【料金について記載のない催しは入場無料(参加無料) 時間は24時間表記】
保健福祉の情報をお伝えします
糖尿病を正しく知りましょう
問い合わせは保健福祉局健康推進課 TEL093・582・2018
日本には「糖尿病が強く疑われる人」が約950万人、「糖尿病の可能性を否定できない人」が約1100万人いると推測されています。(平成24年国民健康・栄養調査)
■糖尿病を知っていますか?
糖尿病は膵臓(すいぞう)から出るインスリンというホルモンの働きが低下して、肝臓や筋肉にブドウ糖が取り込めなくなり、血液中の糖が多くなる病気です。
■糖尿病は自覚症状がないまま進行します
肥満や運動不足、ストレスなどでインスリンが効きにくい状態になると膵臓はインスリンを過剰に分泌し、この状態が長く続くと、膵臓が疲弊してインスリンを作る能力が低下してしまいます。インスリンの出る量が減ると、血液中に増えた糖が脳や腎臓、神経などを傷つけるために心筋梗塞、脳卒中、腎不全や失明などの重い病気を引き起こします。そのような重篤な状態になるには10年以上かかりますが、それまではほとんど自覚症状がないため、治療をせず放置したり、治療を中断してしまったりして、気がつかないうちに糖尿病が悪化していることが多いのです。
■糖尿病を放置しないでください
医療機関や健診で糖尿病といわれたことのある人の中で、「治療を受けていない」人の割合は男女ともに働きざかりの30~40歳代が最も多く、約6割が未受診か治療を中断しています。
■糖尿病を予防し、重症化を防ぐためには
- (1)食べ過ぎ、飲み過ぎ、運動不足などの生活習慣を改善し、インスリンの過剰な分泌を予防し、自分の膵臓を守ってください。
- (2)糖尿病の早期発見・早期治療のために毎年の健診、必要な保健指導を受けてください。
- (3)糖尿病と診断されたら、運動療法、食事療法、服薬をきちんと継続し、血糖値を管理することが何よりも大事です。治療が中断している人は再受診して自分の検査データを確認し、ヘモグロビンA1c値をコントロールしてください。
- (4)糖尿病関連のイベントに参加して、糖尿病予防に取り組みましょう。
糖尿病フェスタ
講演会や血糖測定、個別相談など。10月30日(日)13~16時、認知症支援・介護予防センター(小倉北区馬借1丁目、総合保健福祉センター5階)で。問い合わせは新小倉病院糖尿病センター TEL093・571・1031へ。
世界糖尿病デー啓発街頭活動(ブルーライトアップ)
コンサートや講演会、糖尿病関連のパネル展示、血糖測定など。11月12日(土)16~21時、八幡西生涯学習総合センター(黒崎駅西側、コムシティ内)で。問い合わせは、つのだ内科循環器科クリニック TEL093・618・6662へ。