平成2年に開催された国際花と緑の博覧会の理念を継承し、「花のまちづくり」運動を全国的に広めるために平成3年度に創設されました。農林水産省と国土交通省が提唱し、花のまちづくりコンクール推進協議会が主催しており、市町村、団体、個人、企業の4部門があります。審査は、花飾りのデザインだけでなく、そのまちらしい景観づくりや環境保全など、広い視点から行われます。
第17回全国花コン大賞受賞
更新日 : 2015年4月10日
北九州市の環境への取り組みや花壇ボランティアの広がり、花のまちづくりための人材育成などが評価され、全国花のまちづくりコンクールの最高賞である、花のまちづくり大賞(国土交通大臣賞)を受賞しました。表彰式は、平成19年10月26日(金曜日)に東京にて行われました。

受賞理由
1991年に開催した都市緑化フェアを機に、全国で初めて「花係」を設けるなど花のまちづくりが本格的に始動しました。日本でも有数な工業都市で、一時は公害の街として知られた時期もありましたが、公害を克服し「世界の環境首都」を目指して、市内に残る自然の保全や緑の創出で、良好な生活環境づくりを積極的に進めた結果、市街地においても花や緑が充実し、潤いと彩りが実感できる心地よい都市となりました。
花はまちづくりにおいて高く位置づけられ、約450団体、1万4千人以上の市民ボランティアが、身近な公園や道路沿いで、市民花壇を自主的に管理しています。さらに今年からは、北九州市フラワーコーディネーター制度を創設したことで、従来の花のまちづくりに向上性と独創性が加わり、人口100万都市でもきめ細かな取り組みが展開されるようになりました。これらの取り組みが、大都市での先導的な花のまちづくりとして大変高く評価されました。

全国花のまちづくりコンクールとは
このページの作成者
建設局公園緑地部みどり・公園整備課
〒803-8501 北九州市小倉北区城内1番1号
電話:093-582-2460 FAX:093-582-0166