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第37回 開催状況

開催日・テーマ

平成23年6月24日(水曜日) 12時から13時

「認知症になっても要介護状態になっても安心して住めるまちづくり」

内容

参加グループ

老いを支える北九州家族の会(8名)

グループのプロフィール

ランチタイム開催の様子

介護経験者や、介護を支える人たちが会員となり、みんなで支え合うネットワークをつくり活動している。介護者同士の励ましあい、助け合い、社会への働きかけなどを行っている。

「認知症になっても要介護状態になっても安心して住めるまちづくり」

参加者の主な発言

  • 以前サングリーンホームデイサービスの家族の会に参加し、その際に他の家族の方たちの介護の話を聞き、自分も頑張ろうという気持ちになれた。そこで、色々な事情でこういう会に参加できず苦しい思いをしている人もいるだろうと思い、会報を作り始めた。その後、地域にもデイサービスが増え、他の施設の方からも会報が読みたいという話があり、北九州全体を見た家族の会として「老いを支える北九州家族の会」を発足した。
  • 会の中で介護家族交流会をやっており、介護の辛い状況、苦しい状況などを皆で話し合っている。同じ立場の方と話し合うことで気持ちがすごく軽くなると言ってもらえる。こういう同じ立場の方と話し合える場所があるという事はすごく心強いと思う。
  • 市からの委託事業として支えあい相談会を各区で月に1回ずつ行っている。お見えになった方の話を傾聴すると、相談に来た方も話が終わると気持ちが楽になったと言って帰っていかれる。身内の介護をしている時にこの会にお世話になったので、自分も少しでも役に立てればと思い活動している。
  • 平成21年10月に認知症コールセンターが開設した。平成21年度は相談件数が一日平均1.3件だったのが、昨年は1.7件と少しだが増えている。また、開設当初電話をかけてこられた方が未だにかけてこられるなどリピーターの方が多く、信頼していただいているのかなと思い頑張っている。介護をしていると精神的に患ったり、鬱状態になったりする方がいらっしゃる。泣きながら電話をかけてこられて、聞いてもらっただけで気持ちが楽になったよと言って電話を切られると、こちらもよかったなと思う。これからも傾聴ということを学習し、相談員として研修を積んで頑張りたいと思っている。
  • 認知症の方を支えること、これがどれだけ広がるかが認知症施策の一番の土台になると思う。北九州市では現在認知症サポーターは2万6千人を超えているが、熊本県では10万人を超えている。北九州市でも体制を強化し、地域に一人でも認知症を理解できる人が増えていけばいいと思う。
  • 認知症の方が安堵のできるケアができるのではないかという事で、「認知症の人のためのケアマネジメントセンター方式」(注)を3年前に勉強した。会でこの勉強会を昨年から今年にかけて6回開催し、81人の参加を得た。認知症の方の家族だけでなく、施設の方や医療関係の方など色々な方と一緒に勉強するのはこれではないかと思う。これからも続けていきたい。
    (注)「認知症の人のためのケアマネジメントセンター方式」
     厚生労働省が2000年に設置した全国3箇所の「認知症介護研究・研修センター」(東京・大府・仙台)が中心となり研究開発した、認知症の人のためのケアマネジメントシートのこと。
  • 40代、50代の方に多い若年性認知症は、働いている企業の産業医が一番発見しやすいと思う。若年性はできるだけ早く発見できる事が大事。今はまだ全国で若年性認知症に本格的に取り組んでいるところがあまりない。産業医大を持っている地域として、北九州でぜひやっていただくとありがたいと思う。
  • 認知症になっても安心のまちづくりを本当に実現したいと思う。最近徘徊で行方不明者が出ており心配しているが、家に閉じ込めるのではなく、街に行きながら一人の行方不明者も出さない、それが地域の力で実現できるようにしなくてはいけないと思う。そのために模擬訓練をやってみてはどうか。このことで社協、行政、家族の会が一緒になってさらに色々な活動ができると思う。
  • 会で東日本大震災に遭われた方の義援金を募った。今回市長にお目にかかる機会があったので、是非受け取っていただきたい。

市長の主な発言

  • 若年性認知症について、「現役で働いている人にアクセスする医者が、しっかりと対応してくれると随分違うと思う。」というのはもっともな視点だと思う。産業医大の方々ともお会いするチャンスがありますし、今後の検討テーマにさせていただきたい。貴重なご意見ありがとうございます。
  • 徘徊の問題は大きな問題だと思う。若干の自己負担がかかるが、携帯用の発信機を持っていれば徘徊でいなくなった時おおよそどこにいるか分かるというGPSを利用したシステムがある。まだあまり利用が進んでいないがもう少し工夫すれば増える余地はあると思う。この件については勉強を続けますので、現場をよく知ってらっしゃる皆様からもご意見を聞かせていただきたいと思う。
  • 認知症の問題については行政でも努力は続けているが、今日皆さんに直接話を聞かせていただいて大変ためになった。今後も、一歩二歩と前進していけるように頑張るので、これからも皆さんと行政の協働が進むようにご協力をお願いします。
  • 今回の震災でふるさとを離れた方を北九州でも受け入れをしている。こちらに来られた時には雨露をしのぐだけではなく、生活の支援とか、働ける人には就職のお世話だとか、もっと温かくお迎えしようという事で行政と民間が力を合わせ絆プロジェクトをスタートした。この震災が将来一段落した時に、そうやって地域で皆が向こう三軒両隣で始めたことはきっと残ると思う。そういったことが、認知症の方、一人暮らしの方、障害を持つ方等を地域で支えていくことに繋がっていけばと思う。
  • 今回お届けいただいた義援金は、被災されて北九州市に移り住んでいる方々の家族の生活支援のために大事に使わせていただきたいと思う。本日はありがとうございました。

このページの作成者

市民文化スポーツ局市民総務部広聴課
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