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平成19年度 環境の現況

大気

一般環境測定局(14測定局)     ・・・参考資料2、3、4ページ

  • 二酸化いおう、二酸化窒素及び一酸化炭素は、前年度同様、全ての測定局で環境基準に適合していた。
  • 浮遊粒子状物質は、1測定局(塔野観測局)のみ環境基準に適合していた。その他の観測局は黄砂の影響により不適合となった。
    浮遊粒子状物質の環境基準評価では、環境基準を超える日が2日以上連続した場合、環境基準不適合となる。今回の黄砂は、この条件に当てはまり、4月1日から2日まで連続して環境基準を超えたため、不適合となった。
  • 光化学オキシダントが注意報レベル(0.120ppm)まで達した日が4回あった。昼間の環境基準適合率は、昨年並みであった。
    光化学オキシダントは、4月26日、5月8日、5月9日及び5月27日に注意報レベル(0.120ppm)まで達し、その濃度が継続すると認められたため注意報を発令した。発令日は、いずれも、晴天で日射が強く、気温も高かったため光化学オキシダントが上昇した。また、大陸からの影響も指摘されている(国立環境研究所による研究)。
    昼間(5時~20時)の環境基準(1時間値が0.06ppm以下であること。)適合率は、81.4%(江川)から93.5%(若松)の範囲であった。

自動車排出ガス測定局(5測定局)     ・・・参考資料2、3ページ

  • 二酸化窒素は、4測定局で環境基準に適合していたが、1測定局(黒崎測定所)で不適合となった。
    自動車単体の規制は進んでいるものの、交通量の多い道路沿道であるため、環境基準に不適合となった。
  • 一酸化炭素は、前年度同様、全ての測定局で環境基準に適合していた。
  • 浮遊粒子状物質は、全ての測定局で環境基準に不適合となった。
    一般環境大気測定局と同様に、4月1日から4月2日にかけて飛来した黄砂の影響により環境基準に不適合となった。

有害大気汚染物質     ・・・参考資料2ページ

  • ベンゼン、トリクロロエチレン、テトラクロロエチレン及びジクロロメタンは、全測定局とも環境基準に適合していた。

アスベスト     ・・・参考資料5ページ

  • 5測定局で大気中アスベスト濃度を測定したところ、年間平均値は1リットル中に0.08本であった。このうち、平成2年度から継続して測定を実施している1測定局(北九州観測局)の年間平均値は、1リットル中に0.10本であり、前年度と同様の数値であった。 

水質

河川     ・・・参考資料6、8、9ページ     

  • 河川は、健康項目について、ほう素を除き27環境基準点で環境基準に適合していた。ほう素は11環境基準点で環境基準を超過したが、これらの地点は感潮域で、海水中に含まれるほう素の影響である。
    また、生活環境項目のうち、代表的水質指標であるBOD(生物化学的酸素要求量)については、貫川を除く環境基準点で環境基準に適合していた。
    貫川の環境基準点は、最下流部にある井堰によって通年に渡り滞水していることから、BODが上昇し水質の悪化を招いている。

湖沼     ・・・参考資料7、8ページ

  • 湖沼(ます渕ダム)は、健康項目について、環境基準に適合していた。
    また、生活環境項目のうち、代表的水質指標であるCOD(化学的酸素要求量)及び富栄養化の指標である全燐については、環境基準に適合していた。

海域     ・・・参考資料7、8、10、11ページ

  • 海域は、健康項目について、7環境基準点全てで環境基準に適合していた。
    また、生活環境項目のうち、代表的水質指標であるCOD(化学的酸素要求量)については、全ての環境基準点で環境基準に適合していた。富栄養化の指標である全窒素及び全燐については、環境基準に適合していた。

地下水     ・・・参考資料12ページ

  •  概況調査を20井戸で、汚染井戸周辺調査を30井戸で実施した結果、それぞれ1井戸(非飲用井戸)が環境基準に不適合であった。
    また、過去に汚染が確認された井戸については、毎年、定期モニタリング調査を実施しており、平成19年度は19井戸を調査した結果、15井戸が環境基準に不適合であった。
    不適合であった項目は、主にテトラクロロエチレンであった。
    この物質は、かつてはドライクリーニングの溶剤や金属の洗浄などに使われてきた有機塩素系溶剤であるが、「化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律」による追加規制のため、現在ではドライクリーニングではほとんど使われておらず、過去に使用されたものによる汚染であると考えられる。
    なお、環境基準を超過した井戸については結果を通知するとともに、飲用しないように指導している。

