相当程度上下水道・廃棄物処理などについて、アジアの発展を続ける都市からそういったビジネスの話があるのではないかと期待しております。

記者
 さっきの安全・安心の話にちょっと戻るのですが、今度月曜日(11月2日)から安全・安心総合ダイヤルを市としてもつくられたと思うのですけれども、まずそのダイヤルをつくることになった市長の思いというか、どういう思いでこのダイヤルをつくったのかということを伺ってよろしいでしょうか。

市長
 市民各界のご協力を得て安全なまちづくりは精一杯頑張って成果を挙げつつあります。その中には防犯パトロールをはじめ、さまざまなやっぱり安全への不安というものは日本中で渦巻いておりますのでその努力を一生懸命やってきておるわけですが、ただ安全・安心につきましてはですね、警察に相談するにしてはちょっとやっぱり敷居が高く感じられるという市民の声も耳にするわけでございます。
 そういった意味では警察と北九州市に対してですね、市民の方が気軽にですね、ご相談ができるようなそういう体制ができますとですね、非常に相談機会が充実をして1人でも多くの市民の方に不安感を解消していただけるのではないかと。そういうことで今回取り組んでいるわけでございます。
 アクションプランというものを安全・安心条例制定以降もつくっておりますが、その中で相談及び支援体制の充実ということも大事な柱の1つに掲げておりました。大事なことはですね、市民から受けた相談については秘密を厳守するということでございます。匿名の相談もお受けいたします。そして例えば児童の虐待でありますと担当部署がございますし、この安全・安心につきましてもいろんな課題がありますので、それぞれの部署が警察あるいは他の市の部局とかいうふうに分かれます。そういう場合でもですね、県警察や他の部局ともよく連携をしてですね、秘密を厳守して匿名の相談も受け入れて対応するということにさせていただきます。県警察とも連携をして安全の確保に努めることは当然のことでございます。どうか気軽にですね、ご利用いただければ幸いでございます。

記者
 これの相談を受け付けるのは市の職員とか、基本的には市職員が最初は。

市長
 はい、市の職員として6人そこに配置されます。その中には先ほど申しましたように、例えば電話詐欺とか消費生活に関わることも最近頻発しておりますし、子どもの虐待・DVということもあります。ですから受けたところで、6人の体制で受けるわけですけれどもその部署に確実につなぐということを前提にいたしております。6人ですので、平日の9時から16時まで「♯7374」短縮ダイヤルでお受けするわけでありますけれども、電子メール・ファクシミリ・留守番電話は24時間対応でございます。そういうことで、適切な組織には確実につなげたいと考えております。

記者
 さっき県警との連携という話もありましたけども、例えば市がこの相談で相談を受け付けて県警にお話を回すということもあるのでしょうか。

市長
 県警察のOBの方も6人の中に入っております。そして最近は電話詐欺とかですね、そういうこともありますのでそこで対応をいたします。その課題によってはですね、警察が対応することがふさわしいというものもあるかもしれません。その場合には確実につながせていただきます。

記者
 じゃあそういう時でもちゃんと警察にお話を回す時も、市内部の他の担当課に話を回す時にもそういう相談者の個人情報というかそういったところについてはしっかりと守っていかれると・・

市長
 こういう相談センター(正しくは「安全・安心総合ダイヤル」)がですね、有効に機能するかどうかというのはやっぱり相談をされた方のプライバシー、個人情報を、秘密を厳守するということが重要だと考えておりますので、その点は徹底したいと考えております。

記者
 ありがとうございます。

記者
 すみません、よろしいでしょうか。先日ですね、ギラヴァンツ北九州のスタジアムにおいて一部サポーター組織の、いわゆる以前からちょっと話題になっていた「ぶちくらせ」のですね、横断幕及びそのコールを禁止するという対応をチームとしてされたようなのですが、そういう対応について市としてですね、今の時点でどう評価してらっしゃるかというのをお聞きしたいのですけれど。

市長
 議会でも指摘されたこともありますしファンの方、市民の方からもですね、あるいは子ども達と一緒に応援に行ってですね、ああいう過激な言葉というのは聞かせたくないという声もこれまで結構あったのですね。ただスポーツの世界のことでございますので、例えばこれは全国的な話題にもなりましたけれども、やはりこういう表現はやめたほうがいいという横断幕についてはそこのチームがですね、そういうのはやめよということを決めたりですね、いろんな動きがあると思います。 私もどうしたものか、困ったものだと正直思っておりましたけれども、関係者がよく青少年に夢と感動をということで、地域に根差したプロスポーツチームということで初めて産声を上げたという歴史もございます。
 今後の将来のことも考えましてですね、一部のファンの方にはいろんな意見もあるでしょうけれども、今回こういうことを決めたということであります。大変それなりに重い議論の経過があったと思います。ぜひその辺の趣旨を関係者の多くのファンの方にもご理解をいただいて気持ちよくですね、子ども達も一緒になってですね、しっかりと声援を送っていただきたいものだと思います。

記者
 子ども達にあまり聞かせるのが望ましい言葉ではないのかなという認識は市長にも以前からあったというふうにお受けしてよろしいのでしょうか、今のことからすると。

市長
 相手がファウルをする場合っていうのはよくありますね。なかにはいくら何でもこれはひどいなという場合もあるでしょう、熱くなりますよね。その時によくサッカーの本場のヨーロッパなんかではブーイングっていうのはかなりありますし。1つ間違えるとですね、昔はサッカーをやる時にはもう当局がピリピリするほど、何か起こるのじゃないかっていうぐらいには熱くなるものだとは思います。
 でもですね、やはりこうやってスタジアムをつくる。あるいは、ギラヴァンツを応援するっていうのはやっぱり基本的なコンセプト、いろんな意見があったと思うのです。これだけの税を投入してやる意味はあるのか、という意見もあったと。
 その中でやっぱり青少年に夢と感動をということが、私どもの一番の拠りどころであったわけですね。そうした意味からしますと、やはり「ぶちくらすぞ」という言い方というのは聞き慣れてる人はあまりないかもしれませんが、市外から応援に来る方だとか子ども達にとってはギョッとするようなそういうイメージを感じたとしてもおかしくないように思いますから、今回の取り決めというのは自分としては納得であります。

