【新型コロナウイルスワクチン接種推進本部会議の開催について】
本日、北九州市医師会の穴井会長にもご参加いただき、第1回の北九州市新型コロナウイルスワクチン接種推進本部会議を開催しました。
新型コロナウイルスの感染を抑える切り札として、市民のワクチンへの期待は非常に大きなものがあります。
先ほど行われた推進会議では、本市の実施体制や接種の流れ等について、穴井会長とも共有することができ、大きな成果があったと認識しています。
【推進会議における確認・決定事項】
本日の会議では、まず、今年1月21日に設置した本市の推進本部体制について、あらためて本部員と共有しました。
私自らが本部長となり、両副市長を副本部長として、市を挙げてコロナワクチンの接種業務にあたることにしています。
続いて、本市のワクチン接種の実施体制等について、先ほど決定したことをご報告します。
本市では、まずは市内に住民票を持つ高齢者約29万人に対して、4月1日以降に、接種を開始する予定です。
高齢者への接種は、原則、集団接種とし、国のワクチンの供給状況やスケジュール等を踏まえ、順次、個別接種への移行も検討してまいります。
また、施設入所者に対しては、施設従事者も含め、巡回接種などを実施してまいります。
【本市における実施体制】
本市では、「新型コロナウイルスワクチン接種推進本部」のもと、「行政部門」、「医療部門」、「民間事業者部門」からなるオペレーションセンターを設置する予定です。
今後、13の接種会場の設営・運営にあたっては、医師会や民間事業者とも連携しながら、具体的な準備を進めていきます。
また、各区役所には、相談窓口や予約の受付窓口を設け、市民からの相談に幅広く対応してまいります。
さらには、3月上旬までに「コールセンター」を設置し、市民からの電話相談や予約の申込に応えられるよう体制を構築いたします。
【高齢者に対するワクチン接種の流れについて】
まず、3月中旬までに、接種に係る準備体制を構築します。
3月中旬以降、個別に接種券を郵送するとともに、Webやコールセンター等での予約も受け付けていきます。
4月1日以降、市内13会場で、1回目の集団接種を行った後、2回目の集団接種を5月以降に行う予定です。
【市民の皆様へのメッセージ】
本日の会議では、医師会の穴井会長からも全面的に協力する旨のお言葉をいただき、大変心強く感じています。
今後、医師会をはじめとする関係機関としっかりと連携しながら、市民の皆様が安心して、円滑に接種できるよう、万全の体制を構築してまいります。