好きっちゃ!北九州市民のコーナー

キラリ

市制50周年を記念し、北九州市の今と昔を写真で紹介します。

徳力団地付近【小倉南区】

 一面に田園地帯が広がっていた徳力周辺も、団地建設やモノレールの開通などにより都市化が進んだ。のどかにバスが走っている道路あたりは現在は頭上をモノレールが走る。

昭和35年頃
▲日本住宅公団(現都市再生機構)の九州最大規模の団地建設予定地として、整地が済んだ頃
出展:「北九州思い出写真館」(北九州都市協会発行、絶版)

現在

vol.46 ひまわり

市花の「ひまわり」のような明るい話題をお届けします。

大下誠一郎さん写真
▲世界大会で打席に立つ大下さん

大下誠一郎さん写真

ピンチは冷静に、フルスイングは熱いハートで

世界少年野球大会日本代表 大下誠一郎さん(若松区・14歳)

 信条はフルスイング、好きな言葉は「弱気は最大の敵」。そんな彼が「正直ビビッたっす」と振り返る米国との決勝戦。8月にオーストラリアで開催され、15歳以下を中心として競われた世界少年野球大会での一場面だ。日本代表が1点リードの最終回、抑え投手として大下さんはマウンドに上った。自らのエラーもあり無死1・3塁のピンチを迎える。しかし、「ランナーは気にせず投げろ」という監督のアドバイスで、すぐに落ち着きを取り戻した。ユニホーム左袖の日の丸を握り締めて気合を入れ、ツーアウトまでたどり着く。そして、最後の打者から三振を奪い世界一となった瞬間、止めどない涙が溢れてきた。「今までで一番嬉しい」瞬間だった。

 小学1年生のときに友達から誘われてソフトボールを始めた大下さん。4年生で硬式野球に転向し、中学校進学と同時に現在所属する小倉ボーイズへ、レベルアップを求めて入団した。今ではエースで4番バッター。投げては直球140キロ、球種もカーブ、スライダー、フォークと豊富。打っても中学生にしてこれまで8本のホームランを放った「超中学生級」に成長し、今回の日本代表に選出された。

 小学生のころから自宅での練習は毎日欠かさない。今もチーム練習は週末だけのため、平日はテーマを自ら考えて練習内容を組み立てている。そうして技術だけでなく自主性と精神力の強さも身に付いた。

 「家族みんなのおかげ」と大下さんが感謝するように、家族が彼を献身的に支える。自宅裏のピッチングマシンを備えた広い練習場は父親の手作り。2人の妹が球拾いなど練習をサポートし、母親が食事の面で体調管理をする。世界大会では高校生を相手にすることもあったが、それでも日ごろの練習が実を結び、投手としては3試合に登板し1失点、打者としても14打数7安打の大活躍で、大きな自信を手にすることができた。

 「進学する高校で甲子園に出場すること」を大下さんは直近の目標に掲げる。最終目標はプロ野球選手だ。「バッティングのほうが好きなので、ホームランを打てる打者になりたい」。今日もバットを振り続ける彼の目には、夢への大きなアーチがはっきりと見えている。

まちがいファイブ5

イラストのAとBを比べて、違っている部分を見つけてください。間違いは全部で5つ(5画面)です。

※画面番号による消えなどは含みません。

今回のテーマ 響灘ビオトープ 応募締め切り 11月8日(木)必着

応募方法
 応募は、はがきに、間違っている画面番号と、住所、氏名、年齢、電話番号、市政だよりの感想などを書いて、次の応募先へ。正解者の中から抽選で10人に図書カードを進呈します。
応募先
 広報室広報課「まちがい5」係(〒803―8501 小倉北区城内1―1、TEL093・582・2236)
  • イラストA
  • イラストB

10月1日号の答えと当選者

応募総数569

答え
【5つの間違い】(4)(5)(8)(10)(11)
【間違いの部分】(4)恐竜の化石の首の長さ (5)女性の右手の位置 (8)子どもの立っている場所 (10)親子が左右入れ替わり (11)リュックの人物の帽子の有無
当選者(敬称略)
●門司区=大島智恵子 ●小倉北区=岸菜愛、近藤榮二 ●小倉南区=小嶋しょうご ●若松区=嶋井正子 ●八幡東区=久家義弥、西生紋子 ●八幡西区=足立文代 ●戸畑区=井戸美聡、西村光二

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