良質な住宅ストックの形成と活用を促進し、空き家の増加を抑制するため、耐震性能がある(又は改修工事により耐震性能があることになる)既存住宅を新たに購入又は賃借して、自ら居住するために実施するエコや子育て・高齢化対応に資するリフォーム工事に対して、その費用の一部を補助します。
補助対象者
下記のいずれにも該当する方が対象となります。
(1)市内にある補助対象住宅を平成30年4月1日以降に新たに購入又は賃借※1して、自ら居住するために補助対象工事を実施する者
(2)市税を滞納していない者
(3)暴力団員でなく、暴力団及び暴力団員と密接な関係を有しない者
※1 賃借人は、工事内容や原状回復義務の免除等に関して所有者の同意を得ている者に限る。
補助対象住宅
下記のいずれかに該当する住宅が対象となります。
(1)昭和56年6月1日以降に工事着手した既存住宅※2(戸建て、マンション等の形式は問わない)
(2)昭和56年5月31日以前に工事着手した木造の既存住宅※で、耐震診断の結果、耐震性能がある(評点が1.0以上である)ことが確認されたもの
(3)昭和56年5月31日以前に工事着手した木造の既存住宅※で、リフォーム工事と併せて耐震改修工事を行うことにより、耐震性能があることになる(評点が1.0以上になる)もの
※2 既存住宅とは、新築住宅(新たに建設された住宅で、まだ人の居住の用に供したことがなく、建設工事の完了の日から起算して1年を経過していないもの)以外の住宅。
→(3)の耐震改修工事を行う住宅は、当事業と「北九州市住宅・建築物耐震改修工事費等補助事業」の補助金を併用することができます。(補助対象箇所が重複しないなどの条件あり)
補助対象工事
下記の工事で「市内業者」が請負って行われるものが対象となります。
エコ工事 |
断熱工事(開口部、屋根・天井、外壁、床) |
浴室断熱を伴うユニットバス設置工事 |
子育て・高齢化対応工事 |
バリアフリー化工事(段差解消、手すり設置) |
ヒートショック対策工事(浴室暖房、床暖房) |
補助額など
建築時期 |
耐震診断 |
耐震性能 |
耐震改修 |
補助上限額(補助率) |
S56.6以降建築
(マンション等を含む) |
不要 |
あり |
不要 |
30万円(1/6) |
S56.5以前建築
(木造住宅) |
必要 |
あり |
なし |
必要 |
30万円(1/6)
[+100万円※3][4/5] |
※3 「北九州市住宅・建築物耐震改修工事費等補助事業」を併用した場合