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【発表案件】
・首都圏本部移転に伴う愛称決定及び開所式(10月1日実施)について
・北九州国際漫画大賞について

平成28年8月31日(水曜日)市長記者会見
【発表案件】
・首都圏本部移転に伴う愛称決定及び開所式(10月1日実施)について
・北九州国際漫画大賞について

会見の動画(YouTube)

市長
 2点報告をさせていただきます。
 まず、首都圏のシティプロモーション本部の名称を変えまして、集まりのいい東京交通会館に移転をいたします。このことはすでにお知らせをしたところですが、開所式とイベントについてお知らせをいたします。配布資料を参考にしてください。今回の移転は、U・Iターンや移住の促進が主な目的であります。そのため、多くの方に立ち寄っていただけるように、人通りが多くて交通利便性の高い場所に移転をするわけです。事務所には、移住に関する専門の相談員を配置します。本市ゆかりの方々、また移住やU・Iターンにご関心をお持ちの方が、立ち寄りやすく、常時相談できる体制を整えます。また、U・Iターンの就職に関する、市内企業の詳細な求人情報を提供いたします。レイアウトの作成にあたりまして、総務省行政管理局で推奨している「オフィス改革」の取り組み事例を参考にしておりまして、直接アドバイスをいただきました。この総務省行政管理局の事例を参考に、自治体としてオフィスの改革に取り組むのは、初めての事例と聞いております。「オフィス改革」の取り組みにつきましては、(配布資料)別紙2をご参照いただきたいと思います。ここに、「ひまわりテラス」と名付けましたラウンジスペースを設置いたします。今後「ひまわりテラス」では、移住、U・Iターン相談会やスタートアップセミナーなどを開催して、東京での情報発信の拠点として利用してまいります。「ひまわりテラス」には、連携中枢都市圏を構成する、16の市町のPRコーナーを設置いたします。連携中枢都市圏「北九州都市圏域」の魅力を発信するためであります。開所式は10月7日、10時半であります。マスコミ、旅行業界などの皆さまをお招きして、観光PR動画の上映、また観光振興を支える食のPRのため、地元食材の試食会も実施いたします。観光PR動画にご出演いただきました、観光大使の紗綾さんにもご出席いただきます。詳細は調整中ですが、併催事業としまして、東京交通会館1階のマルシェに出展をいたします。同日夕方からの、観光大使 芋洗坂係長をお招きして、本市をテーマとしたトークイベントを実施する予定です。今回の予定は、東京からの移住やU・Iターンの促進を図り、東京から北九州への新しい人の流れをつくる、そのことで本市が地方創生の成功モデル都市となるように、新たな拠点とするものであります。この移転を契機に、各局と東京事務所との連携をさらに深めまして、1人でも多くの方に、本市への移住に興味を持っていただけるよう全力で取り組みます。
 次に、北九州の「国際漫画大賞」を創設いたします。これまで北九州市は、数多くの著名な漫画家を輩出してまいりました。その風土をバックボーンとしまして、漫画文化の発信・普及の拠点、北九州市漫画ミュージアムをつくっております。この漫画ミュージアムも、8月でオープン4年を迎えました。近年漫画は、クールジャパンを代表する日本文化として、世界中で認知度・人気度が高まっていると実感しております。アジアでも非常に大きなイベントで注目されている、香港のブックフェアに今年まいりましたけれども、角川と一緒に日本の自治体、北九州市も一緒に、このクールジャパン文化の発信をしたわけでございますが、大変に海外から日本の漫画は注目をされております。この日本の漫画の魅力を、北九州市から国内外に広く発信をすること。また、漫画の創作に情熱を持ったクリエイターを鼓舞することが漫画ミュージアムの使命と考えております。そこで、このたび「北九州国際漫画大賞」、4コマ漫画のコンテストを創設いたします。審査員には、松本零士名誉館長をはじめ、北九州ゆかりの漫画家を中心に、著名な漫画家、大手出版社の協力も得ました。また賞の1つとして、北九州市にクリエイターを集積するTOKIWA(トキワ)創プロジェクトによる就業支援を行う「TOKIWA創賞」も創設いたします。応募は、9月5日から11月18日まで、専用ホームページで受け付けます。「国際」の名のとおり、海外からも広く作品を募り、国際色豊かなコンテストを目指してまいります。数多くの国から、多彩な作品が集まることを期待しています。
 それでは、ご質問を承ります。