記者
 分かりました。

記者
 すみません、もう1点。全然別件でございますが、先日ひびきコンテナターミナルへのクルーズ船の受け入れというのを正式に発表されましたですよね。ただその今回の内容というのが、公式に発表された話としては7万トン未満の船を受け入れると。これは根拠としては、ひびきコンテナターミナルのオープンの時に平成16年度のオープンに向けて、当時、航行安全対策調査というのをやっておりまして、ここから判断するに7万トン未満かつ船の長さが250メートル未満(正しくは「250メートル以下」)という船に関して受け入れるということで当面ですね、ということでスタートするというお話になったようでございますけれどもそのサイズですとですね、現実問題としては中国との間で運行しているクルーズ船でいうと特に大きいロイヤル・カリビアン・クルーズ社でしたですかね、ここの船は結果的に1隻も入れない。 現実問題としては、渤海クルーズの1船が入れるようになる程度にとどまるのですけれど。それで仮にロイヤル・カリビアン・クルーズ社の船を受け入れるとなると、さらにちょっと一度航行安全(対策)調査をやり直す必要があってこれには一定の経費がかかるということなのですが、その辺の今後の対応で市長としてどう考えてらっしゃるかっていうのを。

市長
 コンテナ船の基地をつくるということでスタートしておりますので、九州財界をはじめいろんな方々から、もう博多湾は溢れているので北九州(市)にインバウンド客の受け入れということでやってはどうか、といういろんなご意見を承ってまいりまして。ただやっぱりコンテナターミナルとしてスタートをしておりますので、その用途を変更することにつきましてはいくつものですね、ハードルを越えねばならなかったわけであります。その中に今規模についてはあるわけでありますが、実際どこに下りていただいてですねバスを、何千人も来られたらバスもすごい数。でも今は九州中のバスの手配も大変になっているという情報もありますし、またどういうルートを使ってどこにご案内するかということもあります。
 そうした意味では初めてのことでもあり、手探りということも一面あります。まずはですね、ひびきコンテナターミナルにそうしたクルーズ船を受け入れると。そして受け入れる過程において、もちろん検討をさらに詰めることもあるわけなのですけれども。例えば爆買いとも言われますが、どこの電気屋さんでそういう対応ができるのかとかいろいろあるわけです。バスの手配は本当に確実なのかとかいうものもあります。そういうことも含めて、時間との競争でさらに検討を急いでいる段階でございますので今ご指摘になられたようにですね、もう少しこういう工夫ができるのではないかというのはあるのだろうと思います。果たしてそれが可能かどうかについてもですね、引き続き検討を続けていきたいと思います。
 要は博多湾に溢れていると言われているクルーズ船を少しでも私どものほうで受け入れ、そのインバウンド客の訪問によってですね、北九州(市)全体にもう一段、ウェルカムと言いますか、おもてなしの心で観光客の方に楽しんでいただけるようにみんなで工夫する余地もありますので、大変歴史的に重い1つのインパクトになるのだろうと思っておりますので、未来進行形でそれをどのようにしていくかというのは考えていきたいと思います。

記者
 ありがとうございました。

記者
 八幡西区の折尾駅そばに「ねじりまんぽ」という特殊工法でつくられた高架橋があると思うのですけれども、この辺区画整理を行っていて保存するか解体するかという議論があると思うのですけれども、現段階での北九州市としての方針をちょっと教えていただけないかなと思います。

市長
 折尾に限りませんが歴史的建造物・建築物、建造物として価値あるものをどう保存するかということを開発と両立っていうのは大変に重要で、また悩ましいテーマであります。今もってまだ地元の方々もですね、さまざまなご要望を寄せております。私自身もその全体の折尾の将来像がどうなるのかっていうのは、その都度、図面を見ながら説明を受けているわけでございますが、それぞれの地域にご関心のある方からするとその全容についてはですね、誰が見ても分かるような鳥瞰図をもって説明はまだ受けていないのだろうと思います。
 やはり合意を着実に得ながら進めていくということもあって、いろんなご意見があるのを十分念頭においてさらに精査を続けているという一面もありますが何らかの形でですね、「ねじりまんぽ」ということについて残せないかということで、全体をどう残すかどうかは別にしましてですね、「ねじりまんぽ」というそのシンボリックな建造物について、再開発のために全て失くしてしまうというのはどうなのかという議論が今ベースになっていると聞いているのですが、最近聞いたところでは。
 担当者は今日は来ていないのでそれは確認したいと思いますが、ただ今の形で全部そのままにあるがままに残すということだと全体の再開発の絵がですね、うまく描けるかということもあるのでその点いろんなご意見があろうかと思います。慎重によく住民の方々のご意見も聞きながら進めていきたいと思っております。
 大変恐縮でございますが、現時点においてどういう判断をして地元の方にどう説明しているのかというのは、ちょっと私の情報は古くなりますので確認させていただきます。

記者
 分かりました、ありがとうございます。

市長
 違っていたら、もうちょっと進んでいたらまた報告します。

記者
 はい、ありがとうございます。

記者
 皆さん、よろしいでしょうか。どうもありがとうございました。

市長
 
はい、ありがとうございました。
 

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