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緩和ケア内科

充実したがん治療 一人一人を大切に


 緩和ケア病棟は2001年4月に開設された院内病棟型で、ベッド数は20です。 ラウンジ・オープンキッチン、談話室、家族部屋2室、庭園、浴室があります。 がん治療を終え、不治の状態にあるがん末期の患者さんの苦痛をできる限り緩和し、 QOLを維持しつつ穏やかに生活できるようにサポートします。 ご家族が24時間付添えます。また外出・外泊も可能です。
 サポート面では、患者さんの身体面だけでなく、心理・精神面な社会的な背景を大事にして、 がん患者さんの苦痛を和らげ、ご家族にも配慮することができる質の高いケアを実践しています。 また、緩和ケア病棟では年間のべ300例以上の患者さんを院内はもとより院外からも受け入れています。 今後ともよりよい緩和ケアのための療養場所の選択肢の一つとなればと考えていますので よろしくお願いいたします。


 緩和ケア内科病棟の理念

 緩和ア病棟では、がんの治癒を目指した治療を終えた患者さんに、お体に負担となる検査や治療を
行うことなく病気の自然な経過に委ねます。患者さんとそのご家族のQOL(人生と生活の質)を
改善するために様々な専門職がチームとして支援します。


緩和ケア内科病棟の入院基準


1.がんに伴う痛みや息苦しさなどの苦痛となる症状を緩和します。
2.生命を尊重し、死を自然なことと認めます。心臓マッサージ、気管内挿管、
  昇圧剤の使用などは行っていません。
3.最後まで患者さんがその人らしくできるだけ快適に生きていけるように支えます。
  ご自宅での療養を希望される場合は、できるだけ実現できるようにサポートします。
 患者さんが療養しているときからご家族が様々な困難に対処できるように支えます。


1.医療用の麻薬について

  患者さんの痛みなどの症状に合わせて、適宜、医療用の麻薬を使用します。
 吐き気や便秘などの副作用対策も予防的に行います。
 適切な量を使用すれば、中毒や依存などは起こりませんのでご安心下さい。

2.延命処置について

  緩和ケアでは生命を尊重し、自然な経過を見守らせて頂きます。
 人工呼吸や心臓マッサージなど、そのものが患者さんにとって苦痛となる可能性もあり、
 無理な延命は行いません。
 体に負担となると判断される状況では、抗がん剤の治療や苦痛となる検査は行わない方針です。
 緩和ケア病棟では心電図モニターは使用していません。
 最期まで患者さんがその人らしく生きていけるように支えていきます。

3.点滴・輸血について

  体が衰弱した状態で、カロリーの高い点滴を、行うと体に負担になることがあります。
 むくみや胸水、腹水がある場合は、点滴を減らすことでつらい症状を和らげることがあります。
 そのため点滴は必要なカロリー、必要な量を考慮して行います。
 輸血は、アレルギー反応が出ることがあり、体の負担になるため行わない方針です。

4.腹水穿刺、胸水穿刺について

  腹水、胸水の中には、たんぱく質が多く含まれています。
 衰弱した状態で腹水、胸水を抜くと体の負担となることが多いため腹水穿刺や
 胸水穿刺は行わない方針です。


緩和ケア内科病棟


 当院緩和ケア病棟は、別館5階フロア全体に無料個室10室、有料個室9室、特別室1室あり、 全室個室となっています。 ピアノが置いてあるラウンジがあり、オープンキッチン、談話室、屋上庭園、お風呂、 家族控え室(畳)が2つあり、ご家族もご一緒にくつろいでいただけるようにしています。

無料個室
有料個室(1日8,640円)
庭園
特別室(1日21,600円)


有料個室は、ミニキッチン、冷蔵庫、テレビ、DVDが設置しています。
特別室は、お風呂、畳のスペース、ミニキッチン、冷蔵庫、テレビ、DVDが設置しています。

緩和ケア内科病棟の入院基準

1.原発や転移についての病名告知と十分な病状説明を受けて、緩和ケア外来のご自分の病状を理解し、
  今後は治癒を目指す医療を望まないこと。
2.その上で、患者さんとご家族が緩和ケアの意義を十分に理解し、緩和ケア病棟への
  入院を希望していること。
3.「緩和ケア病棟入院申込用紙」に記入して提出していただき、それを基に、
  「緩和ケア病棟入院判定委員会」にて審議し認められること。


緩和ケア病棟入院までの流れ

緩和ケア内科外来受診
   ↓
入院申込用紙提出
   ↓
症状により自宅での生活が出来ない時、痛みが強い時、身体がきつい時
   ↓
緩和ケア病棟入院


緩和ケア病棟への入院について

☆ 外来通院をしている患者さんが病状により緩和ケア病棟に入院する場合、次の2つを目安にしています。
(1)痛み、呼吸困難などの症状が悪化し、自宅で過ごすことが難しくなった場合
(2)身体が衰弱して、自宅で過ごすことが難しくなった場合


緩和ケア内科病棟スタッフ

      主任部長  大場 秀夫
緩和ケア病棟看護師長  栗田 睦美
       看護師  17名
     兼任薬剤師  1名
     兼任栄養士  1名


入院生活

・病棟からの外出や外泊は可能です。個別に相談していきます。
・面会時間の制限はありません。
・小さなお子様やペットの面会につきましては別途相談いたします。
・飲酒は適量であれば可能ですが、別途相談いたします。
 ご家族や面会の方の飲酒は基本的にお断りしています。
・当院は全館、敷地内を含めて完全禁煙です。
・緩和ケア病棟では、患者さん・ご家族の要望にできるだけ応えていきたいと考えていますが、
 お互いの快適な療養環境の向上のため、マナーはお守り頂きますようお願いします。


入院費用

健康保険が適用されます。
有料個室は、別途費用がかかります。
詳しくは、入院される際に説明いたします。

緩和ケア内科

2016年度
入院患者のべ318名、平均在院日数は14日前後。
院内だけでなく院外からの受診、入院も受けています。



緩和ケア内科

基本的にありません。
がん患者さんで余命6カ月以内の方が対象です。




主任部長 大場 秀夫


専門分野:緩和ケア
専門医等:日本内科学会認定医
     日本呼吸器学会専門医
学会関係:日本緩和医療学会 / 日本内科学会 / 日本呼吸器学会 /
     日本老年医学会
     
     
                
 これまでの緩和ケア病棟での経験を生かして、患者さんご家族に満足して
いただけるような医療を提供していきたいと思いますのでこれからもよろしくお願いいたします。




緩和ケア外来は完全予約制となっております。


・緩和ケア受診には、担当医からの紹介状(医療情報提供書)、血液検査データ、CT、MRI、骨シンチ、

 PET検査などの画像データが必要となります。

・予約の際、通院されている病院の医師、看護師、医療連携室でご相談ください。

  ※外来受診のご相談は平日の午後14時~16時にお願いいたしております。

   北九州市立医療センター   TEL(093)541-1831 (緩和ケア外来)

・初診時、患者さんとご家族の方に同席して頂き、病状や経過などを確認させていただいております。


緩和ケア外来受診日(月曜は午後・水曜日は午前のみ)

初診 月曜日 午後14:00~
水曜日 午前 9:30~
再診 火曜日
木曜日
金曜日
担当医:大場