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消化器内科

早期消化管がんに対する内視鏡的粘膜下層剥離術は
                  年間300例以上行っています。


 北九州市立医療センター・消化器内科で診療している主な病気は食道、胃、十二指腸、小腸、大腸、膵臓、胆道の病気です。
 がんの診断、内視鏡による治療、抗がん剤による治療、消化性潰瘍、逆流性食道炎などの酸関連疾患、難治性疾患であるクローン病や潰瘍性大腸炎などの炎症性腸疾患、過敏性腸症候群などの機能性消化管障害の治療などを行っています。
 2017年12月までに早期胃がんを内視鏡で切除する「内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)は1871例(腺腫含む)、食道のESDは447例、大腸のESDは883例を経験しています。
 2014年度より膵臓専門医が常勤となり、超音波内視鏡を用い病変の一部を採取する、超音波内視鏡下穿刺吸引術(EUS-FNA)で、膵臓がんなどの診断を行っています。
 2018年度より大腸内視鏡検査は、全例NBI拡大観察が可能な機器を使っています。

消化器内科

2015年度外来患者数1日平均71.7人、紹介率95.3%、入院患者数1日平均49人
2016年 内視鏡検査件数 上部6,020例、下部2,384例
2016年 12月末までのESD総数は、胃1,745例・食道392

 例・大腸754例、消化器がん化学療法 月平均100例程度

消化器内科

 得意分野は消化菅癌、膵臓癌、胆管癌の診断と内視鏡治療、 炎症性腸疾患・機能性消化管障害・酸関連疾患の診断治療。 対象疾患は消化菅疾患(食道、胃、十二指腸、小腸、大腸)、胆膵疾患、消化管癌、膵臓癌、胆管癌、 炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎、クローン病)、機能性消化管障害など。 日本消化器学会認定施設、日本消化器内視鏡学会指導施設、日本消化菅学会胃腸科指導施設

 

(トピックス)内視鏡を用いた最新の診断と治療

超音波内視鏡検査

超音波検査(エコー検査)は音波が跳ね返ってくる現象(エコー)を画像化することにより、臨床現場で幅広く診断や治療に応用されています。当院はこの胃カメラ(上部消化管内視鏡検査)に小型化した超音波装置がついたEUS専用機を常備しています。

■超音波内視鏡を用いた診断

超音波内視鏡下穿刺吸引法(endoscopic ultrasound guided fine needle aspiration :EUS-FNA)

EUS-FNAは,消化管に近接した病変に対してエコーガイド下(EUSガイド下)に、内視鏡先端から専用の針を用いて細胞や組織を採取する検査法です。画像診断では限界のある症例で、病理診断により確定診断が得られる点で利点です。外科的な開腹・開胸生検と異なり、傷が残らず体に負担の少ない検査です。消化管周囲(縦隔、腹腔内、後腹膜)の腫瘤性病変,消化管粘膜下腫瘍,リンパ節,他の検査では画像化できない微量腹水などが対象です。正診率は70-90%と高率でありながら、偶発症は2%以下と有効性や安全性が高いことから、2010年より保険適応された手技です。検査は静脈麻酔を用いて、眠っている間に終わります。針は採血や点滴で用いるような針よりも更に細い針を使用しますので、痛みはほとんどありません。

■超音波内視鏡を用いた治療

(新規デバイス)Hot AXIOSを用いた超音波内視鏡下ドレナージ術

適応:胃壁又は腸壁に密着している➀症候性膵仮性嚢胞又は②70%以上の液体成分を認める症候性被包化壊死に対し、経胃又は経十二指腸的な内視鏡治療

従来は膿を排泄するために他の手技で用いるプラスチック製の筒(ステント)を使用して瘻孔形成、ステント留置を行っておりましたが、煩雑で時間がかかる上に偶発症(迷入や逸脱)が問題でした。新規デバイスであるHot AXIOS(金属製の筒)は穿刺・拡張・留置を同時に行うことができる一体型システムで、より安全で短時間な手技と偶発症の軽減が可能となりました。2018年10月より薬事承認され、当院でも使用可能となりました。本手技は実施医と実施医療機関が規定されています。当院は、北九州地区で本処置が可能な唯一の認定施設になっております。

超音波内視鏡下嚢胞ドレナージ術(EUS-guided cystogastrostomy)

