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【発表案件】
・「原爆犠牲者慰霊平和祈念碑」等の整備について

平成28年11月29日市長記者会見
【発表案件】
・「原爆犠牲者慰霊平和祈念碑」等の整備について

発表項目 (1)「原爆犠牲者慰霊平和祈念碑」等の整備について(PDF形式:360KB) 月日:2016年11月29日
場所:北九州市役所
出席者 北九州市長

会見の動画(YouTube)

市長
 
初めに、1つ報告がございます。「平和祈念碑」でございます。
 現在、勝山公園の中に、中央図書館南側に設置しております「原爆犠牲者慰霊平和祈念碑」などがありますが、これをですね、「(北九州市)原爆被害者の会」などの意見も踏まえまして、この公園の中の中央付近に、平成29年春に移設することにいたします。
 現在の場所は、このバリアフリー、あるいは式典スペースなどを考えまして、平成の18年度に移設をしたものであります。「長崎の鐘」、また「北九州市非核平和都市宣言碑」なども移設をしまして、一体的に整備をいたします。この祈念碑は昭和48年設置でありまして、「長崎の鐘」は昭和51年の設置、「平和都市宣言碑」は平成22年の設置であります。整備の特徴でありますが、一体的な整備によりまして、「平和を祈る空間」として位置づけます。
 また、「原爆犠牲者慰霊平和祈念式典」におきまして、長崎の方向に向かってお祈りをすることができます。モニュメントは、教会の窓をイメージしています。祈念する方向に「嘉代子桜・親子桜」を植樹する、こうしたことが特徴であります。今回の整備によりまして、戦争の記憶を風化させることなく、より多くの市民の皆さまに、平和の尊さを実感することができ、平和を祈る場として親しまれるようになる、このように考えております。
 報告は以上でございますので、ご質問を承ります。

記者
 
JR筑豊線の駅の無人化について、自治会長さん向けの説明会が先日ありましたけども、それでもJRはまだ「方針は変わらない」ということを示されましたが、市としてまたJRに働きかけを、今後何らか考えておられるのでしょうか。

市長
 
JR本社に対しては早い段階で、市を代表して今永副市長が、ぜひ現状を維持していただくようにとの申し入れを行って、そして私自身も社長に、ぜひこの住民の気持ちを酌んで現状維持をとお願いしました。そして、早く地元の方々に説明会を行っていただいきたいと。いろんな不安の声もありますので、まずは説明会を行ってほしいということで、この間、説明会が行われたところであります。
 そこではJR側が、「スマートサポートステーション」という構想について、(福岡市の)香椎で行っている例などを踏まえてですね、今までよりも、より駅構内を監視カメラなどでチェックすることによって安全性を高めるといった、そういう趣旨のお話も含めて、この構想についてお話があったということですが、自治会の皆さまの間にはですね、やはり無人化への反対意見、あるいは定期券、長距離切符の購入について利便性が下がると、そういうことについての意見などがあったとこのように聞いております。
 市としましても引き続き、駅員の配置など、自治会長から出された意見などについて丁寧に対応するように、JR九州に重ねて申し入れたところでございます。今後しっかりと対応していただきたいと願っておりますけれども、市民利用者の声を踏まえて適切に対応していきたいと思います。
 今後は、自治会長の皆さまに加えて他の利用者の立場からもですね、説明会を行ってほしいと申し入れておりまして、利用者には丁寧な対応をしていただきたいと、JR側にまた申し入れております。

記者
 
はい、ありがとうございました。皆さん、お願いします。

記者
 
「平和祈念碑」について教えてください。この時期に、これを行う意義について教えてください。

市長
 
実は方角がですね、長崎の方向とは逆の方向に向かって、図書館のほうに向かって、手を合わせて祈っているという現状にあります。それで、関係者の間からですね、やはり長崎の方向に向かってお祈りをするほうがよいのではないかという声が実は前からありました。そういうことで、どこに、どういう形で、関係のものも一緒に、一体的に移設するか、整備するかについて、慎重にいろんな構想を考えてまいりまして、ようやく移設すると。これから植樹などもありますし、移設には準備も必要ですし、予算もかかりますので、こういう段階で関係者の意見がまとまったということでございます。長年の議論を踏まえての、この結論でございます。

記者
 
あと2点教えてください。今の質問に続けてですが、どれぐらいの距離、移動・移築するのかということと、それと「原爆被害者の会」の方たちが高齢化してたりとか、会自体も結構会員数が減ったりとかしている現状があると思うので、その状況に対する今回の祈念碑の移築の効果とか、その辺りを教えてください。

