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【発表案件】
●北九州空港開港10周年について
●北九州マラソン2016について
●水道管の今後の防寒対策について

平成28年2月17日(水曜日)市長記者会見
【発表案件】
●北九州空港開港10周年について
●北九州マラソン2016について
●水道管の今後の防寒対策について

発表項目

(1)北九州空港開港10周年について(PDF:74KB)

(2)北九州マラソン2016について

(3)水道管の今後の防寒対策について(PDF:64KB)

月日:2016年2月17日
場所:北九州市役所

出席者 北九州市長

会見の動画(YouTube)

市長
 最初に3件報告をいたします。後ほどご質問を承ります。最初に、北九州空港が開港10周年を迎えます。今後1年間を「開港10周年イヤー」といたしまして、市全体で盛り上げていきたいと考えております。市長の記者会見の時に、このバックパネルを開港10周年バージョンでこれから使います。時折はその時々の重要なイベントなどを勘案して替えることもございますが、基本1年これを使用する予定でございます。
 3月13日には、開港10周年の感謝祭を行います。人気のキャラクターショー、アイドルグループのステージイベントをはじめ、ご当地グルメを楽しめるコーナーも充実して、空港の足湯も無料開放になります。空港全体で祝賀ムードがにぎわうように努めたいと考えております。詳細は配付資料のとおりであります。
 また開港10周年とフジドリームエアラインズですね、FDA就航1周年を記念いたしまして、東日本大震災の発生直後から北九州市が支援しております岩手県釜石市へ行く「被災地視察・世界遺産見学ツアー」を開催いたします。八幡製鐵所と釜石製鐵所は、西洋近代鉄鋼技術を受け入れた非常に重要な関係にあります。世界遺産に登録されているところがございます。このツアーですけれども、FDAの全面協力によって行われます。現地では、現在派遣中の本市の職員が案内をいたします。多くの市民に被災地の現状を感じていただきたいと思います。
 北九州空港は、昨年度120万人以上に利用していただいております。国内線の利用者は過去最高でありました。また、国際線のチャーター便も昨年度1年間で4倍近く増えております。福岡県知事ともトップ会談によりまして、今後、北九州空港の将来構想ビジョンというものをそれぞれ持っておりますけれども、それに基づいてこれから3年間を推進強化期間と定めておりまして、今後もさらに利用促進に努めてまいる予定であります。
 次に北九州マラソン、いよいよ2月21日のスタートでございます。ランナーの皆さまにとって安全・快適で、さらに高い評価が得られ、本市の一大イベントとして定着する大会となるように鋭意準備を進めてまいりました。本日は、あと4日に迫りました大会の概要を説明いたします。配付した大会資料を参考にしていただきたいと思います。全ての種目を合わせまして、約1万2,400名の方にエントリーしていただいております。2月21日、大会当日はマラソンとペアリレーマラソンが市役所前を9時にスタート、15時に終了の予定です。ファンランは西日本総合展示場横を10時にスタート、10時45分に終了する予定です。選手の皆さんの日頃の練習の成果を期待いたしております。
 なお関連イベントですけれども、(西日本)総合展示場の新館で協賛企業などの出店による、「北九州マラソンEXPO」を行います。隣接するあさの汐風公園では、「北九州ランラン食フェスタ2016」や「Winter HANABI Fantasy」、「キッズマラソン」が開催されるなど、ランナーだけでなく一般の方々もお楽しみいただけるようイベントを準備しております。マラソンを中心にさまざまなイベントでまちがにぎわい、本市の元気や魅力を全国に発信してまいりたいとこのように考えております。
 このマラソン大会は、ボランティアのご協力なくしては開催できません。前回は4,900人のボランティアの方に、大変温かいご支援をいただきました。今回はそれを上回る5,300人以上の皆さまにサポートをしていただくことになりました。また多くの企業・団体から協賛金のご協力、試食品(正しくは「給食品」)などのご提供もいただいております。この場をお借りして厚くお礼を申し上げたいと思います。市民の皆さまからの応援として、小・中・特別支援学校の生徒の皆さまから、ランナーに向けて約8,900枚の応援メッセージが寄せられております。またマラソンコース沿道7箇所の「フレフレ!ガンバレ!!応援ステーション」では、伝統芸能や楽器演奏・ダンスなどによる応援でランナーの背中を後押ししていただきます。
 大会当日は、市内全域で長時間にわたり大規模な交通規制を行います。特にコース沿道の住民や事業者の方々にはご迷惑をおかけいたしますが、よろしくご協力のほどお願い申し上げます。お出かけにはマイカーの使用をぜひ控えていただきまして、コース沿道でメッセージボードを掲げたり、声援を送るなどしてランナーを力強くご声援いただければ幸いであります。目前に迫った大会を成功させるために、万全の準備と態勢で当日に臨んでまいります。報道機関の皆さまに対しては、これまでの積極的なPRに厚くお礼を申し上げたいと思います。当日までのさらなる盛り上げをどうぞよろしくお願い申し上げたいと思います。
 あともう1点、寒波の襲来によりまして水道管の破損・漏水ということが起こりました。そこで今回の凍結・破損を踏まえまして、新たな寒波対策として、宅地内の水道管の破損・漏水対策を実施いたします。寒波の状況ですが、今回の寒波によって宅地内の水道管が凍結したり、漏水したのは6,000件発生しております。この漏水の影響によりまして、標高の高い配水池から供給しておりますエリアの一部約4,000戸を断水せざるを得ない状況となりました。
 対策の1つは市民の啓発であります。市民の安全・安心を図る観点から、「水が出ない」、「水が濁っている」、「漏水している」といった、急な水道に関する相談を市民が速やかに連絡できるように、緊急時連絡先ステッカーを全戸に配布いたします。対策の2は断水の対策であります。個人が所有しております宅地内の水道管の破損・漏水を防止するとともに断水を回避するため、標高の高い配水池から供給されております地域を対象に、破損・漏水対策、寒波対策として実施いたします。
 次に、宅地内の水道管の点検・診断・助言についてであります。使用開始から20年以上経過した戸建てを対象といたします。約1万戸想定しております。専門家が水道管の防寒対策、これ(保温チューブ)は一般の店で売っておりますけど、こういうものを巻き付けていただきますと凍結をかなり防ぐことができると。簡単にこれを接着することができます。次にですね、使用開始から20年以上経った戸建てを対象にするということと、専門家が水道管の防寒対策、劣化度合を点検・診断して、本市が必要な助言を行うことにいたします。なお、専門家はお金を請求することはございません。市の委託を受けた身分証明書を携帯することなど、便乗した悪質商法の防止対策も行います。
 次に、空き家の漏水防止対策です。高台にあります1年以内の空き家約400戸は、凍結による破損防止のため寒波予報時に栓を閉めます。閉栓いたします。そして終了時に開栓をいたします。以上が、破損・漏水対策の概要でございます。それではご質問を承ります。

