特集若戸大橋と若戸トンネルの無料化

若松の魅力を再発見!

特集

若戸大橋と若戸トンネルの無料化

若松区マスコットキャラクター わかっぱ
若松区マスコットキャラクター
わかっぱ

 若戸大橋は旧若松市と旧戸畑市を結ぶ橋として、昭和37年に開通しました。架橋には日本独自の技術が用いられ、日本のつり橋の先駆けとして「東洋一の夢のつり橋」と呼ばれました。

 若戸トンネルは、若戸大橋の慢性的な渋滞の解消、響灘地区から戸畑・小倉方面へのスムーズな交通アクセス確保のため、洞海湾を海底トンネルで横断する臨港道路として平成24年に開通しました。

 市民の生活を支える重要な役割を果たしてきた橋とトンネルが、長年の市民の要望を受け、12月1日(土)0時から無料開放されます。

 無料化されることで、人、物の流れがより円滑になり、若松地域の振興はもとより、市民全体の生活利便性が向上することなど大きな効果が期待できます。

 また、本市最大規模の産業集積拠点となっている響灘地区での新たな企業誘致や雇用が活性化され、これまで洞海湾の南側に迂回していた車両が転換されることによる国道3号などの渋滞箇所の緩和にもつながります。

 今回の特集では、若松の見て楽しいところ、食べておいしいものなど、その魅力について紹介します。無料となった若戸大橋と若戸トンネルを通って、若松に出掛けてみませんか。

知っていますか? 若松のこんなところ

 若戸大橋のたもとは、かつて日本一の石炭積出港としてにぎわいました。現在、その付近は若松南海岸通りと名付けられ、国の登録有形文化財に指定されている旧古河鉱業若松ビルや上野海運ビルなどがある、レトロな街並みが広がっています。のんびりと海と街並みを見ながらの散策がお薦めです。

 かっぱ伝説で知られる高塔山からは若戸大橋、響灘などを一望できます。

 また、市内最大の都市公園・グリーンパークでは、サイクリングや季節ごとの花の観賞を楽しむことができます。家族や友人とのお出掛けに最適です。

 日本海に面する若松北海岸は、脇田海水浴場や千畳敷、岩屋海水浴場などが有名ですが、遠見ヶ鼻の妙見埼灯台から眺める海や夕日は一見の価値があります。その近くには縁結び・夫婦円満の願いをかなえるという小さなお社の「御嵜神社」があり、パワースポットとしてひそかな人気があります。

知っていますか? 若松のこんな食べ物

 若松は、響灘でとれる海の幸が豊富で、粘りが強く栄養価が高い「岩屋あかもく」や他の地域とは違い新芽のうちに採取する「めひじき」などが特に有名です。山の幸では、水分を極限まで控えて栽培され、春に収穫される「若松水切りトマト」や、これからの季節に海からの潮風を受けてぎゅっとうまみが濃縮された「若松潮風®キャベツ」など、若松ならではのブランド野菜が数多くあります。

知っていますか? 若松のこんなところ 知っていますか? 若松のこんな食べ物 地図
※画像をクリックすると、大きな画像で見られます。

若松に行ったら買ってみよう

若松のお土産コンテスト 金賞 若松かっぱ最中サブレ 銀賞 若松鯛みそ 銅賞 若松みかんのおくりもの あかもくフリーズドライ みそ汁・スープ

 若松の特色や資源を生かした商品を発掘するため、平成19年からおよそ5年ごとに「若松のお土産コンテスト」が開催されています。3回目となる今年3月には、金賞をかっぱ伝説をもとに考案された「若松かっぱ最中サブレ」が、銀賞を響灘沖でとれた天然真鯛を使用した「若松鯛みそ」がそれぞれ受賞しました。また、銅賞を若松温州みかんを余すことなく全て使用した「若松みかんのおくりもの」と岩屋あかもくを使用した「あかもくフリーズドライ みそ汁・スープ」が受賞しています。

 全て地元のお店で販売されているので、ぜひ一度食べてみてください。

装飾用の線画像

 誰もが楽しめる場所や豊かな自然に触れられて、食の宝庫でもある若松区。若戸大橋と若戸トンネルの無料化を機に、その魅力を感じに出掛けてみましょう。

若松区マスコットキャラクター わかっぱ

吹き出しイラスト

若松の今についてインタビュー

ワカマツグラシパートナーズ 理事 小山洋明さん写真

ワカマツグラシパートナーズ 理事 小山洋明さん

 私は、平成24年の北九州市でのB-1グランプリ開催をきっかけに、昔から子どもたちのおやつとして親しまれてきた「ぺったん焼き」を若松のご当地グルメとして育てる取り組みを始めました。今では7店舗で食べられる人気のおやつです。メリケン粉の生地に野菜をのせて3回ぺったんと叩いて作ることからその名がきているんですよ。

 近年、一部の商店街がシャッター街になっているのを目の当たりにし、イベントの応援だけでなく、長期的なまちづくりをしたいという思いから、リノベーション(空き家・遊休不動産の改修)に取り組み始めました。これまでにカフェやバーだけでなく、ゲストハウスなど5軒をリノベーションし、現在は地域の交流拠点として活用されています。

 今は、独り暮らしの人の食事の支援ができるような定食屋を作りたいと思っています。若者も高齢者も住みやすいまちづくりをしていきたいですね。

 若松区は、地域全体でまちを盛り上げようとしています。街歩きを楽しんで地元のお店で地元のおいしいものを食べながら、自分だけの「若松の魅力」を見つけてほしいなと思います。ぜひ遊びに来てくださいね。


▲リノベーション事例(集会所兼カフェ&バー)


▲ぺったん焼き

若戸大橋・若戸トンネルの未使用回数券の払い戻し

回数券の利用・販売終了日 11月30日(金)

未使用の回数券の払い戻し 来年6月28日(金)まで

  • 払い戻し場所 若戸大橋料金事務所(11月30日まで)と若戸トンネル事務所(12月3日(月)から)
  • 払い戻し対象 平成2年度以降に発行された回数券
  • 払い戻し方法 口座振込か現金払い(金額などの制限あり)

必要書類など詳細は北九州市道路公社 電話093・881・2183へ。

【この特集に関するお問い合わせ】 建設局道路維持課 電話093・582・2274 若松区役所総務企画課 電話093・771・3559

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