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第22回 開催状況

開催日・テーマ

平成21年10月30日(金曜日) 12時~13時
「住み続けたい北九州」

内容

参加グループ

NPO法人 学研都市留学生支援ネットワーク(FORSNET)

グループのプロフィール

若松区ひびきのにある学研都市において、日本人学生、留学生及び地域住民との交流を軸に異文化交流を推進しているグループ

第22回 開催の様子

「住み続けたい北九州」

参加者の主な発言
  • FORSNETは若松区の学研都市ひびきので留学生と日本人学生、地域住民との交流を支援するためのNPO法人として活動しており、交流会や留学生向けの日本語講座、就職活動の講座等その時々に応じて行っている。今日は留学生からみた北九州についてと、日本での就職を目指し、実際に就職活動を通じて感じたことなどを留学生本人の口からお伝えしたい。
  • 今住んでいるひびきのは、便利で住みやすく、同年代の友人ができて嬉しい。母国フランスは遠いが、FORSNETのイベントに参加したりしていると、家族と離れている寂しさを余り感じない。北九州市からは家賃を補助してもらって勉強に専念でき、とても感謝している。一方で、北九州は楽しい場所が少ないと思う。福岡市やパリは一つの中心街の周りを層になって取り囲むたまねぎみたいな形だが、北九州市は5つの街が集まった街で、これは北九州の強みだと思う。昔は5つの街はそれぞれ中心街があったと思うが、今は小倉以外は中心の特性を消すようにしているようで、残念に思う。
  • 就職活動で困ったことは、企業の説明会や面接がほとんど関東や大阪、近くても福岡での開催だったこと。今年は特に地元企業の採用が少なく、東京まで足を伸ばさざるを得なかった。しかも各企業の説明会の時間が重なっており、交通費もかかるので、経済的・時間的制約の中、受けたい会社が複数あっても限られたところしか受験できなかった。
  • 大きな企業の合同説明会が北九州でもっとあってほしいと思う。大学の授業のように企業ごとに説明の時間を割り当てたり、テレビ会議のような形で東京など遠方での説明会は現地に行かなくても参加できるようなしくみがあれば時間とお金の節約になってよいと思った。また、交通費の割引があればと思った。
  • 今年の学生達は特に厳しい状況の中での就職活動となったようだ。言葉の不安もある中、節約のため、夜行バスに乗り、ネットで探した安い宿に泊まるなどぎりぎりの生活が続き、留学生が精神面でも健康面でも不安定になっている様子が見受けられた。先のテレビ会議の話など、もっとチャンスがあれば、そして留学生が活躍できる企業がもっと増えればと思う。
  • 最終面接までこぎつけたのに「今年は留学生は採用していない」と言われた学生もいる。散々苦労してやっとの思いで東京まで出向いたのに、最後の最後で「留学生お断り」みたいな形で終わってしまったのはとても辛かったと話していた。
  • 留学生との交流会を始めた当初、大学の掲示板に貼り紙をしたが、掲示板を見ない人が非常に多く、貼り紙よりも口コミや国ごとのネットワークで広がっていった。こちら側からすれば「こんなに情報を開示している」と思っていても、留学生には実は届いていないことがある。情報提供の難しさを感じた。
  • 自分は日本人学生だが、北九州市が国際色豊かな都市になっていこうとするには、市民が心を開いて国際的な感覚や文化を学び、しっかり交流していこうという姿勢を持つことが大事だと思う。小さい頃から学校教育や日々の生活の中で留学生のことを取り入れてもらえたらと思う。
  • これまで自分が関心を持たなかっただけかもしれないが、北九州に住んでいて、留学生を含め外国の人と市が交流会をする、というようなことをあまり聞いたことがない。スポーツ系の交流はプレーする中で留学生も他の参加者の人とも打ち解けやすくてよいのではないか。
市長の主な発言
  • 八幡西区楠橋に「日中国際交流ナンチャオ」という会がある。ナンチャオは楠橋の中国語発音で、留学生がお祭りで歌や踊りなどを披露し、地域の方がお世話をする一方、留学生が中国語を教えたりするなど楽しく交流している。そういう場所がたくさんでてくるといいと思う。
  • 留学生の学生生活のサポートは出来ていても、出口である就職で一番困るという課題があることがわかった。市役所の中に地元の企業の面接や合同説明会開催のお願いをする所があって、そういう場所を作った実績もあるのだが、今年は日本人学生も含めて本当にきつい時期。
  • ひびきのキャンパスには超一流の大学院生が集まっているし、皆さん国に帰って日本にパイプのある青年リーダーとして活躍される方が多いのかと思っていたが、留学生の皆さんの多くができれば日本に就職したいという思いが強いということは、私の今日の一つの収穫で、大変嬉しく思う。
  • 都市が発展していくためにはいくつか条件があるが、その中の柱の一つで外国との交流がどれだけ盛んになるか、ということが大きいと思う。日本から近いということで言えば、アジアはこれから経済が非常に強くなって、日本・韓国・中国・ベトナムなど東南アジアの時代に変わっていくと思う。その中でも北九州はアジアのゲートウェイで一番近い所にあるので、そういうところで留学生はもとより各界の方々と交流が深くなることは北九州市民全体にとってもいいことだと思う。まだまだ成果は小さいかもしれないが、今後一層努力したい課題だと思う。
  • 留学生の皆さんは日本に滞在されて、時には不快な思いや寂しい思いをされたこともあるかと思う。それは私どもの努力不足のせいだと思うが、一方で自分達のまちのために、外国の文化を取り入れたいと色々と頑張っている日本人も多い。その頑張っている人たちをもっとしっかりバックアップし、連携して、皆さんが困った時に「ここにいけば何とかなる」という窓口をもう一回市役所として全市的に見てみたいと思う。皆さんの時にすぐにお役に立つよう間に合うかわからないが、今日の皆さんのご提案に答えられるよう頑張るので、皆さんもめげずに頑張ってください。
  • 日本人の学生の方にとって外国の方を知っているということ、普段一緒に遊んだり、勉強したりしているということはすごくいい収穫だと思う。授業では得られないもので、すごく大事なもの。企業のトップは外国を知っているかどうか、うまくお付き合いできるかどうかというところを意識する時代に来ている。頑張ってください。

本日はどうもありがとうございました。

このページの作成者

市民文化スポーツ局市民総務部広聴課
〒803-8501 北九州市小倉北区城内1番1号
電話:093-582-2525 FAX:093-582-3117

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