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移住者インタビュー

人が温かく、新しいことにチャレンジできる街です。

移住のきっかけを教えてください。

 移住するまでの私は、東京でIT企業のサラリーマンをしていました。学校にIT機器を導入する仕事です。非常にやりがいのある仕事でしたが、丸10年、サラリーマン生活を続けた頃に、今後自分がどうしていきたいかを考えるようになりました。関東で同業種への転職も考えたのですが、大学時代に学んだキャリア教育をやっていきたいという想いが強くなって、移住を決意しました。

 キャリア教育とは、自分がどういう働き方や生き方がしたいかを考える機会を提供する教育です。主に高校生が対象ですが、私が移住をして、親戚の商店の跡継ぎとしてお店を繁盛させるというチャレンジが、ひとつのモデルケースとして生きる教材になればと思っています。「環境と生き方が大きく変わっても、成功できる!」という姿を見せていきたいですね。

今、どんなお仕事をしていますか?

 北九州市の旦過市場内にある、私の祖父の代から続く商店で働いています。北九州市の郷土料理「ぬかみそ炊き(ぬか炊き)」をメインに、ぬか漬けなども並ぶお店です。古くからの付き合いがあるお客さまが多いお店ですが、私が来てからオンラインショップを開設したり、SNSの活用を進めたりと、新しい顧客の開拓にも力を入れています。

 東京時代と生活は大きく変わりましたが、楽しく働くことができています。周りの人にも優しくしていただいて、予想よりも速いスピードで仲間や知り合いが増えました。市場という土地柄もあるでしょうが、みんながみんな温かいですね。ここは、古い市場や古いものを大切にしながらも、新しく移り住んだ私にも関心を持って受け入れてくれる風土があります。

今後の目標を教えてください。

 旦過市場はもともと生活市場として栄えた市場ですが、今後、観光客などに向けたアピールもしていきたいと考えているところです。
ありがたいことに、現店主のおばからは「時代が変わったからお店は好きなようにやっていい」と言ってもらっています。ぬかみそ炊きという郷土料理も守りながらも、若い人に向けた新商品も開発中です。
それから、当初の目的でもあるキャリア教育にも関わっていきたいですね。それには、まず、お店を成功させるのが大前提ですけどね。

宇佐美 雄介さん

  • 自営業
  • 30代
  • 2016年6月移住
  • 東京都から

掲載日:2017年03月13日

移住者インタビュー

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