市長
 
高齢化が進んでいるというお話でございますが、今まで整備の方針・方向について、時間をかけて議論をしてまいりました。そして、関係者の方にご出席をいただいて、来年の春ですね、「嘉代子桜・親子桜」が咲く時期に式典を、開催をしたい、こう考えておりまして、その移設をした完成の式典にあたりましては、小学生など戦争を知らない世代にも声をかけて、参列してほしいと思っておりまして、平和を祈念する場の完成式にふさわしい式になるように、今考えているところでございます。被害者の会からは、「できるだけ早く移設してほしい、長崎方面に向かってお祈りができるようにしてほしい」という意見がありましたし、ただ式典を開催するとなると、テントを張ったりなど十分なスペースが必要になります。そこで、勝山公園の道路がありますけれども、そのちょっと入ったところにですね、中央付近に移設を考えておりまして、公園を利用される皆さまの目にも触れるような場所でございます。あまり奥には入りません。
 やはり平和を祈る場として、親しまれる場になることが私どもの期待でございますので、勝山公園の中央付近に整備をするということにしたのは以上の経緯でございます。来年度の式典は、夏8月9日にありますけれども、新しい祈念碑の前で開催できるようにしたいと、このように考えております。

記者
 
現在の場所からどれぐらいのところですか。

担当者
 大体、30メートルです。

記者
 
すみません、これですね、整備時期が「29年春」ってなってまして、今市長がおっしゃったのは式典を春に、桜が咲く頃にということですけど、工事の着工自体はもっと前になるのでしょうか。それとも着工が春になるのですか。

担当者
 着工は年明けの予定です。

記者
 
1月に着工して、春3月に完成予定と。式典をするという。

担当者
 はい。

市長
 
毎年行っております、長崎の「平和祈念式典」は8月9日ということであります。

 

記者
 
予算はいくらなのか教えてほしいのと、この3つはもともと、ここの現在の位置に固まってあったものをそのまま移すのでしょうか。それと、このモニュメントという、教会の窓をイメージしたというのは、これも今の話なのですか。

担当者
 予算は800万円です。モニュメントでございますが、今の「長崎の鐘」のところにあるコンクリートの台座、あの台座に映ってるのが教会の窓のイメージになっているのですね。今回はそれを移設した際に、改めて金属製のものを教会の窓のイメージでつくり直すということです。

記者
 
予算の時期についてなのですけども、これは今回の補正予算に挙がっているものなのでしょうか。

担当者
 違います、当初予算でございます。

市長
 
やっぱり関係者から、早く移設をしてという要望もありましたので、慎重に議論をしてきた経緯があります。

記者
 
ちょっと確認させてください、先の説明とかぶるのですけども、この「祈念碑」それから「長崎の鐘」、「宣言碑」はもともとこの市道沿いの現在の場所に固まって置いてあるということですね。

市長
 
そうです。

記者
 
それを今回動かして、新たな場所に動かすということでよろしいでしょうか。

市長
 
はい。どうしてもお祈りをする時にですね、長崎と逆の方向に向かって手を合わせることになるのですね、そういうことがありまして。

記者
 
これ南向きになるわけですよね、南向きに手を合わせるのですよね。

担当者
 そうです。南向き、正確には南西向きです。

記者
 
今だと、北向きになってしまうと。

担当者
 北東向きですね。

記者
 
市としてはこの事業以外に、アメリカの公文書館に調査の派遣したりとか、あと今年は戦争体験者の証言集なんかを発行したりとですね、ここに来て平和事業にちょっと力を入れられてらっしゃるのかなと思うのですが、その理由というのを改めて教えていただいてよろしいでしょうか。

