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薬剤課

よりよい薬物治療を提供するよう日々努力しています。


 入院患者さんの薬学的管理・指導に重点を置き、薬剤管理指導業務の充実に努め、副作用発現の回避(プレアボイド報告)など医薬品適正使用への貢献に積極的に関わっています。
 地域がん診療連携拠点病院の薬剤課として、最新の抗がん剤治療において、レジメン管理、抗がん剤無菌調製、患者さんへの指導の充実にも取り組んでいます。
 また、院内の糖尿病教室、感染対策、栄養サポートチーム、緩和ケアチームに参加し、よりよい薬物治療を提供するよう日々努力しています。
 平成30年4月より、院外処方箋への臨床検査値表示を開始し、地域の調剤薬局との連携で、外来患者さんの医療の安全に取り組んでいます。


お知らせ

 当院では外来患者さんについては原則「院外処方箋」とし、最寄りの保険薬局でお薬を受け取っていただいています。
 この度、地域の保険薬局と連携し、外来患者さんにより安全で安心な医療を提供することを目的に、患者さんの検査値の一部を院外処方箋に掲載することに致しました。ご理解のほど、よろしくお願いいたします。

検査値付き処方箋についてのお知らせ (PDF)

処方箋検査値 基準値と単位 (PDF)

実績内容

2017年業務実績件数

名称 件数
処方箋枚数(1日平均) 入院 233枚
外来院内 8.3枚
注射処方件数(1日平均) 1,210件
抗がん剤調製件数 24,538件
薬剤管理指導実施件数 11,570件

認定

認定 氏名
薬学博士

 ・薬学部博士課程で研究を行い、博士号を取得しています。

俵口 奈穂美
がん薬物療法認定薬剤師

 ・日本病院薬剤師会の認定資格です。がん薬物療法について講習および研修を
  受け認定試験に合格しています。がんの薬物療法について深い知識を持って
  います。

米谷 頼人
緩和薬物療法認定薬剤師

 ・日本緩和医療薬学会の認定資格です。緩和ケアに従事した豊富な経験を持ち
  認定試験に合格しています。

山田 真裕
感染制御認定薬剤師

 ・日本病院薬剤師会の認定資格です。感染制御に関して講習および研修を受け
  認定試験に合格しています。感染制御活動に従事しています。

村上 由花
糖尿病薬物療法准認定薬剤師

 ・日本くすりと糖尿病学会の認定資格です。糖尿病薬物療法に関する自己研鑽を
  積み、認定に必要な資格を有し、認定審査に合格しています。

内山 美智恵
腎臓病薬物療法単位履修修了薬剤師

 ・日本腎臓病薬物療法学会の認定資格です。腎臓病薬物療法に関する自己研鑚を
  積み、認定に必要な資格を有し、認定審査に合格しています。

内山 美智恵
日本糖尿病療養指導士

 ・糖尿病治療に最も大切な自己管理(療養)を患者に指導する医療スタッフです。
  高度でかつ幅広い専門知識をもち、患者の糖尿病セルフケアを支援します。

内山 美智恵
和田 佳菜子
栄養サポートチーム専門療法士

 ・日本静脈経腸栄養学会の認定資格です。主として静脈栄養・経腸栄養を用いた
  臨床栄養学に関する知識と技能を有しています。

坂本 佳子
俵口 奈穂美
福岡県北九州地区糖尿病療養指導士

 ・糖尿病治療に最も大切な自己管理(療養)を患者に指導する医療スタッフです。
  高度でかつ幅広い専門知識をもち、患者の糖尿病セルフケアを支援します。
  福岡県、佐賀県においての認定資格です。

内山 美智恵
坂本 佳子
医療環境管理士

 ・福祉検定協会の認定資格です。多職種・他施設の現状・取り組みを参考にし、
  様々な視点から医療現場を支援します。

宮﨑 晶
村上 由花
日本薬剤師研修センター認定実務実習指導薬剤師

 ・薬学部5年次の学生が行う病院実習において指導を行うため講習を受けた
  認定資格です。

内山 美智恵
米谷 頼人
俵口 奈穂美
松田 亜希子
日本薬剤師研修センター研修認定薬剤師

 ・講習受講や自己学習などについて確認し薬物療法の幅広い知識及び高度な
  技能を習得していると認定する資格です。

内山 美智恵
米谷 頼人
坂本 佳子
高橋 昭弘
武田 恵美子
松田 亜希子
宮﨑 晶
和田 佳菜子
     
    調剤室
     
    注射室
     
    抗がん剤無菌調製室
     
    薬剤管理指導業務

調剤室

【薬物血中濃度モニタリング(TDM)】

MRSA感染症(治療が難しい薬剤耐性を持つ細菌感染症)を治療する抗生物質の最適な投与量を薬物の血中濃度から推定します。

【処方監査システム】

調剤するときには必ず処方監査システムを通して調剤過誤を防ぎます。


 入院処方調剤・外来院内処方調剤・臨時注射薬調剤・治験薬管理・抗MRSA薬の薬物血中濃度モニタリング(TDM)を行っています。全ての調剤においてGS-1コードを利用した調剤鑑査システムを導入したり、注射薬自動払出装置による1施用毎の調剤を行ったりと、調剤過誤を起こさないよう、安心かつ安全な薬物療法の提供を心掛けています。
 また、院内処方箋に印字される臨床検査値を用いて薬の減量を提案したり、院内感染対策業務として抗MRSA薬・カンバペネム系抗菌薬の使用管理を行ったり、積極的に医薬品の適正使用に取り組んでいます。

