本市には、市民・企業・行政等が協働して深刻な公害を克服した歴史があり、この歴史を「ESD(Education for Sustainable Development:持続可能な開発のための教育)の原点」と位置づけ、さまざまな立場の人が、持続可能な社会づくりのための活動を推進してきました。
そのような中、2015年に「誰一人取り残さない」という理念のもと、国連加盟国193か国の全会一致で、SDGs(Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)が採択されました。本市も、2018年6月に国の「SDGs未来都市」に選定され、今後はSDGs推進のトップランナーとして、市全体で取組を推進していくことが求められています。
そこで、今年度も「2022 北九州SDGs未来都市アワード」として、SDGsやESDの活動を顕彰することで、SDGsやESD活動者の意欲の向上と、本市のSDGsやESDのさらなる推進を図ることとしました。
新型コロナウイルスの感染が未収束の状態で、各団体の活動も十分に行うことができない今こそ、これまでの活動を振り返り、持続可能なまちづくりとなるSDGsの観点から未来を見据え、北九州をもっと元気に、魅力ある街を未来へ。皆様の素晴らしい活動を、ぜひご応募下さい。
(注1)ESD(Education for Sustainable Development 持続可能な開発のための教育):持続可能な未来や社会づくりのために行動できる人の育成を目的とした学習や活動。
(注2)SDGs(Sustainable Development Goals 持続可能な開発目標):地球規模の課題に対応するため、2015年の「国連持続可能な開発サミット」で採択された2030年までの国際目標。17の目標・169のターゲットから構成されている。