【料金について記載のない催しは入場無料(参加無料) 時間は24時間表記】

すこやかハート北九州

保健福祉の情報をお伝えします

骨髄等ドナー普及促進事業を開始

 白血病等の治療に有効な骨髄などを提供する人(ドナー)の経済的な負担を減らし、移植の推進を図るための助成を10月1日から開始します。

対象 いずれも他の同種同類の助成金などの交付を受けている人(ドナー休暇取得者を含む)や、市税滞納者、暴力団関係者は除く。

  • 日本骨髄バンクが実施する骨髄バンク事業にドナー登録を行い、骨髄などの提供を完了した人。
  • 平成29年4月1日以降に骨髄などの提供を完了した人。

助成内容 骨髄等の提供に必要な通院・入院や面談などの日数×2万円(1回の提供につき14万円まで)。

申請期限 骨髄などの採取にかかる入院をして退院した日の翌日から起算して1年以内。ただし、平成29年4月1日~9月30日に骨髄などの提供を行った場合は10月1日から1年以内。

 問い合わせは保健福祉局地域医療課 TEL093・582・2678へ。

9月21日(木)~10月20日(金)は認知症啓発月間

 認知症はとても身近な病気です。早期発見や適切な治療で回復したり、進行を遅らせたりすることができます。また、規則正しい生活習慣で予防も可能であると考えられています。認知症について知る、考える、きっかけにしてみませんか。

オレンジリング写真

認知症を知る! 認知症サポーター養成講座

 認知症高齢者にやさしい地域づくりを目指し、町内会や市民の自主グループなどの集まりに出向きます。受講者には認知症を支援する目印の「オレンジリング」を進呈します。

街頭啓発活動の実施

 9月26日(火)、小倉駅と黒崎駅付近で開催します。

  • 小倉駅周辺=11~12時
  • 黒崎駅周辺=15時30分~16時30分

認知症啓発イベント情報サイト

QRコード
携帯サイトはこちらから↑

https://www.city.kitakyushu.lg.jp/ho-huku/28000158.html

認知症の介護家族支援について

認知症・介護家族コールセンター 認知症の人や家族、高齢者を介護している家族が抱える不安や悩みなどを相談できます。

 フリーダイヤル0120・142・786(いっしょに・なやむ)

※面接による相談もあり(事前申込みが必要)。

介護マークイラスト

  • 認知症介護家族交流会 認知症の人を介護している家族が励まし合い、認知症や介護について学びます。奇数月は認知症介護家族、偶数月は若年性認知症介護家族が対象。
  • 介護マークを知ってますか? 認知症の人の介護は外見ではわかりにくいため、介護をする人が介護中であることを周囲に理解してもらうことを目的としたマークです。

 問い合わせは保健福祉局認知症支援・介護予防センター TEL093・522・8765へ。

vol.29 ひまわり

市花の「ひまわり」のような明るい話題をお届けします。

ケツァルテナンゴの小学校での指導写真
▲ケツァルテナンゴの小学校での指導

(左から)原さん、名越さん写真
▲(左から)原さん、名越さん

視野の広がりを感じた海外ボランティアの経験

北九州市立大学3年 

原成宜(まさたか)さん(小倉南区・21歳)
名越翔太さん(小倉南区・21歳)

 硬式野球部に所属する原成宜さんと名越翔太さんは、北九州市立大学と(独)国際協力機構(JICA)の連携による「グアテマラ共和国スポーツ・健康振興支援ボランティア連携」事業の一員として、今年2月下旬から約1カ月間、中米・グアテマラに子どもたちへの野球の技術指導・普及の目的のために派遣された。外国の文化に触れることは今後の人生を豊かにすると考えていたものの、野球部の練習が忙しく海外留学を諦めかけていた二人は、この派遣が絶好の機会であると自ら願い出た。

 野球のプレーには自信のある二人だが、文化の違う国での指導は驚きの連続だった。「日本の子どもの方が技術はありますが、少し引っ込み思案です。グアテマラの子どもは積極的に質問してきます。練習していくうちに得意なプレーを見つけてどんどん上手になっていきました」と名越さん。原さんは、「子どもたちは勝敗ではなく、野球を純粋に楽しんでいました。その姿を見ると、自分が夢中でボールを追いかけていた幼い頃の気持ちに戻れました」と語る。

 貧富の差が生む教育格差や夜間の外出を控えなければならないこと、グラウンド等の設備が不十分なことなど厳しい環境の中でも伸び伸びと野球を楽しんでいる子どもたちに心を動かされた。

 帰国後、指導したチームの一つが地域の大会で優勝したとの知らせを受けた。「うれしいです。私も彼らを見習って、どんな状況でも前向きに進もうと思います」と名越さん。次回の派遣にも参加を希望している原さんは、スペイン語を勉強中だ。「今年も勉強して行きましたが、準備不足を痛感しました」。外国の子どもたちに野球をうまく教えたい、気持ちを理解したい。海外ボランティアの経験が、知識だけでなく心の視野も大きく広げている。

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