市長
 
いわゆる平和事業につきましては、私が着任する以前からですね、さまざまな形で行われておったと思いますが、平成19年に着任しましてですね、まず私自身、平和首長会議に出席いたしました。この会議に市長が出席するのは20数年振りのことでしたでしょうか。そして、(長崎市)城山小学校の「親子桜」を、実際に視察にまいりました。そこで戦争を知らない若い世代がですね、自然にこの長崎の記憶、戦争の記憶を新たにしてですね、平和の大切さを感じてほしいという思いですね。まず全ての小学校で、この「嘉代子桜」を植樹するという方針を出しまして、今年度中には中学校も含めて、全て完了すると、こういう平和事業を行ってまいりました。
 それから、戦後70年という大きな節目にあたりまして、証言でありますとかそういう資料を集めて、多くの戦争体験者の方に語っていただくという、こういう事業がですね、自然発生的に、八幡の大空襲の体験であるとかいろんなお話が出まして、行政としましてもそういう活動を、バックアップをさせていただいて、コラボレーションでこの戦争体験を活字にして発信するという事業も行ってきたところであります。そしてまた、若い世代の方々に、実際長崎に行っていただいて、親子でいろんなことを見聞していただくと。言うならば「平和の使者」と言いますか、長崎でのいろんな平和事業、式典に参加をしてもらうという、そういう世代への支援というものも併せて行ってきたということであります。
 そういう中でですね、議会におきましては、そういういろんな活動があるのだけれども、「平和資料館」という形でどこかに場所を設けてですね、この戦争と平和についてしっかりと市民に伝えていくということが大事ではないかというのが、党派を超えていろんな機会に質疑があったところであります。
 それでいろいろと考えてきたのですが、いずれにしても、新たなものを作るにしても、中にどういうその資料を揃えて、分かりやすく市民にお伝えをするかというコンテンツ、ソフトが非常に大事でございますので、これについては広島・長崎などの状況を勉強してですね、また戦争体験者からいろんな、大事な資料や戦争の時代のものをですね、提供いただくなどして展示をするということをやってきたのでありますけれども、いよいよこの戦争の時代を体験された方が少なくなってきた時に、もう一度その長崎であり、広島であり、あるいは全国に、例えば東京大空襲のあとの資料館でありますとか、いろんなところを見聞してまいりますと、東京九段においても「昭和館」というのがありますけれども、それを見るとですね、アメリカの公文書館にですね、貴重な映像や写真というものがかなり保管されているようで、相当程度市民が見られるようになっております。
 つまり、なぜ長崎に爆撃が、この小倉から方向を変えたのかというのについては、今でも諸説あります。前日の八幡大空襲の煙の影響であるとか、いろんな影響があったようですね、そういったことも含めて、ひょっとしたらこのアメリカの公文書館にそういう時代の資料が残っているかもしれない。
 それから、米軍の資料の中にこの北九州に関わるですね、写真やフィルムがあり得るということで、例えば長崎のほうも、東京のほうでも、学芸員の方がアメリカの公文書館を訪ねてですね、いろいろと資料をチェックされているということも聞きました。私どもも平和資料館というものについては、引き続きどうするかについては検討を今続けている段階ではあるのですが、いずれにしてもその資料を、しっかりと整備をするという意味において、アメリカ(国立)公文書館の訪問は欠かせないことだと判断をしております。

記者
 
分かりました。その他、いかがですか。

記者
 
話は変わるのですけれども、スペースワールドのスケートリンクの問題でですね、かなり内外に余波というか波紋が広がっていて、かなり批判を受けているという状態があります。一民間企業の話とはいえですね、北九州を代表する観光スポットの1つでもあり、市のイメージですとか観光面への影響など、市長、この件についてご所感と、影響等々ご教示ください。

市長
 
多くの反響があってですね、「悪趣味ではないか」、あるいは「残酷すぎるのではないか」、「善処すべきではないか」という声が多数寄せられていると聞いております。本年度に入ってですね、集客効果を狙ってさまざまな取り組みをする中での1つだと思いますけれども、やはり私ども、生き物を大事にしたいという、そういう例えばペットについても「致死処分ゼロ」を目指してですね、市民運動を力いっぱい推進している都市でもあるわけですね。そういう中で、今回ああいう形でいろんな、Facebook(フェイスブック)ですか、ああいうところでもいろいろ出ておりましてですね、そういった意味ではもうスペースワールド側がですね、そういった声に対して謙虚に反省をしてですね、出直しますという趣旨のコメントをしたようですけれども、残念なことだなと思います。やはり北九州を代表するこの集客施設、テーマパークでありますだけにですね、今後はこうした世論というものを正面から受け止めていただいてですね、本来テーマパークとして市民・各界で大きな期待をされてスタートしたものでありますので、ぜひそういう方向で頑張ってほしいと思います。

記者
 
市のイメージに対しての影響っていうことは、何かお感じになられていらっしゃいますでしょうか。

市長
 
好ましいことではないし、私含め、日本の地方都市どこもがですね、観光、インバウンドというものに、一生懸命取り組んでいる時であります。クルーズ船を開放してですね、よりたくさんの方々にお越しをいただきたい。その思いで北九州も取り組んでおりますので、こういうことで広くSNSや、あるいはメディアの場でですね、ご指摘をいただくことは残念なことだと思っております。

記者
 
その他、いかがですか。どうもありがとうございました。

市長
 
ありがとうございました。

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