好きっちゃ!北九州市民のコーナー

キラリ

映画やドラマなどのロケが行われた、市内のスポットを紹介します。

北九州学術研究都市写真

北九州学術研究都市【若松区】

 アジアの中核的な学術研究拠点と新たな産業の創出・技術の高度化を目指して開発された北九州学術研究都市。理工系の大学や研究機関が同一のキャンパスに集積し、環境技術と情報技術を中心に活発な教育研究活動を展開しています。

 昨年12月に公開された映画「ワイルド7」では、市営バスに乗ったユキ役の女優・深田恭子さんを飛葉役の俳優・瑛太さんがバイクで追跡する迫力あるシーンが撮影されました。

 ロケ地に関する問い合わせは、北九州フィルム・コミッション(広報室報道課内) TEL093・582・2235へ。

vol.39 ひまわり

市花の「ひまわり」のような明るい話題をお届けします。

バンコに絵を描く様子
▲みんなで新しいバンコに絵を描く八幡小学校の6年生

志賀勉さん写真

世代、地域を越えて人をつなげた「バンコ屋さん」

やまさか暮らし研究会 代表幹事 志賀 勉さん(若松区・47歳)

 「坂道にバンコが欲しい」。始まりは15年前、前会長の一言だった。バンコとは方言で縁台やベンチのこと。地域に根ざしたまちづくりに取り組む「やまさか暮らし研究会」の発端を代表の志賀さんは振り返る。

 険しい斜面に住宅が建つ、八幡東区の丸山・大谷地区。車が入れる道が少なく、急な階段の上り下りという厳しい生活環境もあり、人口は減少し、高齢化も進んでいた。坂道の途中では、路肩に腰を掛けて一息つくお年寄りの姿がよく見られた。そこで、自治会やボランティア団体、専門家、学校などの有志で平成8年に研究会を結成し、バンコづくりに乗り出した。当時、市の住環境整備事業の計画づくりが進み、住民参加の気運も高まっていた頃のことだ。

 材料の杉は地元の山林所有者から提供を受け、伐採と加工は腕に覚えのある高齢者や大工さんを中心に進めた。組み立てたバンコに絵を描く作業では、子どもたちが主役だ。「バンコ屋さんみたいだね」。色とりどりの出来映えにみんな喜んだ。設置後は「とても助かるという声をたくさんいただきました。ある時、雨露を拭く雑巾がそっと置かれていたのには感動しました」と話す。現在バンコは11カ所に設置され、修繕や交換も行う。

 バンコの縁から市立八幡小学校との協働活動も始まった。公園や公共施設での「花いっぱい運動(3年生)」や、まちを点検し改善案を考える「やさしいまちづくり(6年生)」に取り組んできた。花いっぱい運動では、地域全体で水やりを手伝うなど、応援の輪も広がっている。

 「みんながやって良かったと思えるように工夫する」ことが継続の秘訣だ。そして昨年、これらの活動が評価され「日本まちづくり大賞」を受賞した。「子どもたちがとても喜んでくれました。賞金でフラワーポットを新調するって約束したんです」と笑顔がこぼれる。

 今後は、誰もがいきいきと暮らせる共生のまちづくりを目指して進みたいという。活動の積み重ねがまちの財産となり、子どもたちのよき思い出として将来につながっていくことを志賀さんたちは願っている。

まちがいファイブ5

イラストのAとBを比べて、違っている部分を見つけてください。間違いは全部で5つ(5画面)です。

※画面番号による消えなどは含みません。

今回のテーマ 金山川の桜とチューリップ 応募締め切り 4月6日(金)必着

応募方法
 応募は、はがきに、間違っている画面番号と、住所、氏名、年齢、電話番号、市政だよりの感想などを書いて、次の応募先へ。正解者の中から抽選で10人に図書カードを進呈します。
応募先
 広報室広報課「まちがい5」係(〒803―8501 小倉北区城内1―1、TEL093・582・2236)
  • イラストA
  • イラストB

3月1日号の答えと当選者

応募総数493

答え
【5つの間違い】(2)(4)(5)(10)(11)
【間違いの部分】(2)眼鏡の男性の位置 (4)右下の四分音符とト音記号 (5)女性のベレー帽の有無 (10)フルート奏者のドレスの花の大きさ (11)男の子と女の子の位置
当選者(敬称略)
●門司区=戸田和子 ●小倉北区=香川鼓太、安井真寿美 ●小倉南区=山口紀子 ●若松区=人見愛里、湯川文隆 ●八幡東区=寺内静江、村上博文 ●八幡西区=竹井久美 ●戸畑区=久田見菊子

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