急性&慢性膵炎の後遺症として発症する膵周囲液体貯留は、そのまま放置すると時に感染して膿瘍(化膿して膿がたまること)を形成することがあります。膿瘍が生体内にとどまることは、たくさん致死的な合併症の原因となります。このため、たまった膿は対外へ出す必要があります。膵炎後の液体貯留は、胃のすぐ後ろにできることが多いため、膿のたまった空間へ超音波内視鏡で針を刺して膿を吸引(穿刺)、針穴を風船で拡張(拡張)、膿が継続的に出せる通り道を作ること(ステント留置)を行います。この治療法は開腹手術よりも患者さんへの負担が少なく、安全性や治療効果が高いことから、2012年より保険適応されています。


統括部長 秋穂 裕唯


専門分野:消化器内科
専門医等:日本消化器病学会専門医・指導医・学会評議員 ・ガイドライン委員
     日本消化器内視鏡学会専門医・指導医・社団評議員
     日本消化管学会胃腸科専門医・指導医
     日本内科学会認定医・研修指導医
     臨床研修指導医
学会関係:日本内科学会 / 日本消化器病学会 / 日本消化器内視鏡学会 /
     日本消化管学会 / 米国消化器病学会 /
     日本がん臨床試験推進機構JACCRO

 早期消化管がんに対する内視鏡的粘膜下層剥離術は年間400例弱です。
食道、胃、大腸、膵がんなどの化学療法や炎症性腸疾患も数多く診ています。
拡大・胆膵・超音波内視鏡検査などは後期研修期間中にぜひ習得してほしい技術です。



主任部長 水谷 孝弘

専門分野:消化器内科
専門医等:日本内科学会認定医・総合内科専門医
     日本消化器病学会専門医
     日本消化器内視鏡学会専門医・指導医
     日本消化管学会胃腸科専門医・指導医
学会関係:日本内科学会 / 日本消化器病学会 / 日本消化器内視鏡学会 / 日本消化管学会



麻生 暁

専門分野:消化器内科
専門医等:日本内科学会認定医・総合内科専門医
     日本消化器病学会専門医・学会評議員
     日本消化器内視鏡学会専門医・指導医・学術評議員
     日本消化器学会・胃腸科専門医・指導医
     日本食道学会食道科認定医
     日本がん治療認定医機構がん治療認定医
     日本医師会産業医
学会関係:日本内科学会 / 日本消化器病学会 /
     日本消化器内視鏡学会 / 日本消化管学会 /
     日本食道学会 / 日本超音波医学会 /
     日本ヘリコバクター学会



植田 圭二郎

専門分野:消化器内科(胆・膵)
専門医等:日本内科学会認定医
学会関係:日本内科学会 / 日本消化器病学会 / 日本消化器内視鏡学会 /
     日本膵臓学会 / 日本胆道学会



岩佐 勉

専門医等:日本内科学会総合内科専門医
     日本消化器病学会専門医
     日本消化器内視鏡学会指導医
学会関係:日本内科学会 / 日本消化器病学会 / 日本消化器内視鏡学会



向坂 誠一郎

専門分野:消化器内科
専門医等:日本内科学会認定医
学会関係:日本内科学会 / 日本消化器病学会 / 日本消化器内視鏡学会 / 日本消化管学会



横山 梓

専門分野:消化器内科
専門医等:日本内科学会認定医
学会関係:日本内科学会 / 日本消化器病学会 / 日本消化器内視鏡学会



糸永 周一

専門分野:消化器内科
専門医等:日本内科学会認定医
学会関係:日本内科学会 / 日本消化器病学会 / 日本消化器内視鏡学会



佛坂 孝太

専門分野:消化器内科
専門医等:日本内科学会認定医
学会関係:日本内科学会 / 日本消化器病学会 /
     日本消化器内視鏡学会



多田 美苑

専門分野:消化器内科
学会関係:日本内科学会 / 日本消化器病学会 /
     日本消化器内視鏡学会



竹島 翼

専門分野:消化器内科
学会関係:日本内科学会 / 日本消化器病学会 /
     日本消化器内視鏡学会

                           (平成30年10月1日現在)

診療科
 



消化器内科
  
 
岩佐 勉
 
 
〇水谷 孝弘
 
 
秋穂 裕唯
 
 
〇水谷 孝弘
 
 
秋穂 裕唯
 
 
麻生 暁
 
 
向坂 誠一郎
 
 
岩佐 勉
 
 
麻生 暁
 
 
植田 圭二郎
 
   
植田 圭二郎
 
   
向坂 誠一郎
 

〇診療科主任部長


♦専門 膵臓:植田


※初診の受付時間は8時から11時までです。
※外来初診には原則として診療情報提供書が必要です。
[医療連携室]TEL:093-533-8660(直通)
      FAX:093-533-8718