記者
 各社さんご質問があれば、発表項目についてよろしくお願いします。

記者
 北九州マラソンで、ゲストランナーでおそらく君原(健二)さんが2年ぶりにフル(マラソン)を走られると思うのですけど、加えて今年はボストンマラソンの優勝から50年を控えてらっしゃるので、その辺で何て言うのですかね、市長からメッセージと言いますか、思いみたいなものがございましたら。

市長
 (北九州マラソンを)過去2回行いまして、日本のランナーの間でも「RUNNET」など、非常に高い評価をいただいております。一般の市民ランナーにとりましては、アスリートの方々が出場されるということは大変励みになりますし、この北九州マラソンの名声を高める上でも、大変大きな役割を果たしていただいていると思います。今回、君原さんをはじめとしてゲストランナーが多数走っていただけることは、北九州マラソンの魅力を内外に発信する意味でも大変期待をしておりますし、感謝いたしております。
 何事も大きなイベントを定着させるためには、3度成功させることが重要だと関係方面から聞いておりました。今回の成功によりまして、北九州(市)の冬の風物詩として市民がたくさん健康づくり、またスポーツを愛好する1つの象徴としてですね、このマラソンがしっかりと定着をしていくことを心から期待をいたしております。

記者
 ありがとうございました。

記者
 寒波対策のほうでちょっとお聞きしたいのですけども、1つはですね、予算措置はどうされてるのかというのが1つと、他の都市と比べて何か珍しい取り組みなのかどうかというのを教えてください。

市長
 予算措置はちょっと事務局がお答えします。

担当者
 予算措置についてでございますけど、ステッカーにつきましては平成27年度の現状の予算の中で執行したいと思っております。あと点検・診断・助言につきましては、現在漏水調査業務というのを毎年、予算を付けてやっております。その漏水調査業務の中で、一環として宅地内水道管の点検・診断・助言を平成28年度からやってまいりたいと思っております。あくまで現行予算の範囲の中でやってございます。

