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美術連携事業

画家たちの自画像 藤田嗣治から草間彌生まで

開催時期: 2021年4月24日(土曜日)~6月6日(日曜日)
会場: 北九州市立美術館分館

画家が自ら描く自分自身の姿――自画像は、まさに画家の分身ともいえる存在です。最も身近なモデルとして人体表現の研究に、あるいは、自己の内面を深く掘り下げる手段として、多くの画家たちが自画像を手掛けてきました。 ポーズや表情、服装や持ち物、背景などをどのようにするか。写実性を重視するのか、肖似性を捨ててデフォルメした表現を選択するのか。一口に自画像といっても描き方や演出方法はさまざまです。自画像には、それぞれの画家たちの心の内や制作の姿勢が色濃く表れています。 本展は、藤田嗣治、鴨居玲、梅原龍三郎など笠間日動美術館が所蔵する自画像に、今西中通、寺田政明、平野遼など北九州市立美術館が所蔵する自画像をまじえて、日本近代の洋画家たちが描いた多彩な自画像の世界をご紹介します。 また、草間彌生ら現代作家、キスリング、シャガールら海外作家も特別出品し、自画像を通して巨匠たちの新たな魅力に迫ります。

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