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過去の受賞結果・大賞作品

更新日 : 2022年6月9日
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 第24回にわたり実施した「北九州市自分史文学賞」は、終了いたしました。

 本市が募集している文学賞・コンクールについては、北九州市立文学館(外部リンク)の公式サイトをご確認ください。

過去の受賞結果

第1回(平成2年)  応募総数 592編  (男性410編 女性182編)

 大賞 「聖馬昇天-坂本繁二郎と私」岩田 礼 (北九州市)
 佳作 「わが立坑独立愚連隊」野木 英雄(横浜市)
 佳作 「夕日果つるまで」矢野 晶子(横浜市)
 特別奨励賞 「私 負けたくない」北地 恵 (別府市)

第2回(平成3年)  応募総数 350編  (男性240編 女性110編)

 大賞 「一生に一度だけの」ヤスコ・ハート(ニューヨーク)
 佳作 「青葉散乱」藤原 多門(東京都)
 佳作 「黄昏の明暗-おお定年、されど-」和田 隆三(岐阜県)

第3回(平成4年)  応募総数 481編  (男性339編 女性142編)

 大賞 「風が止むまで」高畑 啓子(東京都)
 佳作 「琴鳴る霊歌」武田 裕 (奈良県)
 佳作 「三文役者の泣き笑い」寺田 テル(東京都)

第4回(平成5年)  応募総数 484編  (男性315編 女性169編)

 大賞 「おーい!」島崎 聖子(北九州市)
 佳作 「生きて虜囚の辱めを受ける」黒薮 次男(兵庫県)
 佳作 「風と娼婦」司  正貴(大阪府)

第5回(平成6年)  応募総数 431編  (男性298編 女性133編)

 大賞 「白い虹」川島 義高(広島県)
 佳作 「この流れの中に」木下富砂子(静岡県)
 佳作 「頭状花」多賀多津子(福岡県)

第6回(平成7年)  応募総数 440編  (男性310編 女性130編)

 大賞 「遠い山なみをもとめて」小川 薫 (千葉県)
 佳作 「神戸で出会った中国人」諏訪山みどり(神奈川県)
 佳作 「ジェットコースターのあとは七色の気球船に乗って」牧原 万里(東京都)

第7回(平成8年)  応募総数 430編  (男性309編 女性121編)

 大賞 「蕎麦の花」阿夫利千恵(静岡県)
 佳作 「死なんようにせいよ」出川沙美雄(東京都)
 佳作 「ラボルさんの話-ある美しい老年」内田 道子(東京都)

第8回(平成9年)  応募総数 403編  (男性271編 女性132編)

 大賞 「三年」林屋 祐子(京都府)
 佳作 「煤煙の街から」中元 大介(北九州市)
 佳作 「新しい道を求めて」横光 佑典(東京都)
 北九州市特別賞 「煤煙の街から」中元 大介(北九州市)

第9回(平成10年)  応募総数 396編  (男性266編 女性130編)

 大賞 「それいけナイン-黒獅子旗に燃えた男たち-」    折世 凡樹(北九州市)
 佳作 「二つの時代に生きて」林鄭 順娘(台湾台中市)
 佳作 「市井に生きる」島田 和世(東京都)
 北九州市特別賞 「それいけナイン-黒獅子旗に燃えた男たち-」   折世 凡樹(北九州市)

第10回(平成11年) 応募総数 437編  (男性315編 女性122編)

 大賞 「河伯洞余滴」玉井史太郎(北九州市)
 佳作 「トン・ツー屋」田中 節男(広島県)
 佳作 「架け橋たらんとして」敦賀 敏 (埼玉県)
 北九州市特別賞 「少年の頃」小先 俊右(北九州市)

第11回(平成12年) 応募総数 432編  (男性310編 女性122編)

 大賞 「母ちゃんが流れた川」兼多 遙 (埼玉県)
 佳作 「門司発沖縄行きD51列車発車」山田辰二郎(北九州市)
 佳作 「熟女少女」早苗NeNe(ハワイ)
 北九州市特別賞 「門司発沖縄行きD51列車発車」山田辰二郎(北九州市)

第12回(平成13年) 応募総数 358編  (男性258編 女性100編)