注射室

【自動払出装置】

注射薬は自動払い出し装置により、アンプルやバイアルが、ラベル・処方箋とともに、払い出されます。

【注射薬と注射ラベルがセット】

注射薬は1回に使う分が、患者名や薬剤名、投与方法などを表示したラベルと一緒に、一つのトレイにセットされます。


 定期注射薬調剤、外来予約注射薬調剤・院内製剤の作製を行っています。
 定期注射薬調剤は、注射薬自動払い出し装置を導入しています。一患者一施用毎にトレイに注射薬と注射ラベルがセットされます。薬剤師は処方監査に十分に行い、調剤はすべて監査システムを通すことで、ミスをなくし、安全な医薬品提供を実践しています。

抗がん剤無菌調製室

【抗がん薬無菌調製】

抗がん剤は被曝防御のガウン、手袋などを装着して、安全キャビネットで無菌的に調製しています。

【薬物治療導入時における患者説明】

抗がん剤治療が始まるときには、パンフレットなどを用い、丁寧に説明を行っています。


 抗がん薬無菌調製、がん薬物療法の安全管理、薬物治療導入時における患者説明、お薬手帳による調剤薬局や他施設との連携の充実に努めています。
 がん薬物療法において、薬剤師は抗がん薬を安全に取り扱うために適切な管理を行うとともに、注射抗がん薬を適切な環境のもとで無菌調製しています。抗がん薬を投与する際の投与量や投与間隔は、患者さんの症状だけでなく、身長や体重、腎臓・肝臓の状態などをもとに医師が決定します。薬剤師はその投与量や投与間隔が適切であるかを確認し、吐き気などの副作用対策ができているかどうかを確認しています。
 また、患者さんや家族の方に、薬物治療の内容や副作用について詳しく説明しています。薬剤師が時間をかけて説明することで、治療への理解が深まり、治療がスムーズに行えるメリットがあります。がん患者さんが私たち薬剤師と関わることで、安心して治療を受けることができれば幸いです。

薬剤管理指導業務

【持参薬確認】

入院患者さんがもって来られたお薬は、薬剤師が確認して電子カルテに入力します。


 入院患者さんの持参薬をすべて薬剤師が確認しています。多くの薬を継続して使用されている患者さんには、今後、継続薬の見直しも必要であると思います。
 入院中の治療薬については特に注意が必要な抗がん剤治療などを中心に服薬指導、副作用確認、相互作用確認などを行っています。また、退院後、自分で薬剤を管理出来るように服薬指導や副作用を早期発見できる注意点を説明しています。
 たとえば、肺がん治療では、分子標的薬の皮膚障害の予防や治療、免疫治療では、重大な副作用の早期の発見のため患者さんの理解が必要でそのための説明に力を入れています。
 乳がんで入院された患者さんの術後化学療法では、吐き気や脱毛に対する支持療法を提案しています。
 血液の疾患で入院された患者さんは、当院では化学療法に加え、造血幹細胞移植を数多く行っていますので、移植関連副作用の予防、感染症、口腔ケア、皮膚ケアに力を入れています。看護師と連携してわかりやすい説明を心がけています。


薬剤課長 坂本 佳子


担当分野:薬剤課業務の統括

医薬品の分野から、医療の安全に取り組みます。
     
所属学会
・日本病院薬剤師会
・日本静脈経腸栄養学会

認定
・日本病院薬剤師認定指導薬剤師
・福岡県・佐賀県糖尿病療養指導士
・日本薬剤師研修センター認定薬剤師
・栄養サポートチーム専門療法士



係長 俵口 奈穂美(薬剤師長)


担当分野:注射室

注射薬の調剤、管理を通じて安全な医療の提供と適正な医薬品購入に努めています。
栄養サポートチーム専門療法士として、患者さんの栄養管理に寄与しています。

所属学会
・日本病院薬剤師会
・日本医療薬学会
・日本静脈経腸栄養学会

認定
・日本病院薬剤師認定指導薬剤師
・認定実務実習指導薬剤師
・日本薬剤師研修センター認定薬剤師
・栄養サポートチーム専門療法士



係長 米谷 頼人(薬剤師長)

担当分野:抗がん剤調製及び外来がん化学療法薬剤指導業務

患者さんに安全で有効ながん薬物療法が行われるように、がん治療に参画しています。院内の業務以外では、北九州地区勤務薬剤師会がん薬物療法委員会、福岡外来化学療法研究会、北九州がん化学療法チーム医療研究会、がん化学療法ケアを考える会において、がん治療の質的向上に努めています。

所属学会
・日本臨床腫瘍学会
・日本医療薬学会

認定
・日本病院薬剤師会がん薬物療法認定薬剤師
・認定実務実習指導薬剤師
・日本薬剤師研修センター認定薬剤師



係長 山田 真裕(薬剤師長)

担当分野:調剤業務

患者の皆さんに心のこもった最良の薬物療法を提供できるよう、調剤室の職員一同心掛けています。

所属学会
・日本医療薬学会
・日本緩和医療薬学会

認定
・緩和薬物療法認定薬剤師