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【発表案件】
・美術館のリニューアルオープンについて
・ポップカルチャーフェスティバルの開催について
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平成29年10月11日市長記者会見
【発表案件】
・美術館のリニューアルオープンについて
・ポップカルチャーフェスティバルの開催について

発表項目

(1)美術館のリニューアルオープンについて(PDF:664KB)

(2)ポップカルチャーフェスティバルの開催について(PDF:936KB)

月日:2017年10月11日
場所:北九州市役所
出席者 北九州市長

会見の動画(YouTube)

市長
 今日は、2点報告をさせていただきます。
芸術の秋です、美術館がリニューアル・オープンをするという報告であります。大規模改修工事のために約2年間休館しておりました市立美術館が、11月3日にリニューアル・オープンをいたします。この市立美術館は、世界的な建築家 磯崎新氏の設計による斬新なデザインとその立地によりまして「丘の上の双眼鏡」と呼ばれ、多くの市民が来館しております。しかし、40年以上が経過し、施設の老朽化が進んだために、初めての大規模改修を行いまして、建築当初の美しい姿が現在に蘇ったわけであります。また観覧環境の改善のために、エントランスや展示室の内装、照明機器、空調機器の改修や、トイレを清潔で快適に利用できるように改修を行っております。さらにバリアフリー対応であります、1階(エントランス)から3階(コレクション展示室)へのエレベーターを新設しております。市民が快適に閲覧できる環境を整えることにいたしました。その他、企画展示室の空調機器の改修や前室の設置により、高いレベルの温湿度管理を実現しまして、大型巡回展などの実施がより可能となりました。さらに、収蔵庫の改修によって所蔵作品を適正に管理できるようになりました。なお、リニューアルした美術館の写真につきましては、記者発表資料の別紙をご参照ください。11月2には現地の説明会を行います、取材をぜひお願いしたいと思います。同日には、リニューアル記念式典及び記念展覧会の開会式を行いまして、内覧会も予定しております。オープニング記念の展覧会は、「英国最大の巨匠 ターナー 風景の詩」を開催します。スコットランド国立美術館郡などの美術館から選りすぐった第一級の作品を揃えておりまして、そのほとんどが日本初出品という贅沢な展覧会であります。同時開催として、美術館が所蔵する7,500点ものコレクションから厳選した名品を一堂に展示する「ザ・ベスト・コレクション ―丘の上の双眼鏡」も行われます。これは、ターナー展の入場券で閲覧可能であります。記念事業としましては11月2日、文化勲章を受章されました大原美術館館長の高階秀爾先生をお迎えして、記念講演を行います。また11月6日には、(2017)北九州国際音楽祭のプログラムの1つとしまして、ピアニストの田部京子さんによるアートミュージアム・コンサートを開催します。多くの人に、リニューアルされた美術館を訪れてほしいと願っております。
 次に、11月4日・5日に開催されます、「北九州ポップカルチャーフェスティバル2017」についてのご案内であります。このイベントは「都心集客アクションプログラム」に基づいて、マンガ・ゲーム・アニメなどポップカルチャーをテーマに、あるあるCityとタイアップしましてJR小倉駅新幹線口エリアで開催する、九州最大級のイベントであります。平成26年度から開催しておりまして、今年で4回目であります。アニメや漫画を目的とした、本市へのインバウンドが増えております。また文化庁からは、「先進的文化芸術創造活用拠点形成事業」に、今年メディア芸術分野では全国で唯一北九州市が採択されました。今年の8月には「訪れてみたい日本のアニメ聖地88(2018年版)」であります、これに「北九州市漫画ミュージアム」が県内で唯一選定されるなど、今年はポップカルチャーへの追い風が吹く中での開催となります。すでに一部の企画は、報道投げ込みやホームページでお知らせをしておりますが、全体的に企画内容が固まってまいりましたので、今回の目玉であります北九州ならではの企画を中心にご紹介いたします。まずは、こちらの動画をご覧いただきたいと思います。「マジンガーZ劇場版 予告編・動画」、1分30秒ほど放映いたします。

