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ヴィデオ・スクリーニング ゴードン・マッタ=クラーク 2

更新日 : 2019年5月11日

 現代美術センターCCA北九州では、2016年7月25日より
「ヴィデオ・スクリーニング:ゴードン・マッタ=クラーク 2」を開催します。

 CCAアーカイヴの中から映像作品を上映する2016年度の「ヴィデオ・スクリーニング」では、2回にわたりゴードン・マッタ=クラークを取り上げます。2回目となる今回は、マッタ=クラークの代表作、「Splitting」(1974)、「Conical Intersect」(1975)、「Food」(1972)の3作を上映します。

場所 現代美術センターCCA北九州 CCAギャラリー(2F)
会期 2016年7月25日(月曜日)~9月16日(金曜日)
時間 月曜日~金曜日:10時~17時
土曜日:12時~17時
日祝:休館

上映作品

Food, 1972, 43min, b&w, sound, 16mm film on video
Splitting, 1974, 10:50min, b&w and color, silent, Super 8mm film on video
Conical Intersect, 1975, 18:40min, color, silent, 16mm film on video

 建築を学んだマッタ=クラーク(1943-1978)は、建物の壁を取り壊す、穴をあけるといったパフォーマンスで知られています。「Splitting」は、彼が最初に手掛けた大掛かりなパフォーマンスで、一軒の住宅を2つに切断し、屋根部分の4隅を切り取っていく様子が記録されています。使われたのは、ニュージャージー州郊外の住宅地にある家で、地域の再開発のためにパフォーマンスが行われた数ヵ月後に取り壊し予定にあったものです。「Conical Intersect」は、当時賛否両論の渦中で建設が進められていたパリのポンピドゥー・センターのため取り壊される予定にあった住宅棟の壁を壊していくパフォーマンスです。

 マッタ=クラークは、建築を時代の社会構造を反映するものとして認識していました。この2作品でも、パフォーマンスを通して、建築の内部を外部に晒し、全く異なる景観を一時的にその場に作り出すことで、時代の社会状況によってつくられる都市計画と、その下で生み出されるもの、壊されるものを浮き彫りにしていきました。こうした日常空間の裏に潜む複雑な構造を、様々な視点から映し出すことのできる映像は、マッタ=クラークにとって最も有効な表現手段の1つだったのです。これらのパフォーマンスは、利益や資本の力により行われる都市開発へ向けての暗黙の批判であると同時に、建築を取り巻く複雑な問題に向き合おうとする試みでもありました。

 「Food」は、マッタ=クラークが1971年に他のアーティストと共同でニューヨーク、ソーホーにオープンした同名のレストランの記録映像です。マッタ=クラークは、料理をする、食べるという行為の可能性に大きな関心を持っていました。「Food」は、当時のアーティストの交流の場として知られるようになり、1973年に閉店するまで、様々なアートのイベントやパフォーマンスも行われました。料理をする、食べるという行為が触媒となって、コミュニケーションや交流の場を生み出し、それ自体がパフォーマンス作品となった「Food」は、アート作品の新しい形を生み出す1つの原動力となりました。

お問い合わせ

現代美術センターCCA北九州
〒808-0135
北九州市若松区ひびきの2-5 学術研究都市
電話 093-695-3691 / FAX 093-695-3692

このページの作成者

市民文化スポーツ局文化部文化企画課
〒803-8501 北九州市小倉北区城内1番1号
電話:093-582-2391 FAX:093-581-5755

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