市長
 このようなひどい寒波が襲来するというのは本当に久しぶりのことでありまして、寒波の襲来に見舞われた自治体におきましては復旧対策に大わらわでしたし、それぞれのところで今後のことを検討していると思います。ご質問にございましたように、他の自治体と比べて特に本市固有のものがあるかということでございますが、高台に空き家も含めて多くの方々が居住している地域であるだけに、今回破損であるとか漏水ということになったわけでありますけれども、そうした北九州市の固有の状況に応じて、我々のできることをいち早く対策を打つということでありまして、他の自治体がどのように対応しているかということは、市長としては担当者からまだ報告を受けるに至っておりません。何か独自のところがあれば・・。

担当者
 今市長のほうから説明がありましたように、我が市は高台が多いということでですね、今までいろいろな設備の増強をやってきています。そういった意味で設備的に特にということはないのですが、今回市民全体にですね、事前に今後の寒波対策を取ってくださいというお願いをするという意味では先駆けてやっているというふうに感じております。

記者
 その他、発表項目についてございますか。

記者
 すみません、来週からもう議会が始まるにあたって予算案が大体出てきましたが、市長として特区などですね、関連する予算など、どんな感想を持たれているのでしょうか。

市長
 最初の会見(議案の記者レクチャー)の時にも申し上げましたけれども、もっともっと予算が潤沢であればという思いは、毎年この時期に経験することでありますけれども、改めて国も地方も高齢化が進むことによって、医療・介護など優先的に確保すべきそういう予算がまた大きくなっておりまして、その分ですね、行財政改革には非常に熱心に取り組んできた本市ではありますけれども、今後はですね、やはり選択と集中、行財政改革というのは場合によってはもう1段掘り下げる必要があるのかなと、そういう思いをして財源を確保して、新たな政策を打ち出しているところであります。
 その中でも、やはり地方創生という国・地方挙げての大きなテーマにチャレンジをするということに力点を置いておりまして、ただ地方創生と言いましても非常に対応は幅広い政策のパッケージになるわけでありますが、幸い国家戦略特区に指定され、グリーンアジアの特区も継続をされたと。他の地域に比べると産業面やさまざまな研究開発において、先端的にチャレンジをしやすい環境になったということが1つ。そしてG7のエネルギー大臣会合をはじめとして、本市の環境・新エネルギーの取り組みなど強みを内外に発信する絶好のチャンスを手にしているということからしましてですね、思い切ったこの投資を呼び込む、企業を呼び込むということに力点を置いております。
 従いまして、特区の関連でロボット開発などに国のあらゆる予算メニューを活用して、本市も独自の予算を確保してやるということもありますし、それから企業を誘致する場合にですね、他の自治体と比べて遜色のないと言いますか、その特区の例えば減税措置なんかを合わせますと、国・県・市3階建てのスキームの前進によりましてですね、最もよい状況を提案できているのではないかと思います。従いまして、企業誘致に対する助成のスキームというものは前進をさせたところであります。
 そういうことをはじめとして、やはり若者がどうしても就職あるいは大学を選ぶ時に市外へという流れが続いているものですから、若者・女性により魅力を感じていただけるようなさまざまな取り組みにも配慮をしたところであります。全体として地方創生の成功モデルをぜひ実現をしたいという思いで、選択と集中で予算化をしているところです。

記者
 ありがとうございます。

記者
 関連してよろしいですか。国家戦略特区に絡んで介護ロボットのところで、市長はどのような、介護ロボットに関する未来を描いてるのか少し教えていただいていいですか。