(動画視聴)

市長
 ということで、まず1点目ですが、「鉄(くろがね)の城・マジンガーZ 鉄の街・北九州に立つ!」と題しまして、来年1月に公開されます「劇場版 マジンガーZ / INFINITY」とのコラボレーション企画だゼーット!!です。このマジンガーZの企画でありまして、今回のために官営八幡製鐵所の高炉を背景に立つマジンガーZの描き下ろしイラストを制作していただきました。新日鉄住金八幡製鐵所さまにもご協力をいただいて実現したものですが、この力強いビジュアルをポスターやチラシなどに使用して、幅広くイベントのPRを行ってまいります。また、高度な技術を持つ技術者として市が認定いたしました「北九州マイスター」製作による高さ30センチの精巧な金属製マジンガーZを会場で披露いたします。現在製作に入っておりまして、脈々と受け継がれてきた「モノづくり」の卓越した技能を駆使して完成したマジンガーZを、ぜひご覧いただきたいと思います。併せて会場には、日本初公開となりますバルーン製のマジンガーZの巨大胸像を設置いたします。その他、前夜祭としたしまして、Tジョイ・リバーウォーク北九州で過去の作品上映を行うこととしております。2点目であります。来月公開される「劇場版 はいからさんが通る」とのコラボレーション企画であります。大正時代を舞台に、女学生と陸軍少尉の恋の行方を描いた同作の世界観は、門司港に代表される大正ロマン香る街・北九州市との親和性が非常に高いと感じます。会場内では原画やパネルの展示を行い、門司港での企画も検討しております。次に、3点目であります。来年7月に北九州で公演される「銀河鉄道999 GALAXY OPERA」に出演する、北九州市観光大使の「お宮の松」さんらがPRのためメインステージに登壇されます。私も「銀河鉄道999」のキャラクターのコスプレで登壇する予定でありまして、盛り上げに一役買えればと思っております。4点目であります。国内外で活躍する有名なイラストレーターが、本市の歴史的建造物をモチーフに描き下ろした作品を展示する「ジャパニーズモダン・イラスト展」を初めて開催いたします。和風テイストやモダンな雰囲気の作風に定評のある作家陣の思いが詰まった力作を、ぜひご覧いただきたいと思います。その他、話題性のある企画としましては、先月行われた「東京ゲームショウ2017」でも脚光を浴び、世界的なブームを巻き起こしている「eスポーツ」のデモンストレーションマッチや体験コーナーを設置します。今後、要注意のコンテンツであります。ぜひこの機会に、「eスポーツ」の魅力を体験していただきたいと思います。また、「アンパンマン」や「アイドルタイム プリパラ」など、子どもに大人気のアニメのステージショーや、「ダンボール遊戯」や「パンケーキアート体験」など、ファミリーで楽しめる催しも盛りだくさんであります。ぜひ多くの皆さま方に会場にお越しをいただきまして、気軽にポップカルチャーを楽しんでいただきたいと思います。このイベントを通じまして、国内外から注目の高まるポップカルチャーの魅力を、北九州市からしっかりと発信します。まちのにぎわいづくりや地域活性化への取り組みを、さらに進めてまいりたいと考えています。私からは以上であります、ご質問を承ります。

記者
 
幹事社から1点、美術館のリニューアルについてお聞きしたいのですが、建築当時の美しい姿が蘇ったという話でありますが、その外観はどういう工事をされて、以前と比べてどうなったかということを分かれば教えていただきたいと思います。

