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21世紀の地球はどうなる?

更新日 : 2020年2月25日

地球の気温の将来変化

今後、温室効果ガス濃度がさらに上昇し続けると、気温はさらに上昇すると予測されています。IPCC第5次評価報告書によると、2100年末には温室効果ガスの排出量が最も少なく抑えられた場合(RCP2.6シナリオ)でも0.3から1.7℃の上昇、最も多い最悪の場合(RCP8.5シナリオ)の場合に最大4.8℃の上昇と予測されています。(いずれも、1986から2005年を基準)

気温上昇の将来予測のグラフ
将来予測グラフ

COP21パリ協定での合意

世界では、2015年に、温暖化に関する画期的な協定としてパリ協定が合意されました。日本も2016年11月に締結しています。

この協定では、世界的な気温上昇を、産業革命以前に比べて2℃よりも十分低く保つとともに、1.5℃に抑える努力を追求することを世界の目標としています。

これを踏まえ「気候変動に関する政府間パネル(IPCC)」では、1.5℃の地球温暖化による影響等に関する報告書を作成し、2018年に公表しました。

「1.5℃特別報告書」による指摘
10年につき+0.2℃という現在の気温上昇のペースが続けば、2030年から2052年の間に+1.5℃に達する可能性が高い。
地球温暖化を1.5℃に抑制するためには、CO2排出量を2030年までに45%削減し、2050年ごろには、正味ゼロ(注)にする必要がある。
現在の各国の削減目標では、今世紀末までに約3℃の気温上昇をもたらす可能性がある。

(注) CO2などの温室効果ガスの人為的な発生源による排出量と、森林等の吸収源による除去量との間の均衡を達成すること

1.5℃特別報告書では、温暖化の影響は1.5℃の上昇でも大きいが、2℃になるとさらに深刻になり、わずか0.5℃の気温上昇の差で大きな違いが発生すると警告し、1.5℃未満に抑制することが必要であると訴えています。

1.5℃と2℃の影響の違い(「1.5℃特別報告書」より抜粋)
気候変動による影響 1.5℃上昇の場合 2℃上昇の場合
2100年までの海面上昇 26から77センチメートル 1.5℃と比べさらに10センチメートル高い
サンゴ礁の消失 70から90% 99%以上
北極海に氷山がない夏 100年に一度 10年に一度
漁獲量の損失 150万トン 300万トン
COP21パリ協定の採択の様子
COP21パリ協定の合意

2℃上昇までに残されているCO2総排出量

2℃上昇するまでのCO2総排出量は、約3兆トンと言われています。これに対し、すでに排出した分は、約2兆トン。すでに3分の2を出しているということで、残りは、あと3分の1の1兆トンということになります。この残りの1兆トンは、今の世界の排出量のままで進んでしまうと、2040年頃に到達してしまうと考えられています。

2度上昇するまでの残りのCO2総排出量のうちいままでに排出されたCO2排出量を表した図
2度上昇までに残されているCO2排出量を表した図

このページの作成者

環境局環境経済部温暖化対策課
〒803-8501 北九州市小倉北区城内1番1号
電話:093-582-2286 FAX:093-582-2196

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