 大賞 「師団長だった父と私」樋口 大成(福岡市)
 佳作 「レクイエム(鎮魂曲)」大江 和子(神奈川県)
 佳作 「天から降ってくる悔恨の声」宮城 しず(北九州市)
 北九州市特別賞 「天から降ってくる悔恨の声」宮城 しず(北九州市)

第13回(平成14年) 応募総数 360編  (男性261編 女性99編)

 大賞 「死と向かい合って」横田 進 (埼玉県)
 佳作 「証言」中島 安祥(広島県)
 佳作 「私の中の百年の断層」大田 倭子(神奈川県)
 北九州市特別賞 「鉄の階段」石原 節男(山口県)

第14回(平成15年) 応募総数 443編  (男性330編 女性113編)

 大賞 「あの町」田口 潔 (千葉県)
 佳作 「十五メートルの通学路」ごんだ淳平(愛知県)
 佳作 「平成野生家族」原 水音 (奈良県)
 北九州市特別賞 「河童群像を求めて」暮安 翠 (北九州市)

第15回(平成16年) 応募総数 424編  (男性308編 女性116編)

 大賞 「花筵」吐田 文夫(北九州市)
 佳作 「噫、ボクの二十年―青い心の染みあと-」桑原 史朗(京都府)
 佳作 「心の叫びのままに」 杉山 慶子(東京都)
 北九州市特別賞 「DNA蠢動記」谷口 善一(北九州市)

第16回(平成17年) 応募総数 395編 (男性286編 女性109編)

 大賞 「吹き下ろす風」   塚田 忠正(北九州市)
 佳作 「私と妻の戦後史」  小堀 文一(埼玉県ふじみ市)
 佳作 「軍港の街・横須賀エレジー」 伊藤 文夫(神奈川県大和市)
 北九州市特別賞 「えにし絶ちがたく-満州の興亡を体験した女の80年-」 天川悦子(北九州市)

第17回(平成18年) 応募総数 379編(男性266編 女性113編)

 大賞 「大坂町筋鳥町通り」 中田 勝康(福岡県)
 佳作 「絆~ある海軍予備士官の足跡」 山下 凱男(東京都)
 佳作 「臼ひき老安」 大西 功(千葉県)
 北九州市特別賞 「大坂町筋鳥町通り」 中田 勝康(福岡県)

第18回(平成19年) 応募総数 377編(男性272編 女性105編)

 大賞 「わたしの赤ちゃん」 鈴木 政子(神奈川県)
 佳作 「幻の川」小畠 吉晴(神奈川県)
 佳作 「戝産なんて-父母と私の戦後史-」 髙松 直躬(福岡市)
 北九州市特別賞 「十坪の店の物語」 阿部 照子(北九州市) 

第19回(平成20年) 応募総数 394編(男性283編 女性111編)

 大賞 「ドックの落日」大西 功(千葉県)
 佳作 「蛙の子は蛙」久野 利春(北九州市)
 佳作 「旅のかたち」森下 陽(埼玉県)
 北九州市特別賞 「蛙の子は蛙」久野 利春(北九州市)

第20回(平成21年) 応募総数 398編(男性305編 女性93編)

 大賞 「滝桜に会えたから」宗像 哲夫(福島県)
 佳作 「師風」竹中 祐典(東京都)
 佳作 「「徒然草」と出会って」陳 秉珊(中国)
 北九州市特別賞 「A遺伝子の光芒」審 亮一(北九州市)

第21回(平成22年) 応募総数 403編(男性295編 女性108編)

 大賞 「鉄の時代を生きて」小野 正之(千葉県)
 佳作 「ドナウ漂流」北山 青史(山形県)
 佳作 「父を恋う」藍 友紀(神奈川県)
 北九州市特別賞 「故郷」阿部 敏広(静岡県)

第22回(平成23年) 応募総数 330編(男性220編 女性1110編)

 大賞 「素人酒場繁盛記」阿部 敏広(静岡県)
 佳作 「三方の娘」加納 孝子(愛知県)
 佳作 「歩き続けよう」重本 惠津子(埼玉県)
 北九州市特別賞 「歩き続けよう」重本 惠津子(埼玉県)

第23回(平成24年) 応募総数 356編

 大賞 「父の中折れ(そふと)帽」箱嶌 八郎(福岡県)
 佳作 「カラス画家と共に」茅野 りん(広島県)
 佳作 「父の死の真相を求めて『帰って来て欲しかった父』」熊谷 紀代(福岡県)
 北九州市特別賞 「俺たち団塊世代ちゃ」内岡 貞雄(福岡県)