記者
 まず東京事務所のほうなのですけれども、この移転する目的としては、そのU・Iターンに関心がある人が立ち寄りやすいように、交通の便がよいところへというお話だったかと思うのですが、名称を「東京事務所」というふうに変更する理由について伺えますでしょうか。

市長
 今まで首都圏における、東京における発信を強めたいということで名称変更も取り組んだところなのですけれども、少し長いのですよね、ネーミングが。「首都圏シティプロモーション本部」と。多くの自治体は、分かりやすく「東京事務所」と呼んでおります。そして、私どもも議論の過程でですね、東京に一極集中が進んでいるわけですね、日本全体として。地方創生が叫ばれるようになってもですね、企業は本社機能14%でしたか、さらに東京の集積が進んでいるわけですね。ですから、首都圏の中でもやはり東京に本社機能と言いますか、本店機能が集積している状況がありまして、そういった意味では、首都圏というよりはもうずばり東京にあるさまざまな事業所や、その人々に対してですね、故郷へどうぞ戻ってきてくださいというPR、あるいは企業の投資の促進もそうなのですけれども、明解に東京事務所のほうがいいのではないかという議論に落ち着きました。

記者
 はい、分かりました。その他、ご質問あればお願いします。

記者
 「北九州国際漫画大賞」のことでお尋ねいたします。ネーミングに「国際」というふうにございますので、これはあくまで海外の方という理解でよろしいのでしょうか。それとも、目的はここに書かれているとおり「国際色豊か」ということなので、国内も含んだものなのか、それをちょっと教えてください。

市長
 今回全てインターネットにて受け付けるということで、「kitakyusyu‐mangataisho.com」というところで、募集要項を掲載しているわけであります。従いまして、ホームページから作品データファイルをアップロードしていただく方法で応募が可能になるわけです。私どもは、基本的に北九州市の魅力を強く内外へ発信をしたいと。やはり映画のフィルム・コミッションなどが大変有名になりましたが、同じようにこの漫画の世界でもですね、北九州は素晴らしい、魅力あるアーティストがたくさん輩出されているわけですね。そういうことで、これからはもう国境はないと思います。すでにヨーロッパ、アメリカ、アジアからお客さまが北九州にお越しになっている。あるいはいろんな報道を通じましても、日本のアニメ、漫画というのは、世界中で大変に愛されているということです。そうなってまいりますと、もう国境はないわけでありますから、国内の皆さま方にも、また海外の皆さま方にも応募していただくということが思いとしてあります。もう1つ、今回リオオリンピックで、日本のアスリートの素晴らしい活躍に感動したわけでございますが、これから4年後、東京オリンピック・パラリンピックに向けてさらにですね、世界が日本に注目すると思います。いろんな日本の文化があり、和食であるとか、あるいは風景であるとか、産業遺産であるとか、世界から高い評価を立て続けに、今、評価をいただいているところでありますが、そういった意味では、このスポーツの祭典ではありますけれども日本文化、ジャパネスクに対する魅力の再発見と言いますか、海外にまた一層ファンがたくさん増えると思います。そういった意味で、東京オリンピックに向けて日本の自治体、国もそうですが、やはり文化のオリンピアードのような目標を立てて、これから頑張る時代ではないかというふうに北九州も思っております。そういった意味でも、ぜひ海外の方にも広く発信をしていきたいという思いも重なってまいりました。ですから、専用ホームページにおきましては日本語・英語はもとより中国語、これは大陸も、台湾のほうもそうでありますが、簡体字・繁体字、それから韓国語に対応しております。

記者
 関連でお尋ねいたしますけども、ちょっと弊社の過去のデータを探りますと、「北九州市まんが大賞!」なるものが3年前に創設されて、受賞者が決まったということがございました。恐縮ですが、現在この「北九州市まんが大賞!」、平仮名のまんが大賞なのですけれども、その実例はちょっと過分して知りませんが、その他のいわゆる漫画関連の賞とか、もし今も残っているのでしたら、それを、どういう整理をされているのか聞かせてください。