市長
 私もまだ実際に見てはいないのですが、やはり建築物は風に晒されて長く経っておりますので、そういった意味では非常にビューティフルに変身したと聞いております。

担当者
 
外壁につきまして、パネルを全て外しまして、補修、クリーニングいたしました。また、白い壁につきましても全部塗り替えましたので、建築当初の美しい状況が蘇っています。

記者
 
分かりました。発表項目で何かありましたらよろしくお願いします。

記者
 
美術館の収蔵庫も新しくされたということですが、新しくされて今どれぐらいの容量があって、今後どれだけのものが入るっていう計画はあるのですかね。

担当者
 
現在美術館には、7,500点の作品がございます。それにつきまして、ラック等を多用しまして全てが収まるような状況に改修ができております。

記者
 
まだ余剰はある感じですか。

担当者
 
もうかなりいっぱいいっぱいですので、今後新しいほうの館につきましては、考えながらやってみようと思っております。

市長
 
数年前、私の敬愛する高階秀爾先生に、当時は国立美術館の館長をされていたと思いますが、「ぜひ一度、北九州の美術館にお越しください」とお願いしまして、実際来ていただいたことがあります。その際、収蔵庫も見ていただきまして、先生に「いかがでしたか」と言ったら、いろんな作品の評価があると思ったのですが、先生が言われたことは、「これはもう早く、収蔵庫を含めて温湿度管理をもう1回しっかりしないと、せっかくの作品が心配だ」ということでした。それからですね、どこか雨漏りと言いますか、湿度管理上、構造上の問題などを、時間をかなりかけていろいろと検討をしてきた経緯がございます。今回、温湿度管理を含めて、そもそも高階先生からの指摘は作品を大事に保全するため、収蔵庫含めて環境を整えるということでありましたので、そのために今回いろんなリニューアルを行っております。

記者
 
当初の見込みでは17億円と言われていましたけれども、実際かかった費用はどれくらいだったのでしょうか。

担当者
 
もともと15億円で工事を行う予定でありましたが、工事をやっていく過程で、いろんな蔵庫も発見されましたので、補正予算を取りまして16億5,000万という数字になりました。

記者
 
では発表項目以外で、幹事社から1問お願いしたいのですが、昨日公示された衆議院選挙について前回も会見で聞きましたけども、市長として衆議院選挙に臨む立場をもう一度お聞きしたいというのが1点と、それから昨日の出陣式で自民党の三原さんと山本さんの出陣式に出席されたと聞いておりますけども、3日の会見の時にはですね、公示後には有権者の賢明な選択肢を見守るのがその自治体の首長のスタンスというようなことをおっしゃっていましたけど、その考え方が変わったのか、行かれた理由を教えてください。

市長
 はい、自治体の長としましては、国の大きな行く末を決める選挙でありますので、有権者の賢明な選択を見守ることが基本的なスタンスだと考えております。昨年の参議院選の時もその考え方で行動しましたし、基本的に今回の総選挙に際しても、それが自分の基本的なスタンスであることに変わりはありません。昨日お伺いした趣旨でありますが、この3年間、市の発展のためにさまざまな政策の要請・提案を行ってまいりました。そして政権与党の立場から、その実現に向けてご尽力をいただいたわけであります。市長としまして、日頃の活動実績に謝辞を述べたいと、そして健闘をお祈りしたところであります。昨日の出席に対しましては、公示日にあたっていたこともありまして、特定政党への応援として捉えられているようでありますが、今申し上げた以上のものでも以下のものでもございません。今回は、予期せぬタイミングでの衆議院の解散であったと思います。各陣営とも過密スケジュールで、中秋の名月どころではない大変なご苦労があったと思いますが、そういう中で集会の日程調整が付かなかった陣営もあるわけであります。そこで今回は、公示日における出席となったところであります。繰り返して申しますが、自治体の長としましては、国の大きな行く末を決める大事な選挙でありますので、有権者の賢明な選択を見守らせていただきたい、そして有権者の皆さまには、ぜひ投票所に足を運んでいただいて、選んでいただきたいと感じております。今後、衆議院選におきまして、自分が選挙に関わることはないと申し上げておきます。

記者
 すみません、前回の3日の会見を拝見させてもらいまして、市長がその自民の候補と他の候補に、対応に差が付いたのかなと私は受け止めて記事を書かせてもらったのですけども、それについて市長はどうお考えでいらっしゃるのでしょうか。