第24回(平成25年) 応募総数 314編

 大賞 「忘れ水」松久保 正行(大阪府)
 佳作 「ネッカー川清流 笑顔の人」横井 秀治(ドイツ)
 佳作 「あなたの民はわたしの民」キャッツ・古閑邦子(アメリカ)
 北九州市特別賞 「塩炊きとロバのパン」後藤 文利(福岡県)

大賞作品のあらすじ

第24回大賞作品「忘れ水」

作者:松久保 正行
(あらすじ)
 養父を亡くし、養母との悲しい別れを経て、実父と継母と貧しく暮らす少年。「手術しないと十年の命」という病になるが、実父は金が工面できず治療を断念。少年は悪化した病に絶望、自殺を図る。そんな状況に兄が手を差し伸べ、逆境からの奇跡の脱出が始まる。

第23回大賞作品「父の中折れ(そふと)帽」

作者:箱嶌 八郎
(あらすじ)
 婚外子に生まれたがゆえに父と同居できず、母と、母違いの姉と暮らす著者。自分にとって唯一の息子を優しく見守り続ける老いた父。親子とは!? 家族とは!? 複雑な家庭環境で育まれてきた父と子の絆を描いた秀作。

第22回大賞作品「素人酒場繁盛記」

作者:阿部 敏広
(あらすじ)
 57歳の時、私は突然会社から営業開発部への出向を命じられた。8ヶ月間、7人の営業チームの中で頑張ってきたが、会社からリストラされてしまう。ハローワークに通い再就職を目指したがなかなか良い就職口はなかった。焦燥感にかられながらも、少ない退職金を元手に焼き鳥店を開業することを決意。スーパーに出ていた店で修行を始める。店主はノウハウを丁寧に教えてくれ、秘伝のタレまでも分けてくれた。開業にあたっては店舗選びに始まり内装、器具の選定などで苦難が続く。しかし、さまざまな人に助けてもらって無事に開業。周囲に支えられ次第に繁盛店になっていった。

第21回大賞作品「鉄の時代を生きて」

作者:小野 正之
(あらすじ)
 八幡製鉄所入社後の研修時に、高炉操業の生き神様と呼ばれる田中熊吉翁と出合う。田中翁の伝記は社内報に記されており、その事実を詳細に聞くことができた。その後、君津赴任を経て5年間のドイツ駐在を経験。帰国後も輸出関連の部署で順調に昇進する。しかし、昭和63年、高校2年生の次男がバイク事故で脊髄(せきずい)を損傷してしまい、車いす生活を余儀なくされる。私は再度の海外勤務もあきらめ、次男のリハビリと社会復帰の応援を決意する。次男はやがて身障者国体で銀メダルを獲得。大学進学も果たし、千葉県の職員として働くようになり、自らの家庭も築いていった。

第20回大賞作品「滝桜に会えたから」

作者:宗像 哲夫
(あらすじ)
 宏子さんは大正7年、東京麹町で生まれ、裕福な家庭で育った。20歳の時、獣医師と結婚。夫が東京で召集され、夫の実家がある福島県三春町に疎開する。慣れない貧困生活や家族間の問題で落ち込むが、ある日導かれるように紅枝垂れ桜の「滝桜」と出合い、明るさを取り戻した。農村の女性の助けになることを行いたいと考え、まずは託児所を開設。さらに、妹から送られてきた農機具「カルチベーター」が、重労働を強いられる農家の女性たちの助けになると農機具店を開く。未経験の商売に、資金繰りや新商品販売の挑戦など苦労が続くが、前向きに明るく乗り越えていった母親の半生。

第19回大賞作品「ドックの落日」

作者:大西 功
(あらすじ)
 昭和39年、大阪の造船所で元プロ野球選手の下請け工・吹春君と、外注先の林田課長と知り合った。二人に好感を抱いたが、やがて吹春君はブラジルへ渡り、私の転勤で林田さんとも別れた。そして十二年後、他社に転じていた林田さんと、秋田県下で思いがけず再会した。私はかじりかけの俳句を披露したが、彼はとくに関心を示さなかった。だが、ほどなく林田さんが無季句の分野を代表する俳人であることを知り、仰天するとともに句作を断念した。しかし、その人柄にひかれ、さらに親交の度を深めていった。平成9年、帰国していた吹春君に会ったが、また別れが待っていた。