担当者
 
はい、それは、たぶん市政50周年の時に実施された分だと。あの時は実行委員会っていうことで、民間団体が中心となって、私も実行委員会に加わりましたが、実施した経緯があります。あの時は50周年事業としてですね、単発のイベントで終わっております。これは、現在継続しております。

記者
 ということは、こういうその同種のものは今なくて、創設されたという理解でよろしゅうございますでしょうか。

担当者
 はい。

記者
 もう1点、4コマというふうにされているところの狙いを教えてください。

市長
 「起承転結」という言葉がありますが、そのストーリーがあって、かつ言語や文化の枠を超えて、理解や共感がされやすいというふうに考えました。そこで、4コマとしたわけであります。

記者
 いわゆる簡潔に、短時間でポンッといわゆる発信でき、さらに分かってもらえるということですか。

市長
 はい。私たち国民にとりましても、新聞を最初に見ると、スポーツ欄と4コマ漫画を最初に見たと思いますけれども、日本のやはり国民にとりましても4コマ漫画というのは非常に親しみやすい、身近な文化であると思います。それは、海外の方も一緒だと思います。

記者
 もうテーマ性は、全ていわゆる作家さんにお任せということなのでしょうか。このペーパーを見る限り、そういうものは一切ないのですけど。

市長
 そうですね。

記者
 あとは審査員の方が見て、よいと判断されたものはよいということでしょうか。

市長
 はい。

記者
 ありがとうございます。

記者
 すみません。今のものに関連して何か、審査の基準とかいうのは特に何かあるのでしょうか。

市長
 審査の基準はどうですか。

担当者
 当然ですね、技術的な面と、あとはですね…

担当者
 いろいろ判断基準ございますけれども、1つは4コマ漫画ですので、ストーリーですね、ストーリーがまず大事になってくると思います。それから、見た目なんかがよくですね。

市長
 本市は文芸部門でもコンクールを持っておりまして、特に「林芙美子文学賞」、著名な女性作家3人に選んでいただいているのですが、特にテーマ性というのは設けておりません。また「宗左近賞」、「みずかみ(かずよ)さん」の賞にしましても、「子どもの詩のコンクール」も特にコンセプトと言いますか、そういうものを設けずに、著名な審査員の先生方に議論をして選んでいただくということであります。今回審査員には、松本(零士)先生、うえやまとちさん、萩岩睦美さん、それから講談社のモーニングの前編集長の田渕(浩司)さんにお入りいただきますので、そこでお話し合いをしていただいて、いい作品を見い出していただくということになります。

記者
 はい、分かりました。あるいは予算措置とか、あと来年以降の割愛等について。現時点で教えていただける範囲で結構です。

担当者
 はい、700万の予算計上になっております。

記者
 当初別で、今年度は。

担当者
 はい。

市長
 市長といたしましては、この東京オリンピック・パラリンピックに向けて、文化の面で日本から発信をする絶好のチャンスだと思います。それは、地方創生というウェーブを起こしていく過程と重なってくると思っております。私どもは、優れた文化の面での諸先輩を輩出した地域でございまして、例えば映画にしても漫画にしても、高い評価もいただいております。従いまして、これを継続することは力になります。より大きな発信力になりますので、市長といたしましては、年々これを充実させる方向で頑張っていきたいとこのように考えております。

記者
 ありがとうございます。

記者
 「北九州国際漫画大賞」についてですけれど、全国に国際・国内問わず漫画大賞たくさんありますけれど、市長としてこの「北九州国際漫画大賞」を、才華をしてどういった特色を打ち出していくお考えでしょうか。