市長
 北九州(市)はご案内のとおり石炭と鉄鋼から始まりました。そして近代化を進める四大工業地帯として、ものづくりの街としてこの間発展をしてきたわけでありますが、その過程で、最先端の分野で今後さらに用途拡大が期待されているのがロボットであります。幸い世界ナンバー1の産業ロボットのメーカーが創立100周年、本社のリニューアルをここ北九州(市)で行っていただいたと。そのめざましい活躍というのは内外が注目をしているところだと思います。
 基本的には、用途を増やすということについては福祉、医療の分野が期待をこの間されておりまして、特に福祉の分野では介護が非常に重労働だということで、担い手を確保するのも大変になっておりますし、高齢化はどこも皆これから直面していく大きなテーマなので、我が市におきまして高齢化の大きな課題の1つ、介護の労働をですね、より人間化する、負担を減らす、そしてそこでのその実証研究が成功いたしますと、全国でそれは採用されていくと思うのですね。
 そういった意味では高齢化というのは、財政負担が増えるとかピンチという側面から取られることが少なくありませんが、むしろ我々は地域のですね、有力な企業や、あるいは産業医大や高齢者の福祉施設などのこのパートナーシップという、そういうものに着目をしてむしろチャンスに変えていくと。ここに現代社会が抱えている新しい地平線を開いていくのだという意味で大いに期待をいたしております。
 現実にはですね、ロボットは多分野において活用されておりますが、識者によるとアメリカにおける研究開発の投資というのは、想像を絶するほど多額の予算を投入しているということです。私もそういった意味では、今はアメリカの競争力は製造業でもどんどん強くなってきておりますが、日本もですね、うかうかしておれない。一方で「MIRAI」の発表にあったように、メイドインジャパンというものは例えば近隣諸国からも生活用品などにも高い評価を得ているし、世界があっと驚くような素晴らしいものが出ているのですが、ロボットは頑張らないとですね、決して外国のバックアップ体制の強さと比較しますと、安閑とはしておれないという危機感を持っておったわけであります。
 この特区というのは、基本的には規制を緩和するということでありますが、それによってですね、政府あるいは民間企業も注目をします。それによってその民間の投資もそうですが、各省庁の持っているロボット研究開発の予算というものを、メニューをここで活用するというチャンスは大きく広がると期待をいたしておりまして、そういった意味でこの特区の選定というのはロボット研究開発・用途拡大において、画期的な1ページを開いていけるものだと、このように私ども期待をしながらバックアップをしていきたいと思っています。

記者
 はい、ありがとうございます。

記者
 すみません。予算にも関連していますけれども北九州空港のことで、改めて今回予算でも利用促進の予算も付けられてますけれども、他の九州の空港とですね、競争も激しくなってますけれども、北九州空港をさらに利用してもらうためにまずどこから始めるというか、特に力を入れていきたいところというのはどこでしょうか。

市長
 これまでも、もう開港して以来ですね、新しい航路をゲットするとか、チャーター便を飛ばすとか、ご利用いただけるようにアクセスをよくするとか、いろんな努力は重ねてきたのですけれども、ここにまいりまして、やはり日本全体に対するそのインバウンドのですね、効果っていうのがいろんな分野で出てきております。お客さまはこれからも増え続ける、またオリンピックという大きなイベントも近付いてくるわけです。
 その時に福岡空港が混雑空港に指定されるとなれば、それはもう北九州空港を一体的に活用するしか、インバウンドをはじめとしてこの拡大するアジアの経済の発展に対応しきれなくなると。そういった意味では客観情勢として非常にいい追い風が吹いてくるということが1つであります。
 もう1つはですね、私どもこれまで定期便やチャーター便の確保にあたって営業活動を一生懸命やっておりますが、よくよく調べてみると、例えば競争で敗れた時なんかにですね、反省をしますね。その時に他の県はですね、相当にインセンティブを用意しているわけです。まずこの点で遜色のないインセンティブに増やさないとですね、なかなかさまざまなセールスをしてみましても敵わないこともあるということで、昨年県知事とのトップ会談に向けて水面下の話し合いにおきましては、私からはですね、まずいろんな定期便その他を誘致するにあたってのインセンティブを他県に負けないようにですね、頑張らないといけないので、この点について県の全面的な理解と協力をお願いしていたわけです。今回の予算におきましては、後半部分から県のほうもそれに同調していただくということになって、大きく前進をしたものと思っております。これによってですね、追い風になり、そしてインセンティブにおいても他県に遜色がないようになりますので、そうなると東九州自動車道であるとか、このさまざまな北九州(市)の強み、魅力をうまく発信を続けることによって、相当程度のチャンスが広がるものと期待しております。
 この空港の大きな課題は(滑走路を)2,500メートルでスタートせざるを得なかったことです。それがもっと長ければよかったことは分かっていたのですが、開港する前に国土交通省は内規におきまして「新たな需要というものが確認されない限りは、新たな滑走路等の投資はしない」ということを決めていたからであります。そういった意味ではこの10年間ですね、とにかく定期便なりチャーター便を増やすということにかけてきたわけでありますが、ようやくそういう状況になってまいりましたので、頑張って成果を挙げてですね、次の大きな投資に結び付けていきたい、このように考えております。その中には、海上保安庁の皆さま方にもぜひ北九州空港のご活用をいただけないかという提案も含まれておりました。あらゆる努力を続けたいと思っております。