第18回大賞作品「わたしの赤ちゃん」

作者:鈴木政子
(あらすじ)
 千代は16歳のとき、家事手伝いとして満州に移住。敗戦後、居住地を襲われソ連兵と中国兵に暴行される。悪夢の地を脱出し、帰国を待つ間に妊娠が発覚。いっそ自殺しようかと悩みながらもなす術もなく帰国する。引き揚げた福岡でついに赤ちゃんを堕胎したが、産声を聞いてしまった千代は罪の意識を背負うことになる。千代は故郷に戻るが、周りの目もあって東京に行き、出版社で働くことになる。その後、満州で出会った友人と再会したり、中国や福岡を訪れたりと様々なかたちで過去を見つめ直そうとする。筆者と取材対象者の体験を合わせた作品。

第17回大賞作品「大坂町筋鳥町通り」

作者:中田 勝康
(あらすじ)
 幼い時の父母の離婚により、私は父と暮らしていた。父の突然の出奔により、十歳から母と一緒に暮らすことになった。母は旧小倉駅に近い室町の千日通りで、小さな飲食店を営んでいた。気難しい私と子ども扱いに慣れない母との二人の関係は、なかなかうまくいかなかった。しかし昭和33年小倉駅の移動により人の流れが大きく変わり、店には閑古鳥が鳴き始める、店が暇になることによって初めて二人の時間ができ、当時普及し始めたテレビを通じて二人の会話が弾み始める。そんな昭和30年代の小倉の街と、母と私を描いている。

第16回大賞作品「吹き下ろす風」

作者:塚田 忠正
(あらすじ)
 幼い頃から吃音に悩まされてきた筆者は、明治工業専門学校に入学し、物理科助教授・藤田哲也に出会った。藤田はなぜ吃音になるのか考えるようヒントもくれた。気象を研究する藤田は後に竜巻博士としてアメリカで功績を残す。私の妹が藤田の弟と結婚して、恩師との付き合いは続く。吃音に悩まされながらも高校教師として八ミリの教育映画を作っていった。物事の捉え方など多大な影響を与えてくれた恩師と筆者の半生をたどった自分史。

第15回大賞作品 「花筵」 ―父と母に捧ぐ自立への蹉跌と掉尾―

作者:吐田 文夫
(あらすじ)
 父が商いに失敗し、戦後の食糧難の中を生きた著者。その後、行商人になり家計を担うが、病にかかってしまう。しかし借金苦と闘うために再び行商に出る。父との確執の末、戸畑に出奔、町工場に就職して現場監督になる。24歳で独立、鉄工所を興した。何度か危機を乗り越えて鉄工所は発展していく。著者の波乱の人生を回顧した作品。

第14回大賞作品 「製鉄所のある町 ―高度成長を支えた八幡の青春群像―」

作者:田口 潔
(あらすじ)
 戦後、八幡市(現・北九州市八幡東区)に流れ着いた一家の家計を助けるため、筆者は中学を退学し、職に就く。外務員として勤めた印刷所では、家業を顧みない主人に代わって奮闘するおかみさんや職人。得意先回りで世間を知る。夜学に通い始め、収入の高い製鉄所の臨時雇いに。やがて正社員に引き上げられ、結婚し、千葉に転勤するまでの生活の記録。

第13回大賞作品 「おうちがだんだん遠くなる」

作者:横田 進
(あらすじ)
 秩父盆地の山間の村に生まれた筆者は、やがて家庭環境から熊谷の割烹料理屋を営む祖母の養子になり、旧制中学に通う。太平洋戦争が始まり、料理屋は左前に。好きな化学をあきらめ、陸軍予科士官学校に入学する。昭和20年2月だった。「死ぬことを教える学校」といわれるが、航空特攻に出撃する先輩が、夜、ひとり泣いていたと聞く。死は逃れないものと、覚悟を決めたつもりが、また揺り戻される。玉音放送を聞くまでの青春記。

