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キュレーター・ミーティング2014

更新日 : 2019年5月13日

 現代美術センターCCA北九州と独立行政法人国際交流基金は、2014 年9 月26 日 から3 日間にわたり、「キュレーター・ミーティング2014」を開催します。今回は、日本国内を拠点にするキュレーター3名に加え、欧米を中心に活躍するキュレーターが2名参加予定です。それぞれが異なる文化背景を持つキュレーターが、CCAにおいて3 日間にわたり交流を深めながら、今日の課題や将来の新たな可能性について、意見交換を行います。

 5回目となる今年のキュレーター・ミーティングでは、前回のミーティングの内容を踏まえ、これからのキュレーターの役割を、参加キュレーターそれぞれの立場から考え、意見交換していこうというものです。ビエンナーレなどの国際美術展の意義や美術館外でのプロジェクトが盛んな現在の状況の中での美術館の活動、特定の地域との関連における美術史といった課題にも取り組んでいきます。

日時 2014年9月26日(金曜日)-9月28日(日曜日) 3日間
場所 現代美術センター CCA北九州(北九州市八幡東区尾倉二丁目6-1)
主催 現代美術センター CCA北九州
独立行政法人 国際交流基金
企画 中村 信夫(CCA北九州)
伊東 正伸(国際交流基金)

参加キュレーター

マリア・リンド

 現在テンスタ・コンストハル(スウェーデン)のディレクターを務める。これまでにバード・カレッジ、 センター・フォー・キュラトリアル・スタディーズ大学院のディレクター(2008 - 2010)、ヤスピス(Iaspis - International Artists Studio Program in Stockholm)のディレクター(2005 - 7)やクンストフェライン・ミュンヘンのディレクター(2002 - 4)などを務めた。1997年から2001年までキュレーターとして在籍したストックホルム近代美術館では、アーティストによる21のプロジェクトのシリーズを、美術館内外に展開した。影響力のある優れたプロジェクトを手がけるキュレーターに贈られるウォルター・ホップス・アワードを2009年に受賞している。 数多くの記事やエッセイを美術雑誌にて発表する他、カタログを含む数々の出版物も手がけ、最近では「Performing the Curatorial: With and Beyond Art 」(2012)や「Selected Maria Lind Writing」(2010)などを出版している。

イェンス・ホフマン

 ニューヨークを拠点に活動するキュレーターであり、ライターである。現在ジューウィッシュ美術館(ニューヨーク)の副館長、そしてデトロイト現代美術館のシニアーキュレーターを務める。これまでにCCAワッティス現代美術センター(サンフランシスコ、2007-12)や、ロンドンの現代美術センター(2003-7)のディレクターなどを務めた。第9回上海ビエンナーレ(2012)や第12回イスタンブール・ビエンナーレ(2011)など、数々の国際美術展や展覧会を企画している。また、FriezeやArtforum, Parkett, Texte zur Kunst などの世界の主要な美術雑誌を始め、展覧会カタログや美術関連書籍に200を超える文章や記事を書いている。近年の出版物には「Show Time: The 50 Most Influential Exhibitions of Contemporary Art」(2014)や「Ten Fundamental Questions of Curating」(2013)などがある。

平野 到

 埼玉県立近代美術館主任学芸員を務める。1991年より埼玉県立近代美術館に勤務し、「矩形の森―思考するグリッド」(1994)、「1970年―物質と知覚 もの派と根源を問う作家たち」(1995)、「イスラエル美術の現在」(2001)、「長澤英俊展」(2009)、「清水晃/吉野辰海」(2012)、「浮遊するデザイン―倉俣史朗とともに」(2013)などの展覧会に携わる。また、メルボルンで開催された「イケムラ・レイコ “けれども地平線に光あり”」(1999)や、デンマークと日本の美術家の交流プロジェクト「ブラインド・デート(2002、オデンセ市クンストハレ) /パスワード(2004、CCGA現代グラフィックアートセンター)」なども手掛けた。

蔵屋 美香

 東京国立近代美術館美術課長を務める。千葉大学大学院修了。主な企画に、「ヴィデオを待ちながら―映像、60 年代から今日へ」(2009 年、東京国立近代美術館、三輪健仁と共同キュレーション)、「いみありげなしみ」(2010年、同)、 「路上」(2011 年、同)、「ぬぐ絵画―日本のヌード 1880-1945」(2011-12 年、同 第24回倫雅美術奨励賞)、「泥とジェリー」(2014年、同)。 主な論考に「麗子はどこにいる?―岸田劉生 1914-1918の肖像画」(『東京国立近代美術館 研究紀要』第 14号、2010年)。第55回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展日本館キュレーター(アーティスト:田中功起 特別表彰)。

田中 正之

 武蔵野美術大学教授を務める。東京大学大学院人文科学研究科博士課程中退。1990年から1995年までニューヨーク大学美術史研究所に学ぶ。1996年より国立西洋美術館に勤務し、「ピカソ、子供の世界」展(2000年)、「アメリカン・ヒロイズム」展(2001年)、「マティス」展(2004年)、「ムンク」展(2007年)などを企画。2007年より武蔵野美術大学に准教授として勤務し、2009年より教授。2011年4月より同大学美術館・図書館館長。

キュレーター・ミーティングについて

 キュレーター・ミーティングは、一度限りではなく、進行形で継続していくプロジェクトとして企画されています。結論や結果を導きだすことを目的とするのではなく、刻々と変化する美術とその環境をふまえ、地理的な隔たりも超えつつ話し合いを行うことで、 時間を経て発展する対話を生み出していくことを意図しています。それにより、個人の活動だけでなく、広く美術活動に新しい考えや動きを生み出していくことを目指します。

 2010 年から年一回開催されてきた「キュレーター・ミーティング」は、今回5回目の開催となります。2010 年に開催された第1 回ミーティングは、日本の国公立美術館で 現代美術を専門に活動している学芸員4名が、主に日本国内の問題点を中心に考えていきました。第2 回ミーティングでは、日本のキュレーター4 名、そして韓国を拠点に活動する4 名のキュレーターが参加、第3回ミーティングでは、アジア7カ国からキュレーターが参加しました。第4 回となる昨年のキュレーター・ミーティングでは、日本から2名、欧米、アジアを拠点に活動するキュレーター3名が参加し、国際的な課題を中心に議論しました。

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市民文化スポーツ局文化部文化企画課
〒803-8501 北九州市小倉北区城内1番1号
電話:093-582-2391 FAX:093-581-5755

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