記者
 よろしいですか。出されたばっかりなので市長のお手もとまで今届いてるかどうか分かりませんが、市立八幡図書館とそれから八幡市民会館のですね、保存をめぐって東京の皆さんで「村野藤吾と産業遺産のまち・八幡たてもの応援団」というグループをつくられて、改めてその保存を求めるお手紙を出されたというふうにお聞きしてます。
 それでさらにですね、八幡図書館は現行のスケジュールであれば(3月)15日でございましたか、それ以降閉館をしまして、引っ越しが終わったあと取り壊しの作業が始まるという段階に至ってるとは思うのですけれども、それを何て言うのですか、曳家と言うのですかね、重要建築物等でやったような、引っ張っていって小伊藤山公園に移築するというふうな方法もあるのではないか、といった提案も出てるのですが、その点についてどう受け止められるでしょうかということと、もう1点、八幡市民会館については一応確か提案の期限というのを6ヶ月延長するという方針を地元の皆さんに伝えてらっしゃると思うのですが、その辺について今後どんな展開に注目してるかっていう、その2点についてお聞きできますでしょうか。

市長
 報道でも知っておりますが、そういうお手紙をいただいているということは承知しております。よく精査をしてですね、ご返事を差し上げたいと思いますが、まず市民会館につきましてはパブリックとしてのですね、使用というのは基本的には考えないという方針を整理いたしまして、ただどうしてもそれを活用すべきであるというお考えの市民の方々もいらっしゃいますので、どのようなアイデアを出されるのか見守ってきたところであります。
 当初はもう昨年のうちに方針をいただいた上で方向性をと、煮詰めようというように思っておりましたが、関係の皆さま方のほうからですね、ぜひ期間を延長してですね、さらに精査を、検討を深めさせてほしいという強い要請がありましたので、それを私どももお受けすると、お待ちするということにしたものであります。
 (八幡)市民会館について、市が公共の用途として使う考えはないという方針は変わっておりません。他でどのようにして民間の方々が中心になってご活用されるのか、そのアイデアをお待ちするという状況です。
 (八幡)図書館につきましてはですね、私も衆議院の活動時代10年間、図書館の前に事務所がございましたので、そしてそのあとの10年間も前田でございますので、ちょうど20年間いつも図書館を目の前にして過ごしておりましただけに、私も市民の1人として、実に素晴らしい建築だし魅力的な建築だというふうに感じております。
 旧百三十銀行でしたか、今はギャラリーとして活用しておりますが、これは道路を拡幅する時に道路の対面からですね、丸太を引いて上に吊り上げて引っ張ったという、今のところに来たという経緯があって、実際にそれを見守っていたという市民もまだいらっしゃいます。そういう可能性がないかどうかは私なりに探ってはみました。何しろいつも見ていた建物で、大変自分も愛着・魅力を感じておりましたので。ところがですね、村野先生の建築によるものはですね、非常に堅固なつくりになっていてですね、基礎工事その他地質などをですね、そのことをテーマを持って専門家であらゆる角度から検討したわけではございませんけれども、相当にこれはどう言うのでしょうか、もう事実上更地にしてもう1回つくり直すぐらいの規模のですね、投資コストになりかねない非常に堅固なつくりだというふうに専門家から聞いたことがございます。当時、もう図書館は次に新しいところに移すのだと、より機能的な建物の中で市民にその場所を提供するという方針ですので、解体・撤去はやむを得ないという方針が固まっていた時なのですけれども、自分としてはそういう可能性があるかないかは探ってみた1人であります。
 小倉の市民会館というのも村野先生の作品でした。なかなか味わいのあるですね、今思い起こしても立派な建築だったと思いますが、それも今現在勝山公園に変わってしまったわけであります。魅力のある美しい建物、しかも図書館という、あるいは市民会館という、みんながそこで思い出深い時を過ごしておられますので、専門家の方のみならずですね、市民の方にも「何とかならないのか」という声が相次いでいることは自分もよく承知をいたしております。そうしたことも踏まえて大変申し訳ないことではございますが、市としましては新たな図書館の場所を市民に提供するという前提でですね、どうしても設計上あそこ(現在の八幡図書館)は(新病院の非常時の)入り口になります。北九州(市)を代表する救急病院として立派にリニューアルをしたいという思いもございました。市民もそれを望んでいらっしゃると思いますが、そうした状況諸々のことを考えました時にですね、それを保存するということは、残念ではありますけれども難しいという判断に至ったわけであります。現時点におきましてその考えは変えておりません。