市長
 
各陣営ともその準備で大わらわであった中で、自分としてはお世話になった政権与党、そしてまた、かれこれもう30年以上になりますが、私の支持団体であります現在の連合ですね、自由民主党と連合の本部からはこの3期目の市長選にあたり推薦をいただいている関係でもあります。したがって、要請があれば自分としては、一度は出かけていきたいという意向を、お伝えしておりましたところ、連合のほうは「政策制度実現決起大会」という形で、9区、10区において集会を持たれて、自分にもお声がかかったわけであります。また、自由民主党の場合は、先ほど申し上げましたけれども、過密スケジュールの中で集会日程を組むのが結局公示日にずれ込んだということであります。自分としては公示前の日に、お世話になったところに謝辞を申し上げるという意味で参加したかったのでありますけれども、仮に公示日になったからといって、この3年間政権与党に、市が大変お世話になった経過なども考えますと、連合の集会には出て、政権与党のほうには一度も出ないということになるのもどうかと。自分の気持ちとの間で、大変呻吟をしたところであります。そこで、やはり自由民主党・公明・ハートフル(北九州)、3つの会派にはご支援をいただいておりますし、自民党本部からの推薦もいただいたそういう諸々のことを考えまして、公示日でしたが、自分としても「これは出席を」というふうに考えたところであります。

記者
 
分かりました、質問があればお願いします。

記者
 
先ほど、連合の集会に出て自民の集会に出ないのはいかがなものかという迷いがあったとおっしゃられたのですけれども、連合の集会っていうのはこれ基本マスコミクローズの状態だったように聞いているのですけども、その公示日のほうは一方、第一声ということで各メディアが大きく扱う、各メディアが注目してるということは、市長もかつて国政選挙の候補者として激選を戦われたお方なので十分に認識はあろうかと思うのですけども、その公示日の第一声とクローズな集会を同列に扱うっていうのは、これはちょっとフェアじゃないような気がするのですが、その点についてはいかがでしょう。

市長
 連合の集会がメディアに対してどういう対応をされていたかというのは、自分は存じ上げませんが、ただ会の始まる冒頭に一言挨拶をして退席をしているのですが、そこにテレビカメラも、あるいは記者さんもいらっしゃったように見受けました。

記者
 そもそも公示日の前と後っていうのは、重きが全然違うという点についてはどうでしょう。

市長
 
先ほど、「いろいろと考えた結果、お邪魔した」と申し上げましたけれども、やはり自分も解散選挙を戦った立場でありますけれども、人を集めて決起をすると、集会を持つということは簡単なことではない状況だったと今回改めて痛感しております。それだけに、できれば公示前であれば自分としてはありがたかったわけでありますけれども、これはもうやむを得ないことだと考えたわけであります。

記者
 市民の投票行動にバイアスをかけたという認識は、お持ちではないでしょうか。

市長
 自分は参議院議員選挙の時もそうでしたし、10月3日の時もそうでありますけれども、やはり国の重要な行く末を決める大事な選挙でありますので、市民の方々が政党候補者の信条と政策をよく判断をされて1票を投ずると、それを市長として見守るというのが自分の基本的なスタンスではないかというふうに従前から考えておりますので、私のほうから意図的に何かそこでバイアスをかけるとか、そういう趣旨ではございません。

記者
 三原先生にしろ、山本先生にしろ、お世話になったことに対して謝意を伝えるというのは、義理人情の世界では当然の話かなとも思うのですが、一方で昨日の9区三原先生のほうの集会、私行かせていただいたのですけども、与党公明党に対する激励っていうのも高らかに謳われていて、聞いていた私も一有権者ですけども、有権者の立場からすると、市長の立ち位置が何かすっぽり自民党に取り込まれているようなふうに聞こえてしまったのですが、そこの、なぜそこまで踏み込んで公明党とのことまで触れる必要があったのかなというのは、ちょっと疑問に思ったのですが。

