ページトップ
印刷用ページ(新規ウィンドウで表示します)
現在位置:トップページ > 施設 > 文化・芸術施設 > 現代美術センター・CCA北九州 > 過去のイベント/ニュースなど > 平成28年度 > ローラ・オールドフィールド・フォード展 「八百万の神」
ページ本文

ローラ・オールドフィールド・フォード展 「八百万の神」

更新日 : 2019年5月11日

現代美術センターCCA北九州では、ロンドンを拠点に活動するローラ・オールドフィールド・フォードの新作を発表します。

場所 CCA北九州 CCAギャラリー (若松区ひびきの2-5 情報技術高度化センター 2F)
会期 2016年12月21日(水曜日)-2017年1月27日(金曜日)
時間 月曜日-金曜日:10時-17時/土曜日:12時-17時
日曜日・祝日:休館 *2016年12月29日から2017年1月3日まで閉館

オープニング・レセプションの中止につきまして

12月20日(火曜日)に予定しておりましたオープニング・レセプションは、中止になりました。

ローラ・オールドフィールド・フォード

ローラ・オールドフィールド・フォードは、アーティスト、ライターとしてロンドンを拠点に、紛争する空間や景観、建築物、記憶を取りまく問題にかかわる作品を制作しています。脱工業化時代における都市空間の大幅な再整理の結果として生じた社会政治的なディスコース(言説)のさまざまな新しい形式を学際的に実践しながら探求します。彼女の活動の中心にある「漂流(the dérive)」とは、都市の精神的な輪郭の地図を描くために歩く過程を意味します。政治活動やサブカルチャーへの参加、とりわけ抗議行動などの自身の経験が描かれますが、最近では、宗教的熱狂や民族主義、階級問題について厳しく精査するような作品へと向かっています。近年では、テンスタ・コンストハル(ストックホルム、2015)、テート・ブリテン(ロンドン、2014)、カハ・マドリッド文化スペース(2012)などの展覧会に参加しています。

CCAでの展覧会で、フォードは、新しいオーディオ作品と、一連の歩きや「漂流」から生まれるドローイング、コラージュ、大判のポスターを組み込むインスタレーションによって、北九州という都市への取り組みを示します。まず焦点が当てられるのは、八幡の製鉄所、小倉のアーケード街や市場、そして皿倉山麓の傾斜地に立ち並ぶ住居です。彼女の作品は、景観や都市論、記憶を取り巻く考えに大いに関連しています。この展覧会は、1970年代の北部イングランドで自身が願った将来に直面することが何を意味するかを考えるものです。北九州は、フォードにとって果たされなかった未来、新自由主義への道が避けられていたなら、ヨークシャーがそうであったかもしれない理想像に見えます。機能的で活気に満ちた産業都市に暮らし働くという経験と、彼女が育った地域の工業の廃墟とは、まるで正反対のことのように見えます。移り住むことや流浪の身となる経験、そして「家」との関係性にフォードはつねに関心を寄せ、見知らぬ土地のただなかで、記憶が形作られる場でさまざまな魔法や幻覚として出くわすことに魅せられるのです。

展覧会のタイトルは、神道のアニミズム的な伝統、私たちの住む現実世界に隣接する領域に無数の精霊や神が宿るという考え方によります。この世界に平行する霊の世界と共に歩むという感覚は、何かが付きまとうとか幻影といった思いが常にあるフォードの作品と共鳴します。目に見えないものは最も強大な影響力を及ぼします。フォードにとって八百万の神や霊の無限の領域は、来るべき新たな未来のアナロジーなのです。

お問い合わせ

現代美術センターCCA北九州
〒808-0135
北九州市若松区ひびきの2-5 学術研究都市 情報技術高度化センター3F
電話:093-695-3691

このページの作成者

市民文化スポーツ局文化部文化企画課
〒803-8501 北九州市小倉北区城内1番1号
電話:093-582-2391 FAX:093-581-5755

メールを送信(メールフォーム)

このページについてご意見をお聞かせください

お探しの情報は見つかりましたか?

【ご注意】

  • 業務に関するお問い合わせなど、お答えが必要な場合は直接担当部署へお願いします。
    上の「メールを送信(メールフォーム)」からお問い合わせください。
    (こちらではお受けできません)
  • 住所・電話番号など個人情報を含む内容は記入しないでください。