北九州の民話  
[神さまの恋] [與次兵衛の瀬] [足立の長者] [愛宕山の鷹狩り ]
[貫の夜這い龍] [みる鼻・きく鼻] [愛馬の仇討] [そば食上人様] [堀川かっぱ]
[華姫・六郎太物語 ] [天邪鬼といばら] [おトラばあさま] [馬ん尻を覗く話] [亀の甲岩]
 

 
みる鼻・きく鼻
切絵:芹田騎郎

みる鼻・きく鼻
(小倉南区平尾台にまつわる話)

 
   昔、平尾台の「みる鼻・きく鼻」という二匹の鬼が、彦山にすむ鬼の親分に正月祝いにと里の子供をさらいました。
 村人たちは家々に腐ったイワシを吊し、鬼が匂いに誘われ山を下りた隙に子供を助け出しました。
 怒った鬼は仕返しにきましたが、村人が竹を焼き、待ち構えていたところに出くわし、竹がパーン!と弾けたため、火の粉を被った鬼はびっくりして逃げて帰りました。
 それから、二度と、山を下りてはきませんでした。
 


北九州市観光課