ESD(Education for Sustainable Development:持続可能な開発のための教育)は、持続可能な未来や社会づくりのために行動できる人を育む教育です。北九州市には、深刻な公害を、婦人会の取組をきっかけに、市民・企業・行政が協働して克服した歴史があります。そして、この歴史を「ESDの原点」と位置づけ、様々な立場の人が、持続可能な社会づくりのための活動を推進してきました。
そのような中、2015年に「誰一人取り残さない」という理念のもと、国連加盟国193か国の全会一致で、SDGs(Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)が採択されました。SDGsという世界共通の目標を達成するためにも、人材育成を担うESDはますます重要になってきています。
こうした世界的な動きをうけ、この度、北九州市と北九州ESD協議会は、ESD活動者の意欲の向上を図り、本市のESD推進をより一層発展させるため、「環境首都北九州SDGsアワード ESD表彰」を創設しました。