第12回大賞作品 「師団長だった父と私」

作者:樋口 大成
(あらすじ)
 昭和6年、関東軍独立守備隊参謀として、父樋口敬七郎は中国の公主嶺に赴任した。昭和9年に内地に戻り、父は映画によく連れていってくれた。「立派な軍人の息子」を負担に感じながらも、レベラルな空気の中で旧制中学生生活を送る。旧制中学理科に進み学徒出陣を免れた筆者は、旧友の非難には反論できたが、それでも死んでしまった友人たちへの後ろめたさの裏返しとして技術教育に腐心。化学の教師として70歳まで働いた筆者は、父親、恩師、級友と共有してきたリベラリズムを、日本の復興を支えてきた精神的支柱ととらえる。では、なぜ、満州国建国、日中戦争、太平洋戦争へと日本は進んだのか。エリート軍人だった父と息子は対峙する。

第11回大賞作品 「母ちゃんが流れた川」

作者:兼多 遙
(あらすじ)
 戦時中の福井市。父を亡くし、母は商売とも言えぬ衣料雑貨商を営みながら、四人の子を養っていた。だが、空襲の日、従姉に引かれて避難した筆者は、姉と妹には再会できたものの、末っ子を連れた母は現れなかった。住む家を転々としながらも、様々な体験を通して、やがて、気丈で教養があり、筋の通った祖父に敬意を抱くようになる。   

第10回大賞作品 「河伯洞余滴」

作者:玉井 史太郎
(あらすじ)
 兵隊三部作で国民的な人気を誇った火野葦平の三男として、常に父の意にそむきながら、父の重圧から逃れようとしてきた筆者の半生。死後長い間隠されていた火野葦平の自殺が公表されることになったいきさつをはじめ、肉親でないと知り得ないエピソードが散りばめられ、父に対する息子の思いを描いている。

第9回大賞作品 「それいけナイン―黒獅子旗に燃えた男たち―」

作者:折世 凡樹
(あらすじ)
 作品は日中戦争から始まる昭和12年、都市対抗野球全国制覇を狙う八幡製鐵所硬式野球部部員、周囲の人々の情熱をドキュメントタッチで描いたもの。社内報編集担当者として当時の記録をもとに現在の野球部への応援歌としてつづった。 

第8回大賞作品 「最後の卒業」

作者:林屋 祐子
(あらすじ)
 社会人として企業で働きながら大学院に入学し、修了するまでの三年間を描いた作品。周囲に対してばかりか己に対する嘘に振りまわされる。三年が過ぎたのち、筆者が手にしたもの、自らついた嘘に対してこうむった罰は・・・。 

第7回大賞作品 「結婚」

作者:阿夫利 千恵
(あらすじ)
 子供を産めないという負い目を感じる筆者が、子持の医師と結婚、歩行困難の次男、夫の顔色をうかがう長男、ありのままの自分を認めてくれない夫との生活を描いたもの。  

第6回大賞作品 「母」

作者:小川 薫
(あらすじ)
 主人公がカウンセリングを学ぶことにより、幼い時に年下の男性と家出をした実母を、許していない自分に気付き、心の葛藤の末、和解するに至る。その過程を通して親子のつながりを描いたもの。 

第5回大賞作品 「白い虹」

作者:川島 義高
(あらすじ)
 旧制中学2年の時に広島の軍需工場で被爆した作者が、目の当たりにした市内の惨状と身近な人々の死に接した体験を克明に描いたもの。    

第4回大賞作品 「おーい!新米ママポリス奮闘記」

作者:島崎 聖子
(あらすじ)
 大学を卒業して県警に入り、婦人少年補導員(ママポリス)となった作者が、接した子供たちの生きざまに戸惑ったり、悩んだりしながら、自らも人間的に成長していく過程を描いたもの。

第3回大賞作品 「風が止むまで」

作者:高畑 啓子
(あらすじ)
 作者が学生時代に夫とともにアクセサリーを作って売り始めてから、衣料・雑貨の製造販売会社を経営する現在に至るまでの、さまざまな人たちとの出会いと別れを通して、会社の発展を描いたもの。 

第2回大賞作品 「一生に一度だけの」

作者:ヤスコ・ハート
(あらすじ)
 アメリカの短大に留学し、モダンダンスを学んだことからダンサーとしての道を選び、故郷への郷愁や異国での違和感を感じながら自己を発見していくまでの過程を描いたもの。   

第1回大賞作品 「聖馬昇天 坂本繁二郎と私」

作者:岩田 礼
(あらすじ)
 新聞社の久留米支局長時代に深く関わった故坂本繁二郎画伯(当時八女市在住)の生き方や考えに、作者自身の歩みを重ね合わせて描かれたもの。  

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