自分の人生を見つめ直す、良いきっかけとなりました
移住者インタビュー
2017年03月06日
移住のきっかけを教えてください。
私は北九州市八幡西区の出身です。18歳で地元を出て、進学、就職、転勤と九州内を転々としていました。そして、34歳のときに関東へ転勤。はじめは都会の暮らしに緊張しましたが、徐々に便利な生活に慣れ20年以上暮らしていました。
そんな時に、会社を退職し自由な時間を手に入れました。半年くらい気ままな暮らしを楽しんでいましたが、社会から離れていく不安と新しいキャリア形成にチャレンジという欲望が生まれてきたんです。
親の生活も心配になり、この先のことを熟考して、北九州市へ戻ることを決意しました。
不安はなかったですか?
もちろんありました。特に、仕事の面で自分に何ができるか考えましたね。
まずノートを広げて、今までの会社でやってきたこと、これからの夢や目標を書きなぐりました。すると何となくやりたいことや方向性が見えてきたんです。自分の棚卸ですね。そこから捨てる作業です。何かをつかむ為に必要な作業です。それでも不安は消えませんでしたが、北九州市のU・Iターン促進事業の方との出会いが大きかったと思います。ただ仕事の斡旋だけでなく、現状の相談から叱咤激励もありました。こんなに親身になってくれるんだと驚いたのを覚えています。
おかげで今の不動産の営業という新しい世界に飛び込むことできました。
昔の友人が残っているのも心強かったです。心の拠り所ですね。
北九州の市民性は、高度経済成長期に多くの人材を受け入れてきた寛容性があると思います。
そういう意味では安心ですよね。都会の暮らしに慣れていた妻には「犬と一緒に暮らしたり、楽しい生活が待っているよ」と言って納得してもらいました。魚や野菜も新鮮なので喜んでいます。
今後の目標を教えてください。
北九州市には、文化・観光はもちろん、人が快適に生活できる魅力がたくさんあります。
勇壮な祭りも見所です。現在、不動産の仕事をしていることからその快適な暮らしを含めた提案をしていきたいと考えています。
この仕事を長く続けて、この街と会社に恩返しがしたいと思っています。