私立学校及び私立外国人学校に関することは県の所管事項ではありますが、北九州市では私立学校及び私立外国人学校の振興を図るために、助成を行っています。
私学助成(小中高)・私立外国人学校助成について
私学助成(小中高)について
私立小・中学校への助成 (小学校3校・中学校8校 計11校)
1 助成の経緯
北九州市において義務教育の一端を担っている私立小・中学校の充実を図るため、平成10年度から助成を行なっています。
2 助成の対象
事業名 | 内容 |
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設備整備費及び特色教育等振興費 | ・備品購入費及び軽微な修繕費 ・特色ある教育に係る経費 |
※平成29年度決算額:8,250千円
私立高等学校への助成 (15校)
1 助成の経緯
北九州市の高校生約4割が私立高等学校に通学していることから、特色ある私立高等学校教育の振興と保護者の経済的負担の軽減を図るため、昭和55年度から助成を行っています。
2 助成の対象
事業名 | 内容 |
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設備整備費 | 備品購入費及び軽微な修繕費 |
教職員研修費 | 教職員研修に係る経費 |
特色教育等振興費 | 特色ある教育に係る経費 |
※平成29年度決算額:60,028千円
私立外国人学校助成について (学校法人福岡朝鮮学園への助成)
1 助成の経緯
朝鮮学校への助成は、朝鮮学校の児童・生徒に対する教育助成金等を援助する趣旨で、昭和61年当時の全会派の紹介議員による請願がなされ、昭和63年12月議会で全会一致の採択を受けて、平成元年度から子供たちの教育環境を整備するために開始しました。
2 助成の対象
事業名 | 内容 |
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設備整備費 | 備品購入費及び軽微な修繕費 |
※平成29年度決算額:3,000千円
平成29年度は、モニターなどの「備品購入費」や、学校設備の「軽微な修繕費」といった「設備整備費」に助成しています。
また、毎年行う現地監査で適切に処理されていることを確認しています。
3 文部科学省通知(平成28年3月29日付27文科際第171号)を受けての北九州市の考え
最近の北朝鮮の動きへの対応に関して、文部科学省は、平成28年3月29日付27文科際第171号「朝鮮学校に係る補助金交付に関する留意点について(通知)」を発出しました。
本市においては、助成の公益性、教育振興上の効果等に関する十分な検討とともに、助成の趣旨・目的に沿った適正かつ透明性のある執行の確保及び助成の趣旨・目的に関する市民への情報提供の適切な実施を行なうとともに、今後は、市議会の意見も伺いながら、慎重に対応を検討していきます。
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教育委員会総務部企画調整課
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