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戸畑区の文化財・工芸品

更新日 : 2023年3月24日
ページ番号:000010238
まごじだこ

 このコーナーでは、戸畑区にある貴重な文化財や工芸品を紹介します。

国指定重要文化財(建造物)

旧松本家住宅(西日本工業倶楽部)

旧松本家住宅 洋館、日本館、壹號蔵(いちごうぐら)、貮號蔵(にごうぐら) 4棟

附 東渡廊下1棟、棟札5枚

  • 昭和47年5月15日指定
  • 昭和57年2月16日追加指定

(注)戸畑区一枝一丁目 西日本工業倶楽部

旧松本家住宅(日本館)

 明治のロマンが漂うこの建物は、わが国産業界の重鎮・松本健次郎氏の旧宅で、洋館、日本館、数棟の附属屋、手入れの行き届いた庭園で構成されています。1階は石造り風、2階はハーフティンバー風の外観にこしらえた洋館は、内外部ともにアールヌーボー様式で造られており、東京駅や日本銀行本店などの名建築を残した、辰野金吾博士の設計によるものです。
 日本館は車寄玄関に続いて数寄屋造りの中央書院と、書院造の大座敷が雁行するように配置された、豪奢な建物です。広大な庭園の中に、静かなたたずまいをみせるこの建物は、当時のまま現存する数少ない建造物として高く評価されています。

出典:「北九州市の文化財」

若戸大橋  鋼製補剛吊橋  橋長627.3メートル
 鉄骨鉄筋コンクリート造橋台付属

 ・ 令和4年2月9日指定

若戸大橋全体写真

 若戸大橋は、わが国橋梁の最大支間を大幅に更新した、長大吊橋の技術的原点として、歴史的技術的に重要な建造物と評価され、令和4年2月9日に国重要文化財の指定を受けました。
 若戸大橋の建設以前は、渡船が唯一の交通手段だったことから、洞海湾を跨ぐ道路が計画され、昭和34年3月から工事が始まり、昭和37年9月には完成しました。
 当時は「東洋一の夢の吊橋」と言われ、後の長大吊橋である、関門橋、瀬戸大橋、明石海峡大橋などの先駆的な役割を果たしました。
 建設後も良好な状態を維持しながら、平成2年には渋滞対策として4車線化が行われ、平成30年からは無料化が実施されるなど、現在も地域の交通を支えています。

北九州市指定有形文化財

旧安川邸 大座敷棟、蔵、洋館、本館棟、座敷前庭園

  • 平成30年8月1日指定

 旧安川邸は、明治期に石炭関連企業を次々と創業し、工業都市北九州市の基礎を築いた企業家である安川敬一郎氏により、明治45年に建設され、以後三代に亘り安川家当主及び一族が居住した住宅です。
 現在は、明治45年(1912年)に若松から移築された大座敷棟1棟のほか、蔵、洋風本館棟などが残されています。
 この住宅は北部九州における高級住宅史、日本の近代建築史上極めて重要な住宅建築であることなどから、平成30年8月1日、北九州市指定有形文化財に指定されました。

詳しくは北九州市HP「旧安川邸について」からご確認ください。

旧安川邸

国指定天然記念物

夜宮の大珪化木

夜宮の大珪化木 

  • 昭和32年2月22日指定

(注)戸畑区夜宮二丁目1番内

昭和15年10月に、夜宮地区の区画整理中に発見されたもので、最大幅約2.2メートル、長さは推定40メートルもある日本最大級の珪化木です。この珪化木は、今から約3800万年前の第三紀新始世にできた地層にうもれていたもので、パラフィラントキシロンという広葉樹の樹幹に、含性遊離珪酸が置換沈殿して石化したものです。

出典:「北九州市の文化財」

県指定有形民俗文化財

戸畑祇園大山笠 勾欄・水引・切幕・見送り一式

戸畑祇園大山笠 勾欄・水引・切幕・見送り等一式 

  • 昭和32年4月23日指定

(注)北九州市立博物館(小倉北区城内4番1号)・戸畑区内

 戸畑祇園大山笠は、昼は幟山笠、夜は提灯山笠とその姿を大きく変えます。そして、幟山笠の装飾品の数々は、同祇園の歴史を伝える貴重な資料として大切に保管されています。 
 西大山笠の真鍮製擬宝珠(ぎぼし)と同勾欄裏板金には、文政12年(1829年)の刻印があり、天籟寺大山笠の切幕には、慶応元年(1865年)の年紀が縫いこまれています。
 更に、その他の大山笠の切幕、見送、水引なども明治10年(1877年)から同32年の間に調整されたものです。いずれもその刺繍文様は、江戸末期の歌舞伎や人形芝居の衣装と通じる、繊細で豪華な手法をみせています。東大山笠と西大山笠の幕類は北九州市立博物館に保管してあります。

出典:「北九州市の文化財」

創作凧

まごじだこ

孫次凧(まごじだこ)

(注)戸畑区新池一丁目 KITE HOUSE まごじ

 凧は、全国各地の故郷の象徴としていろいろな形や色彩のものがあります。この「孫次凧」は、クルクルとした大きな愛らしい目とユニークな色使いの「セミ凧」が有名ですが、通信凧や武者凧、道人凧など様々な種類があります。
 和紙、竹、綿糸、紅、墨など厳選された材料を使い、明治初期から作られていて、初代の竹内孫次さんがなくなった後は、孫の竹内義博、日出子さんが二代目を継承し、優れた凧作りを続けています。今では、戸畑を代表する郷土玩具として、正月飾りやインテリア、お土産品として人気を集めています。

このページの作成者

戸畑区役所総務企画課
〒804-8510 北九州市戸畑区千防一丁目1番1号
電話:093-881-0039 FAX:093-881-2204

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