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大里地域の見どころ(産業遺産関連施設)

更新日 : 2022年6月15日
ページ番号:000139002

門司駅を中心として南北に広がる地域が大里です。
古くは「柳」や「柳ヶ浦」と呼ばれていたこの地に、平安時代に安徳天皇を伴った平家一行が「柳の御所」を設けたことにより「内裏(だいり)」とよばれるようになりました。
その後、江戸時代に「大里」と書き改められ、宿場として発展していきました。
そして、明治時代にはいると鈴木商店をはじめとする工場や企業の進出が進みました。現在も、当時の面影を残す産業遺産群の建築物を見ることができます。

門司赤煉瓦プレイス施設群(旧帝国麦酒施設群)

門司赤煉瓦プレイス施設群の外観画像

大正初期に九州で最初のビール会社「帝国麦酒株式会社」が誕生し、この地に煉瓦造建物群ができあがりました。創業当初はサクラビールと銘打ったビールを醸造・販売していましたが、最終的にサッポロビールとして平成12年まで創業していました。
これら施設は国の登録文化財に指定されています。
また、北九州市門司麦酒煉瓦館は帝国麦酒やサッポロビール九州工場の歴史についての展示室(有料)や貸ギャラリーとなっています。

北九州市門司麦酒煉瓦館の外観画像
北九州市門司麦酒煉瓦館(旧帝国麦酒事務所)
旧サッポロビール九州工場醸造棟の外観画像
旧サッポロビール九州工場醸造棟(旧仕込場)
赤煉瓦交流館の外観画像
赤煉瓦交流館(旧倉庫)

岡野バルブ製造株式会社第二機械工場(旧大里倉庫)

大正9年竣工。鈴木商店大里製糖所が製糖原料としてジャワ糖の輸入や保税原糖の取扱いを行うための倉庫として建てられました。
現在は、岡野バルブ第二機械工場として活用されています。(外観のみ観覧可能)

岡野バルブ製造株式会社第二機械工場の外観画像
岡野バルブ製造株式会社第二機械工場(旧大里倉庫)

飯野物産株式会社門司営業所(旧大里倉庫)

大里製糖所向けの原料保管倉庫として設立された「大里倉庫」の建物でした。
現在は、飯野物産株式会社門司営業所の倉庫として活用されています。(外観のみ観覧可能)

飯野物産株式会社門司営業所の外観画像
飯野物産株式会社門司営業所(旧大里倉庫)

関門製糖株式会社工場棟(旧鈴木商店大里製糖所)

明治37年竣工。鈴木商店が大日本製糖に対抗するため製糖事業の進出を計画し、大里の水、石炭、労働力、輸送面における利点を生かし、製糖工場としては日本初の臨海工場と言える大里製糖所を設立しました。
110年以上経った今でも、当時のままの煉瓦造りの外観を維持しながら操業しています。(外観のみ観覧可能)

関門製糖株式会社工場棟の外観画像
関門製糖株式会社工場棟(旧鈴木商店大里製糖所)

ニッカウヰスキー門司工場倉庫(旧大里製粉所倉庫)

大正3年、鈴木商店は鈴木工業団地の利点を活かして、主に焼酎を製造・輸出するために大里酒精製造所を設立しました。
歴史の中で、吸収・合併を経て現在はニッカウヰスキー門司工場として現在に至っています。
この建物は、以前は旧大里製粉所倉庫として使われていました。(外観のみ観覧可能)

ニッカウヰスキー門司工場倉庫の外観画像
ニッカウヰスキー門司工場倉庫(旧大里製粉所倉庫)

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門司区役所総務企画課
〒801-8510 北九州市門司区清滝一丁目1番1号
電話:093-331-0039 FAX:093-331-1805

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