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第3回 開催状況

開催日・テーマ

平成20年3月26日 12時~13時
「元気な子どもの明るいまちへ」

内容

参加グループ

北九州市里親会 10名

グループのプロフィール

児童福祉法の里親制度による里親のグループ。

第3回ランチタイム写真

「元気な子どもの明るいまちへ」

参加者の主な発言
  • 北九州市里親会は、昭和53年当時個別に里親登録して活動していたメンバーが、里親としての資質の向上、里親同士の情報交換等を目的として当時の児童相談所を中心として創立された。創立当時は10人にも満たなかったが、現在では会員47名、里子を委託されている里親が23名、お預かりしている里子が40名まで発展し、大変喜んでいる。
  • 里親の知名度は今ひとつ低いのだが、今年の4月から、NHKの連続テレビ小説で里親制度を題材とした「瞳」というドラマが始まる。今年は里親という言葉がクローズアップされるのではないかと期待している。
  • 子育ては大変だが、子どもからもらうものは本当に多い。子どもがいることで元気になるし、学校行事に参加するなど地域とのつながりもでき、とても楽しい。
  • 私たち里親は「里子を育ててやっている」と見られがちだが、実際は親の方も子どもから恩恵を受けている。親というのは産んだだけでは親になれない。子どもを育て、子どもから親として育てられることで親になっていくのではないかと思う。
  • 里子であることを本人に告知するかどうかの問題は里親みんなの悩み。できることならなるべく幼い頃に話したほうがいいと皆考えている。それは子どもにとって、親が違うということもショックだが、自分に直接そういう話をしてもらえなかった、隠されていたということが一番のショックになるということがわかってきたため。小さい頃に話をしているということが、子どもにとって自分が里親にどれだけ信頼されているかという確認になるようだ。
  • 現在高校生の子を預かっている。問題のないときは明るく、本当にいい子なのだが、「(異性の)友人の家に行く」と言って家出したことがある。預かる前も家出を繰り返しており、異性と会っているときは、他のことは考える事ができないと言う。最初は何か自分に問題があったのかと夜も眠れないほど悩み、髪が抜けるほど苦しんだ。今は二人でそういう話も実の親子以上にできるし、それがその子の性癖だと理解しているが、今後養育期間を過ぎ、相談所と縁が切れたときに、同じことを繰り返したら、誰に相談すればいいのだろうかと思う。どうしてそんなに苦労してまで里親をするのかと言われたり、自分自身もやめようと思ったこともあるが、子どもがよくなってくれると嬉しいし、やはり里親は生きがいである。
  • 虐待の経験がある中学生を預かった際、育てるのは非常に難しく、自分だけでは無理だと痛感した。問題があるのは子どもではなく、親である。市には親を指導するような専門職の方を養成してほしい。専門的な福祉の勉強をしたいと考える若い人はたくさんいる。そういう人達を市は同じ職種で継続して育てていってほしいと切に思う。子どもの成長は早く、思春期くらいになると親でないと変えられない。それは子ども総合センターの方もよくわかっていらっしゃるが、専門職員が増えなければ、今の職員の方たちだけでは目の前の子どもの対処で精一杯だと思う。
  • 以前半年ほど預かった姉妹は、一時親元に帰ったが現在は施設にいる。姉妹とは今でも一日里親などで交流があるが、施設に入る際、里親をしていた自分になぜ声がかからなかったのかと思う。
  • 心に深い傷を負った子ども達は、親から見捨てられたと思っているため、自分一人で好き勝手にやればいいという思いが強く、こちらの想いが子ども達に伝わるまで長い年月がかかる。また、学力的に問題があることが多く、養育期間終了の18歳を迎え、いざ就職となると、一体どこに就職させたらいいのか、受け入れ先がないのではないかとそれが一番の気がかりである。
  • 里子という形で家庭に入れる子は幸せ。施設に預けられている子は市内に500人弱いるが、そのうちの1割に満たない子が里子として生活している。里親として裾を広げていければと思う。今年7月27日に戸畑市民会館で全九州の里親が集まって研修会を行う。その際には是非市長にも出席していただいて、頑張っている里親さん達を励ましていただきたい。
市長の主な発言
  • (7月27日の)研修会は喜んで参加させていただきたいと思う。東京都の里親制度、「養育家庭制度」を取り上げたNHKの連続テレビ小説「瞳」の紹介があったが、以前「冬ソナ」がブームになったとき、韓国と日本という近くて遠い関係が劇的に変化した。私はこの「瞳」というドラマを通じて、皆様方が頑張っていらっしゃる世界のことが日本人に広く知られるよう、このドラマの成功を心から祈っている一人である。
  • 一生懸命世話をしていた里子が一度親元に戻った後、理由も知らされないまま里親の元でなく施設に戻ったというお話について、行政の対応としても、例えばプライバシーの問題や色々な事情で、知っていても言えない事がよくあるが、子どものことで眠れなくなるほどご苦労いただいている方に対して、もう少し接し方が工夫できるのではないかということで、貴重なご指摘として受け止めさせていただき、今後研究していきたいと思う。
  • いずれにしても本当に皆様の頑張りで、子どもさんのお世話という大事な役割を担っていただいている事を、今日お一人お一人の体験談を通じてしみじみ感じた。本当にありがたく思っている。これからもぜひ子供達が幸せに生きていけるようご活躍いただきたい。そして行政としてもどういうお手伝いができるか、現場の職員と一緒によく勉強して、皆様と行政と車の両輪で頑張っていきたいと思う。

このページの作成者

市民文化スポーツ局市民総務部広聴課
〒803-8501 北九州市小倉北区城内1番1号
電話:093-582-2525 FAX:093-582-3117

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