市長
 審査員にお願いをした先生方は代表的な日本のトップリーダーの方々でありますし、これが1つの賞をですね、内外に強く発信する時の1つのよりどころになっております。実は、文学の面で「自分史文学賞」というのを文学館創立以来続けていたわけですが、「自分史」という形でロングストーリーを書けるのは高齢の人にだんだん多くなってきまして、応募者が減ってきたという事情もあって。そこで他の自治体をそれぞれ見てみると、ローカルな自治体での文学賞というのは相当数にのぼるということが改めて分かりまして、そういった中で文学賞をどう継続・発展させるかという議論の中で、やはり林芙美子という、素晴らしい才覚のある女性作家。そして、日本を代表する女性作家3人に選んでいただくということでですね、際立った個性というものを発信しながら努力を続けているところです。漫画につきましてもそういった意味で、どれだけの作品が集まるかによって、いい作品が生まれれば生まれるほど、賞の値打ちは上がると思うのですけれども、全力で、いろんなところで宣伝をしたいと思っております。

記者
 そのアジアに近い、土地の利点を活かしてとかですか。

市長
 はい。私どもはご案内のとおり、上下水道の分野をはじめ、海外の環境国際貢献に、熱心に取り組んでまいりまして、多くの友人をアジアの都市に持っております。そして、その過程でですね、例えばオリンピックのキャンプ地誘致でお声をかけたりするなど、いろんな取り組みをしているのですが、そういう状況から始まって両都市の間に、相手国との交流をより深めるためにですね、やはり文化的な、日本に対して非常に関心を持っている分野における交流というものが、非常に大事だというふうに感じておりました。特に今、タイとかインドネシアにはキャンプ地誘致で一生懸命でありますし、また上下水道関連でご縁ができたところには、北九州モデルということで他の環境技術全般について、ワンパッケージにしてですね、輸出を目指す取り組みをしているわけですね。そういう場面で、「日本の漫画・アニメというのは、最高にいいですね」ともう異口同音に皆さんおっしゃるわけですね。つまりアジアの方々とですね、これは欧米も全く同じでございます。日本の文化の魅力として、今一番やっぱり高く注目・評価されているのは、漫画・アニメの世界ではないかなというように自分は感じております。従いましてこういう取り組みというのは、われわれは海外でいろんな環境その他で接点ができておりますけれども、そういうところでも宣伝をしたいと。日本の魅力を再認識していただける、もっともっと親しくなれるという意味において、素晴らしい僕はアシストをしてくれるものと期待しています。それだけに、我々もこれを大事にしたい、この賞をですね。

記者
 ありがとうございます。

記者
 今の関連でお尋ねいたします。その海外の方々に述べられる、その「北九州市が国際漫画大賞をつくりました、どうぞ応募してください」という海外への情報発信を、現時点でどういうふうに考えているのかお尋ねします。

市長
 どうですか。

担当者
 基本的にはですね、ウェブサイトでの広報が中心になるかと思います。あとですね、特にウェブサイトになるのですが、懸賞サイト。それとかですね、あと私どもこれまで、やっぱり韓国とか中国とか、さまざまな国ともやっぱりお付き合いがあって、個別なルート。そんなところをですね、活用していきたいと思っております。でも基本的には、インターネットが広報の中心になると思います。

記者
 インターネットとおっしゃいましたけども、それはいわゆる、その英語サイトだったり、先ほどの話だといわゆる中国語・韓国語等もございますけど、そういう海外のサイトで、いわゆる海外の言語で、北九州市の「国際漫画大賞」をセールスするということを、もうすでにある程度固めてらっしゃるという理解でよろしいのでしょうか。

担当者
 はい。一応専用のウェブサイトで、一応5ヶ国語を今考えております。

記者
 ということじゃなくて、この専用ということを私申し上げているわけではなくて、結局宣伝する際に、海外の方々にきちんと届くような形で、日本語のサイトではなかなか海外の方ご覧になりにくいわけなので、海外の方が普段見るようなサイトとか、海外の漫画にご関心のある方が見られるサイト等で宣伝なさるのですかという質問をしました。

担当者
 はい、申し訳ございません。それは懸賞サイトが中心になるかなと思いますが、早速別ルートでもいろいろ、できる限りのチャンネル使ってやっていきたいなと思っております。

