市民のコーナー
市花の「ひまわり」のような明るい話題をお届けします。
▲高校生ビジネスプランコンテスト表彰式
▲松田さん(左前)ら若商河童ガールズのメンバー
地域活性化と震災復興支援でつかんだ日本一
若松商業高等学校 若商河童ガールズ(若松区)
弁当、せんべいなどで独自ブランドを展開する「若商河童(かっぱ)ガールズ」。若松商業高校では、7年前から地元企業と協力して生徒のアイデアを生かした商品開発に取り組んでいる。
生徒会メンバーを中心にした、チームの愛称が「若商河童ガールズ」だ。
今年2月に静岡県で開催された「高校生ビジネスプランコンテスト」では、斬新なアイデアによる地域活性化と東日本大震災の復興支援活動が評価され、見事グランプリを獲得した。
コンテストの出場メンバーは今年3月に卒業したが、生徒会会長の松田渚さんは「先輩たちは練習を重ね、一度も言葉を詰まらせることなく12分間のプレゼンテーションをやり遂げました。今度は私たちの番ですが、少しでも追いつけるように頑張ります」と意気込みを語る。
彼女たちはこれまでに「若商河童弁当」や「若商河童せんべい」を商品化し、文化祭や地元商店街のイベントなどで、年間3000個以上の販売実績を上げている。
また、東日本大震災の直後には、「被災地のために自分たちも何かできないか」との思いで、若商河童せんべい500缶を避難所へ送った。それがきっかけとなり、同じように商品開発に取り組む宮古商業高校(岩手県)との交流が生まれ、宮古市での販売会も行っている。
コンテストでは、商品の販売実績とともに、こうした被災地支援も評価された。
彼女たちは、当時を振り返り「被災地に笑顔を届けられて嬉しかった」と話す。また、「商品の売り上げを寄付することが支援につながるため、販売実習では大きな声を出して頑張っています」と、現在も支援を続けながら、その強い思いを活動の原動力にしている。
「活動を通して、あいさつや礼儀、人との関わりを大事にするようになった」と口をそろえる彼女たち。次は、7月にある全国高等学校生徒商業研究発表大会の福岡県予選を勝ち上がり、全国大会への出場を狙う。先輩たちも届かなかったもう一つの高みへ、河童ガールズの挑戦は続く。
北九州市ワーク・ライフ・バランス表彰を受賞した団体を紹介します。
社会福祉法人 龍玉会 洗心保育園【小倉南区】
職員26人全員が女性である洗心保育園では、職場全体でより良い職場環境づくりに努めている。代替職員を十分に確保し、職員の急な早退や休暇に速やかに対応できることが、有給休暇の高い取得率につながっている。また、労働時間を法定の8時間より短くしたり有給休暇の付与日数も法定を上回るなど、職員の満足度を高める制度を取り入れることで、保育士の平均勤続年数は全国平均を大きく上回り、人材不足を解消している。
北九州市ワーク・ライフ・バランス表彰に関する問い合わせは、総務企画局女性活躍推進課 TEL093・582・2209へ。
イラストのAとBを比べて、違っている部分を見つけてください。間違いは全部で5つ(5画面)です。
※画面番号による消えなどは含みません。
今回のテーマ 東田第一高炉 応募締め切り 6月9日(火)必着
- 応募方法
- 応募は、はがきに、間違っている画面番号と、住所、氏名、年齢、電話番号、市政だよりの感想などを書いて、次の応募先へ。ネット窓口(電子申請)も可。正解者の中から抽選で10人に図書カードを進呈します。
- 応募先
- 広報室広報課「まちがい5」係(〒803―8501 小倉北区城内1―1、TEL093・582・2236)
5月1日号の答えと当選者
応募総数536通
- ●答え
- 【5つの間違い】(3)(6)(8)(9)(11)
- 【間違いの部分】(3)雲の形 (6)バナナの房の数 (8)日傘の有無 (9)ネコの向き (11)男性の手の形
- ●当選者(敬称略)
- 稲数薫、加藤義隆、倉地輝光、末次祥子、谷昇、土井孝三、那須野浩、古野知子、桝田幸平、八田晴美