記者
 移築するとなると、ちょっと費用が大きすぎるということでしょうか。

市長
 そうですね。(旧)百三十銀行の場合、上に吊るして丸太の上に置いたというのですが、そういう構造ではないということです。しっかりとやっぱり基礎工事をしているということです。(旧)百三十銀行というのは相当古い建物ですよね。村野先生の建物は高度成長期に建てられたものでありますから、ずいぶん時代が違いますけれども。

記者
 ありがとうございました。

記者
 すみません、市長よろしいですか。4月1日付で組織改正いくつかあると思うのですけども、その中で企画調整局を設置されるということなのですけども、その狙いについて伺ってもよろしいですか。

市長
 はい。これからの行政の重要課題の1つとして、公共施設のマネジメントというのはこれから検討が加速してまいると思います。40年以内にという大きな構えではありますけれども、それは市営住宅に住んでいらっしゃる方とかさまざまな立場のことも配慮したことであって、現実にはさまざまな建物やホールやいろんな施設については、選択と集中を考えていきませんと、長寿命化して使うものと選択と集中で新たにスクラップアンドビルドを考えるものという仕分けがこれから進んでいくわけですね。非常に重要な課題であります。
 現在は、建築都市局に局長級の責任者を置きまして作業をしておりますが、議会からはですね、建築都市(局)の所管として市営住宅はじめとしてそういうものもございますので、やはりその全市的な観点からですね、しっかりと精査をして、さまざまな反対意見も時には出るかもしれません。やっぱり我がまちのそういった施設については、特別思い入れが深いのは市民の方も皆同じだと思います。そういう中で進めるにはやはり局長以下ですね、しっかりと態勢を取って全庁的なポジションから指導できる立場がよいのではないかと。同じように地方創生というのは全庁的にまたがる、しかも喫緊の重要課題を所管するところでありまして、要するに時間との競争で次々と対応していくテーマでもあります。その機動性も考えますと、併せて行動するのがいいのではないかということで、局長級のポストが増えないようにしてですね、そこは行政改革できちんと見ますけれども、新たな局として出発をすることが直面する重要課題への対応として相応しいと考えました。

記者
 ありがとうございます。

記者
 その他・・。

記者
 東九州道の開通の日が決まりましたけれども、これについて市長の所感と期待することを教えてください。

市長
 本当に心待ちにしておりました。大変北九州(市)の経済・社会にとってもですね、明るい追い風になります。インパクトが大きいと思っております。これについては東九州軸という形で、その地域の振興のために北九州市からこの宮崎県・鹿児島(県)まで、それぞれの自治体の行政と商工会議所・経済界も一緒になった協議会をつくっておりまして、昨今も、これは今年になってからでしたが、NEXCOと国土交通省に対して42回目の要望をしたところであります。その時には、雨が降ったり天候が崩れたりすると整備に相当時間がかかるということで、遅くても5月中には、気持ちとしては連休前にぜひ開通をしたいという、NEXCO本社の回答もいただいておりました。天候のことを大変気にしておったわけでございますが、この度連休前の開通ということが発表になりまして、私ども大変嬉しく思っております。
 これを機会に観光・物流、また災害があった時の命の道になるわけでございますが、相当程度地元の浮揚効果につながると信じております。併せましてですね、今後の課題があります。それは鹿児島のほうが一部残っているということに加えまして、北九州(市)にとりましては3車線化・4車線化というテーマでございます。もしも例えば接触事故などが起こりますと大渋滞になってしまいますので、この4車線化に向けてのですね、要望活動というのはこれからますます重要になってくると考えておりまして、NEXCO、また国土交通省にもそのことを強くお願いをしております。従いまして大きな喜ぶべきこの開通でございますが、同時に4車線化に向けての要望活動の始まりというふうに考えております。

記者
 その他、ご質問はよろしいですか。ありがとうございました。

市長
 はい、ありがとうございました。

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