平成29年2月13日(月曜日)に、山口県下松市の車両製造工場から北九州市へ向けて輸送されました。
JR筑豊本線(若松~折尾)への架線式蓄電池電車の導入について
JR九州では、従来のディーゼルカーに替わる次世代の車両となる「架線式蓄電池電車 DENCHA」を、平成28年10月からJR筑豊本線(若松線:若松~折尾 間)の一部で運行を開始しました。
※DENCHA:DUAL ENEGY CHARGE TRAIN

架線式蓄電池電車(BEC819系)
走行概要について
この電車は、大容量の蓄電池を搭載することで、電化された区間では従来の電車と同じように架線からの電力で走行し同時に蓄電池に充電、電化されていない区間では「充電された蓄電池」の電力のみで走行します。

架線式蓄電池電車の走行概要
スマートドア(押しボタン式開閉ドア)について
車内照明にはLEDの使用や、車内の冷暖房効果を高めるための「スマートドア(押しボタン式開閉ドア)」の採用により、電力消費の抑制を行います。

スマートドア(押しボタン式開閉ドア)
マルチサポートビジョンについて
視認性のよい液晶画面「マルチサポートビジョン」の設置により、ビジュアル的に停車駅や乗り換えのご案内、更には多言語表示が可能になるなどユニバーサルデザインにも配慮した、人にも地球環境にも優しい次世代型車両となっています。

マルチサポートビジョン停車駅や乗り換え表示例

架線式蓄電池電車の輸送光景

山陽本線 新南陽~福川

山陽本線 埴生~小月
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