騒音・振動

自動車騒音     ・・・参考資料13、14、16、17ページ

  • 自動車騒音は、市内幹線道路56区間で評価した結果、昼間(6時~22時)の環境基準適合率は96.5%、夜間(22時~6時)の環境基準適合率は91.9%であった。また、昼夜とも環境基準に適合したのは91.8%であった。
    ほとんどの評価区間で環境基準に適合していた。自動車騒音については、平成19年度小倉北区国道3号線において低騒音型舗装の工事による騒音対策を行っている。今後も歩道の拡幅や遮音壁の設置など道路構造の改善に加え、低騒音型舗装の導入など道路舗装の改善を図り、環境基準の達成に努めたい。

新幹線騒音・振動     ・・・参考資料14、18ページ

  • 新幹線について、騒音は、新幹線沿線の19地点で測定し、11地点で環境基準に適合していた。
    また、振動は、測定した10地点全てで、緊急に対策を必要とするレベルを定めた指針値に適合していた。
    JR西日本が防音壁の設置や車両の改善を行ったことから、近年苦情はほとんどないが、今後ともJR西日本に騒音の低減を求めていきたい。

航空機騒音     ・・・参考資料15、19ページ

  • 航空機騒音については、八幡西区及び若松区の12地点で測定し、1地点(八幡西区自由ヶ丘)が環境基準に不適合となった。
    環境基準超過した旨を芦屋基地に伝え、原因等の回答を求めた。超過した原因は、天候の不良により訓練が重なった結果、飛行回数が増加したとのことであった。
    航空機騒音対策を進めるために、防衛省への住宅防音工事助成対象区域の拡大、並びに環境省への航空機騒音の環境基準レベルの再検討を要望している。

ダイオキシン類

一般環境     ・・・参考資料20~25ページ

  • 大気、公共用水域(河川・海域・湖沼)、地下水、土壌の調査を行った結果、全ての測定地点で環境基準に適合していた。

発生源監視     ・・・参考資料26ページ

  •  排出ガス及び排水の監視測定として12事業場に立入測定の結果、1事業場で排水が基準を超過していたため、原因調査及び改善対策の指導を行った。

自主測定結果     ・・・参考資料27、28ページ

  • 44事業場からの自主測定結果の報告があり、1事業場で排出基準を超過していたため、原因調査及び改善対策の指導を行った。

市の施設     ・・・参考資料29ページ

  • 本市の焼却工場、廃棄物処分場の排ガス、排水等の自主測定結果は全て基準に適合していた。

PCB廃棄物処理施設及び周辺環境調査   ・・・参考資料30~34ページ

  • PCB廃棄物処理施設周辺の大気についてPCB、ダイオキシン類、ベンゼン、公共用水域(海域)、底質、土壌についてPCB及びダイオキシン類の調査を行った結果、全ての測定地点で環境基準等に適合していた。
    また、排出源監視として排気についてPCB、ダイオキシン類、ベンゼン、下水放流水についてPCB、雨水についてPCB、ダイオキシン類の調査を行なった結果、全ての測定箇所で排出基準に適合していた。

その他環境汚染実態調査結果について   ・・・参考資料35~38ページ

  • 優先取組物質(長期暴露により健康被害が懸念される大気汚染物質)については、指針値が定められている7物質のうち、西本町測定所におけるニッケル化合物が指針値を超過していた。
  • ゴルフ場で使用される農薬の周辺水質への影響を調べた結果、全ての地点で指針に適合していた。
  • 海域における有機スズ化合物濃度は、全ての地点で問題のないレベルにあった。

まとめ(環境基準不適合への対応)

 環境基準に適合している項目については、発生源に対する監視・指導や自動車公害対策の推進、環境アセスメントの適正な審査などにより、その良好な環境を維持していくとともに、環境基準不適合のものについては原因究明に努め、必要に応じて対策を講ずること等を通じ、市民の快適な生活環境づくりに取り組んでまいりたい。

参考資料

※参考資料に測定結果等を取りまとめていますが、下記項目については、さらに詳細なデータがご覧になれます。

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