記者
 はい、分かりました。

記者
 その他、ご質問ありませんでしょうか。

記者
 いいですか。弊紙の報道に基づく質問になることをご了承ください。本日警察庁がですね、都道府県ごとの「体感治安」なるもの、いわゆる住民の方々の「治安についてどう思うか」ということを調査研究したと。9月に学会で発表するという記事をですね、弊社のほうが報道しております。その中で、その福岡県のですね、体感治安というのは、他の都道府県中44番目。「警察への信頼度」というのが、同40番目という数字挙げております。これはいわゆる記事を見ますと、アンケート調査をして、それを数値換算したものをですね、並べているということでした。県内の、都道府県の調査でございますので、単純に自治体のお話ではございませんけれども、北九州市での福岡県を占める地位というのは極めて大きいものがありますし、過去にそれぞれいろんなこともございました。しかし、これを公の場で発表されるということですので、こういう警察庁のですね、調査結果が出ていることについてご所見をお伺いいたします。

市長
 はい。昨夜ですかね、その情報をキャッチしまして、「福岡県は何番目だ」と、こう思って自分も一緒に探しました。正直言ってこの間、暴力事件などもですね、16年振りに全くない、起こらないと。そして、頂上作戦から2年間全く事件もありませんし、そして考えてみると平成14年の、日本列島が、犯罪が大変多いということで、北九州も全力でこれに立ち向かってですね、7割も減らしたのですね。それから、政令指定都市の中でも、真ん中よりももうちょっといいところまで、短期間の間に劇的な治安の改善を成し遂げています。この間の、一連の事件の度重なる報道というものが、まだ印象が残っている。国民の中に、頭の中に、片隅のどこかに残っているのだなということを感じました。悪い話っていうのは足が速いしですね、そしてそれが改善されたというふうに情報が発信されませんと、そのまま残っている向きもあるのだろうなと思いました。そういった意味では、市民とともにこの間、そもそも犯罪を減らすための地道な粘り強い努力を継続して、大きな成果を挙げていると。そして、暴力団のそういった事件についても、劇的なこの改善状況が生まれていると。そうした事実をですね、もっとしっかりとPR、アピールをしていきたいとこう思っております。今回「女性自身」、あるいは「宝島社」等の雑誌の中で、非常に住みやすいまち1番という、こういう評価をいただいたわけでございますけれども、一方において非常に魅力的なところも再評価をされているという時があります。つまり過去の印象がまだ残っている中で、一方で「住みやすい、いいまちだ」という評価も出てきているという、それが入り混じった状況にあると。だから、これから2年、3年が非常に重要な時ではないかと改めて感じています。私どもは、今回「1万人の防犯パトロール大作戦」を行うわけですが、1万4,000人ぐらいの人がですね、全市一斉的にこういうパトロール活動を行うというのは、全国的に見ても極めてレアなケースだと思います。これだけ地道にですね、いいまちにするために市民の方がずっと続けている事業です。この活動の中で、世界ギネス記録に挑戦をすると。例えばそういうことで頑張ることによって、市民がですね、別に犯罪というのは暴力団に関わるものだけではないわけでありまして、もうどこに行っても世界中が今、犯罪の多さに大変反応している時でもありますので、私たちは、市民が一生懸命汗をかいて安全ないいまちにするために努力をしているのだという、そういうことを通じて情報発信に努めたいということなのであります。そして、私たちのまちの目標として、あと2年ぐらいの間にですね、犯罪をどんどん減らしてですね、少なくとも20の指定都市の中では刑法犯認知件数を、対市民あたり最も少ない都市ベスト3の中に入るのだと。そういう目標を立てて、市民の方々と一緒に汗をかいていきたい。そういう努力の過程を、ぜひメディアの皆さま方にも発信していただけると大変ありがたいと、こう思っております。

記者
 ありがとうございます。今市長のお話にもございました、改めて頂上作戦から2年が間もなくまいりますけれども、2年前を思い出しながら、そして今のお話にもございましたけども、変化も踏まえて、改めてご所見をお聞かせください。