市長
 自民党、公明党はですね、市議会におきまして、私を支える与党的な会派としてサポートしていただいておりますし、さまざまな政策予算の中央への提言にあたりましても、自民公明両党から政務三役は出ておりますし、そういった意味ではいろんな機会にですね、地元の発展につながるのであればということで真剣に耳を傾け、その実現のために大変汗をかいていただいたという3年間の事実があります。それに対して謝辞を申し上げるというのが、出席の本旨であります。

記者
 一方で、市長も国会議員されていたのでお分かりかと思うのですが、地域から選出された代議士としては、当然ながら地域のために活動して国とのパイプ役を果たすというのは、与党であれ、野党であれ、当然の責務かなと思うのですが、その点について片方だけにパイプ役というのをあまりにも期待されているとこの二大政党制、今ちょっと複雑になってあれですけども、政権交代仮にした場合に片方に肩入れしすぎるというのは、そこはバランス感覚として結果どうなのかなと思うのですが、その点についてはどうでしょう。

市長
 片方に肩入れということを言われましたけれども、自分としては10月3日に基本的なスタンスについて会見で申し上げ、そしてそれぞれの陣営から、準備が整ったところからお話が来て、公務に差し支えない範囲内で5日と6日だったでしょうか、連合の9区10区の集会に参加をいたしました。その集会におきましても、これは連合の推薦する各級議員団が政策制度を実現するためにいろいろと頑張っておりますので、その中で市政についても温かいご理解とご支援をいただいていることへの感謝の言葉を申し上げました。そしてまた元職、前職の方もその集会にいらっしゃいましたので、これまで例えば市との関わりにおいてご理解とご支援をいただいたことについても例示をして、お礼を申し上げたところであります。
ただ、自分としては「選挙で必ず勝って当選をしてほしい」という言い方ではなくて、それは「連合の政策制度要求の力強い前進と、候補者のご武運をお祈りする」と申し上げたところであります。そういった意味では、3日以降の自分のところにお話がございました件については、これまでの3年間のさまざまな市のためのご尽力に対して謝辞を申し上げるということで、別に差があるわけではなかったと思います。 

記者
 最後に私から少し質問なのですが、先日私ちょっと出張でいなかったもので会見内容どうだったのかなと思って、市長がご丁寧にブログに会見録をアップしておられたので読ませていただいたのですが、最後に記者のほうから、「公示以降については基本的に動かないということでよろしいのか」という念押しの質問に対して、「有権者の賢明な選択を見守るということが原点にあるので、応援に馳せ参じることはないものと思っております」ということをはっきりおっしゃっておられるのですけども、この点からすると言行不一致というふうに受け止められても仕方がないのかなと思うのですが、その点について改めてご見解をお聞かせいただけたらと思います。

市長
 自分としては3日に申し上げた気持ちでですね、個人事務所を通じてそれぞれの陣営との連絡にあたらせていただきまして、できればこの公示前にということで強く要請した経緯があります。しかし、こういう劇的な政局の転換の中で、人がしっかりと集まるのはその日しかないと言われたものですから、自分としてはやむを得ないと、このように考えて出席をいたしました。その点については、「3日に述べたことと違うではないか」と言われればそういうことになりますが、実情はそういうことでありました。

記者
 市長のおっしゃっている趣旨というのは、その謝辞を述べに行かれただけであって、応援とかではないということをおっしゃりたいという理解でいいですか。

市長
 今まで頑張ってこられたことで市政が前へ進んだということはいくつかあります。それについて、活躍をしていただいたお礼を申し上げるというのが趣旨であります。そして、「これからも市の発展のためにご活躍をいただきたい、ご武運をお祈りする」という趣旨でございます。それを応援と取るかどうかというのは、聞かれた方がどう思うかでありますが、自分としましては、この3年間お世話になったお礼を申し上げることは市長の立場からも許容されることだと思って発言しております。

