北九州市政だより

NO.1485

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令和7年7月1日号 1日号の連載コーナー

1日号の連載コーナー

図書館職員の書籍紹介

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〜中央図書館開館50周年を記念し、
北九州市にちなんだ「お薦めの一冊」をご紹介します〜

担当課
中央図書館 電話093-571-1481

『生きとし生ける』1〜3巻 著・長谷川未来

 今回はコミックスのご紹介です。
 祖父の遺した手帳の言葉に導かれ門司港を訪れた主人公の小説家。彼はそこで祖父の戦友の娘・ひ孫と偶然知り合う。彼らとの交流を深める中で、全く知らなかった祖父の過去に触れ、それを小説にしたいと強く思いを抱くのだが…。
 今年は終戦から80年の節目の年。しかし、世界ではいまだ戦争や紛争が絶えません。この作品を読むことで、これまで遠い昔のことのように感じていた戦争の傷痕が、ここ北九州にもあるのだと改めて気付かされました。
 戦争体験を直接聞く機会が減っている昨今、戦争を知らない私たち一人一人にできる平和への第一歩は「まずは知ること」なのだと再認識させられる作品です。

中央図書館司書 村田 直美


生きとし生ける
著/長谷川未来 ヒーローズ

※ご紹介の書籍は、市立図書館で所蔵しています。
 予約が多い場合はすぐに貸し出しできないことがあります。

温故知新 温Z知新

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担当課
政策局Z世代課 電話093-582-2925

次世代を担うZ世代から学び、共に未来の北九州を考えよう

 今回は「地域課題と向き合うZ世代」。昨年度のZ世代課「区役所創造プロジェクト」で八幡東区役所と鳥獣被害対策に取り組んだ九州国際大学の貞金大貴さん(21歳)に話を聞きました!


▲イノシシ用のわなを設置

 このプロジェクトには、大学の授業で鳥獣被害対策に興味が湧いたので参加しました。最初は「イノシシを捕って食べれば被害が減るのでは」と軽い気持ちでしたが、貞金大貴さんの写真学ぶうちに、現代社会では人による自然への働きかけが減っていることや猟友会の高齢化など、普段の生活では分からないさまざまな課題に気付かされました。また、実際に狩猟免許を取得して現場を体験することで、この問題の深刻さを肌で感じました。猟友会の方からは「普段若い人と接する機会がないので、交流できてうれしい」と言っていただいたのが印象的で、それならば若者らしく「動画でどんどん情報を発信して、多くの若者に知ってもらいましょう!」と話をしました。
 今後も、先輩方からの教えを引き継ぎつつ、若者らしい手法も交えて多世代と連携しながら、地域で活動していきたいと思います。

市政テレビ「北九州Actionファイル KITA CUBE」

市政テレビ
「北九州Actionファイル KITA CUBE

北九州Actionファイル KITA CUBEのロゴ画像

7月5日(土)から放送開始!

7月のテーマ

  • 世界初の「すし会談」
  • 全国初の「すしの都課」
  • 北九州市の寿司文化
  • 寿司文化を次の世代へ

北九州市の政策を分かりやすく
深掘りしてお届けします!!


▲富山県知事とのすし会談
すしの画像

TNC テレビ西日本(8ch) 毎週土曜日 あさ 11時15〜20分

問い合わせ
市長公室広報戦略課 電話093-582-2487

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