市長
 この暴力団事案でしょうか。

記者
 そうですね、9月11日が間もなくまいりますのでですね。

市長
 はい。ずっと以前から、この公共事業から暴力団を排除するとか、そういう地道な活動、啓発普及活動を続けていたわけでありますが、県の暴排条例の施行という大きな節目をきっかけとして、今度は市民を直接狙うという、そういう蛮行が発生したわけであります。私の2期目当選の直後でございました。そこからある意味では、警察、行政、事業者、市民一体となった、新しいこの運動というものがスタートをしているわけであります。この間、いろんな事案が発生をいたしまして、市民の方々にもご心痛をおかけしたわけでございますが、警察の総力を挙げた捜査も功を奏しまして、劇的な頂上作戦が2年前から始まりました。そして16年振りに、まちは平穏を取り戻したわけであります。この2年間振り返りまして、時にはですね、この一部の人たちが引き起こす事件によって、どれだけまちのイメージが損なわれ、そして観光や、あるいは投資についても大きなブレーキになっていたと。この由々しき事態が劇的に改善をされたということをですね、改めて関係者のご尽力に感謝を申し上げたいと思います。何があってもこの平穏な、安全・安心な北九州の市民社会を守り抜きたいという気持ちでいっぱいであります。市民がみんなそう感じていらっしゃると思います。だからこそみんなで、全市一斉に行動する市民防犯パトロールにもご参加をいただきたいと思いますし、地道な努力を続けてですね、気が付いてみたら近い将来、日本で一番安全なまちになってるのだ、そういう喜びを共有したい。そんな思いで今、これからの活動にチャレンジを続けたいと思っております。

記者
 今日、戸畑区の「浅生スポーツセンター」が完成式典を迎えたかと思うのですけども、反対の声もある中でですね、公共施設の縮減っていうのを粘り強く訴えてきた結果だと思うのですけども、完成を迎えたお気持ちと、あとその公共施設のマネジメントというのを、今後どのように進めていくか伺えたらと思います。

市長
 公共施設のアセットマネジメントというこの議論はですね、北九州は日本のトップランナーではないのですね。もうすでにいくつかの自治体でですね、このままいったら老朽化がどんどん進んで、また一方において新しいものをどんどんつくろうという動きもある中で、「これは財政的には持たない、何とかしよう」という、その試行錯誤が始まっておりました。その中で本市としましてはですね、戸畑区におきまして、もともとこの、かつて戸畑のまちづくりの構想の中にですね、このC街区であるとか、D街区であるとか、そういうビジョンが示されていたということもあるのですが、結構古いですね、体育施設がたくさんあったわけであります。従いまして、北九州は今全域的に、この公共アセットマネジメントに取り組みつつあるわけですが、その第1号になるのが戸畑区の、この体育施設の集約化であったわけです。その過程においては、構想はもちろん賛成なのだけれども、自分の通い慣れたプールや体育館だけは例外的に何か残してくれないかという声がたくさんありましてですね、ずいぶんと合意形成に時間がかかりました。しかしそれは、やりたくても財政的にもう持たない状況になっているということで、いいものをぜひ集約してつくりましょうということに、学会のご理解をいただいて今日の運びとなりました。北九州におけるアセットマネジメントの、スポーツにおける第1号の成功事例となります。これをご覧になっている市民・各界の方はですね、やっぱり体育館はいざとなれば災害の時の避難所にもなるわけですから、エアコンがあるというのは実に快適なのですね。だからそういった面も含めてですね、古くなっているのはどこも同じでございますので、例えば大里におけるスポーツ施設を急いでほしいとか、それぞれの地域においてそういう声が起こってくると思います。その時に、全ての施設を残すことはできないと。そこは辛抱して、我慢していただかないと、大きな新しい第1歩は踏み出せないということです。戸畑区の今回のリニューアルオープンがそういった意味で、よりよいものをつくるためにみんなが、自分の家の前をもう残せないのかというですね、それは寂しい思いもあるでしょうし、悔しい思いも痛みもあると思いますけども、それを乗り越えるとこんなにいいものができるというふうにご覧いただけるとありがたいなと。そうすると、まち全体のアセットマネジメントが加速していくと、このように考えております。

記者
 ありがとうございます。

記者
 他にありませんでしょうか。どうもありがとうございました。

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