記者
 先ほどの発言ですけれども、おそらくその9区と10区の現在希望(の党)から出馬されている元職とか前職に特別勝ってほしいというわけではないがというような趣旨の言葉がありましたけど、それは自民の候補に対しても同じ意味ということですか。勝ってほしいから行ったわけではなくて、謝辞を述べるために行ったというのは自民でも希望でも一緒だという意味でおっしゃったのですか。

市長
 挨拶についてですね。趣旨は両陣営とも基本的には同じです。ただ政権与党については、具体的に市が中央に提案したことで実現した大きなことがこの3年間相当ありましたので、それは分量が多いかもしれません。でも基本的には、引き続いてこの「市のためにご活躍をいただきたい、ご武運をお祈りする」という結尾は基本的に、特に差を付けているわけではなかったと自分は記憶しております。中選挙区の時代とか、2議席ある時代もありますよね、参議院の時とか。そういうのとは違いまして、小選挙区は1人しか勝てないと。ただ、北九州の場合は過去3人当選したこともあるということで、2人3人当選する可能性も巷ではあるのではないかという声もあるようですね。そういった意味でなかなか、「応援ということではないのか」ということなのですけども、選挙結果っていうのは開けてみないと分かりませんし、それは自分としては「お世話になってありがとうございました」ということと、「引き続き頑張ってほしい」というその気持ちに尽きると思います。

記者
 今の話で先週の会見の時に、自民党と連合で本部の判断を思いきりおっしゃられて、連合については「まだ行くか分からないけれども」というお話だったと思うのですが、その時点では自民党の出陣式に行かれるということは、ご自身として公示日以降動くことを想定されていなかったということでしょうか。

市長
 はい、「公示前に」と申し上げておりましたので。何とか設定は無理でしょうかというふうに、事務局へも何度かお願いしたと思います。

記者
 その後、調整でそういうのがないから。

市長
 ということです。

記者
 一方で、連合さんについては事前に行ったと。

市長
 そうです。応援というのをどういうふうに捉えるかという、個々によってイメージが違うかもしれませんが、9区について言いますと、自分が衆議院でそこが地盤のところでありますので。7回相まみえた相手であります、ライバルであります。ただこの3年間ですね、やっぱり少なくともこの北九州の地方自治の発展のためには何党もないと思うのですね、やはり議会でご承認をいただいた重要な案件については、国や県にかけ合うことが結構あります。その時に、かつて7回も戦った国会議員がいる、でも一生懸命地元のためにですね、一緒に歩いて霞が関を回って、そして実現のために東奔西走していただきました、いろんな思いが自分も実は去来しております。でも北九州市の発展のためには、過去7回戦い合って、後援会の中にもいろんな思いが残っていたかもしれません。しかりやはり市の将来を見た時には、そういうものを乗り越えていかないといけない、そんな思いで9区には参加しております。

記者
 その9区なのですが、その三原先生自身が「かつての敵が味方になって」っていうおっしゃりようをされていたと思うのですけども、そういうところからすると、もう候補者自身が応援にきちんと振られて支援を受けてるという認識でおられるというふうに、あの場にいた聴衆の多くは感じたのではないかなと思います。重ねてですけども、そういうことが結果として市民の投票行動にバイアスをかけてしまうっていうことにはならないのかなという懸念はどうでしょう。

市長
 私が何か政治団体を主催していて、日々政務に時間がそれなりにあるというような、そんな状況では全くありません。ご存じかも知れませんが、私の後援会は「元気な北九州をつくる会」という名称にしておりまして、そこで役員会を時々折に触れてやりますが、そこにいらっしゃる方は両陣営で頑張ってらっしゃる方がいるわけです。保守自民党を支援されている方も大変多いし、衆議院の時からずっと応援している団体の長の方もいらっしゃるわけです。そういう中で私が特定候補のために動くということは、自分を支えていただいている直接の後援会の立場から見ても、大変にこれは苦しいことなのですね。ですから、「応援」という言葉がありましたけれども、自分としてはそういう後援会の状況もありますし、そもそも自治体の長としてはですね、これからもやっぱり市民・党派を超えてさまざまな政策要望を聞いて実現していくのが仕事でございますから、自分がこれから特定候補のために応援を何かするとか、そういうことではないわけです。これはメディアの皆さんが「応援に回る」と言われれば、それは影響力があるかもしれませんが、「そういうスタンスではない」ということは再三申し上げてきたところであり、昨日でお世話になったところへのご挨拶は終わっておりますので、この先はもう市民の良識あるご判断を見守らせていただくということに尽きます。

記者
 市長のスタンスであったと、苦渋の判断であったことは重々伝わってきたのですけれども、会見録見ても、その「公示以降は行かない」と明言されているところからしても、内心ではその公示以降に行くと、やはりちょっとそこは躊躇をするところがあったのだろうなという思いが、会見録からも伝わってきます。それでもあえてスタンスを崩して行かざるを得なかったというのは単なる謝辞なのか、それともここはちょっと勘ぐりすぎかもしれませんが、次の市長選も見据えた動きなのかなというふうにも受け取ってしまう部分があったのですが、その点はいかがでしょう。

市長
 全くないです。

記者
 ないですか。

市長
 前から申し上げていますが、来年度の予算編成に今汗をかいております。それが議会で結論が出るのは来年3月末であります。それまでの間は、少なくとも予算という大事な仕事を続けておりますので「何をどう聞かれてもお答えはいたしません、公務に専念します」と言ってきたところであります。なので、まだどなたとも相談はしておりません。そういう段階でございますので、関係方面とどうするかということについて、ジッとお話は聞かせていただくことはあります。向こうから意見述べられた時にですね。でもそれをいろいろと相談をするという段階にはありませんので、今回総選挙のスタンスとは全く関係ありません。

記者
 いろいろ経緯を含めてお話いただいているので率直にお聞きをしたいのですけれども、有り体に言うと非常に悩ましい立場での今回その謝辞と、どのタイミングで行くかというのは決断だったということになるのですか。

市長
 参議院選挙の時から基本的なあり方についてはずいぶん当時も悩みましたし、呻吟もしました。そして1つの方向性というものに自分なりに着地しておりましたので、基本的にはその延長でいこうということでずっとこの間来ておりましたので、ただ公示日になってしまったということはいずれにしてもいろんな受け取り方が出てまいりますので、自分としてはその点はいろいろあったと思います。ただ、やはり政権与党として3年間、本当に地域のために頑張っていただいたことに市長としてお礼を申し上げることは、これはもう選挙応援のためとか、そういうことは抜きにして、自分としては必要な行動であったと思っております。

記者
 ありがとうございました。

記者
 昨日、市民意識調査の中間報告が出て「防犯、暴力追放運動の推進」というのが順位1位となって、3年連続1位となったってことなのですけれども、工藤会の頂上作戦から3年が経って、今の北九州市の治安というか追放の公安の現状と、この評価の市民の意識の認識3年目との所感を伺いたいのですが。

市長
 市民の意識調査で安全なまちにするこの活動、取り組みがそのように評価されたことを嬉しく思っています。本当に県警をはじめ、市民の皆さんにも暴追運動に参画をしていただいて、みんなで力を合わせて、この「安全な都市にしよう」ということで頑張ってきた成果の表れだと思っております、関係者に深く感謝をしたいと思っております。ただ、同時にですね、今回意識調査で今後期待したいこと、もっと頑張ってほしいということの中で、連続して高齢者福祉の問題が1位に来ています。それから、子育て支援の充実であります。この暴追、安全対策では、高い評価をいただいたことは、これを励ましと捉えて一層ですね、そもそも犯罪の最も少ない政令指定都市を目指して努力を進めるその決意に至るわけでありますが、併せてその調査は「高齢者福祉」と「子育て支援」という身近な、この切実な問題について、市政の取り組みを一層期待する世論が明確に出たということを市長として重く受け止め、努力したいと思います。

記者
 では、終わります。ありがとうございました。

市長
 はい、どうもありがとうございました。

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