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水害時の感染症対策について

平成30年7月豪雨により被害を受けられたみなさまに、心からお見舞いを申し上げます。

市民のみなさまへ

災害発生時や避難生活の際に、感染症にかからず、できるだけ健康に過ごしていただくためのポイントを紹介します。

★感染症を予防するために、こまめな手洗いを行いましょう。

★また、家屋が浸水した場合には、細菌やカビが繁殖しやすくなり、感染症にかかるおそれがあるため、清掃や消毒を行う必要があります。

手洗い
消毒する様子

感染症を予防しましょう!

【感染症予防のポイント】

◆外出から戻った時、トイレの後および食事の前などは、流水による手洗いを行いましょう。液体石けんでよく汚れを落とし、ペーパータオルや清潔なタオルで水分をふき取ってください。なお、流水での手洗いが困難な場合は、手指消毒薬やウエットティッシュ等を活用しましょう。

食器や飲料の容器、生活用品(タオル、歯ブラシ等)は、他者と共用しないようにしましょう。

◆発熱・せきなどの症状のある方は、マスクを着用してください。症状が悪化および長引く場合は、医療機関を受診しましょう。

下痢や嘔吐の処理は、素手で行わず、使い捨て手袋を装着して行いましょう。

◆特に調理場やトイレを清潔に保ちましょう

浸水した家屋の感染症対策について

北九州市では、平成30年7月豪雨に伴う河川溢水、高潮等により被災した地域の衛生を保持するために、消毒を実施しています。詳細については、各区役所総務企画課へお問い合わせください。
(※現在(平成30年7月31日)までに、多くの依頼をいただいているため、消毒の実施までにお時間を要しています。ご了承下さい。)

 

<お問い合わせ先>
連絡先 電話番号
門司区役所総務企画課 331-1881
小倉北区役所総務企画課 582-3301
小倉南区役所総務企画課 951-4112
若松区役所総務企画課 761-4045
八幡東区総務企画課 671-0801
八幡西区総務企画課 642-1442
戸畑区役所総務企画課 871-3600

【浸水した家屋を清掃する際のポイント】

ドアと窓を開けて、しっかり換気しましょう。
 ※数日して自宅に戻るときは、屋内にカビが発生していることがあります。

汚泥は取り除き、しっかり乾燥させましょう。
 ※消毒薬は、汚れを取り除いた上で使用しましょう。

◆清掃中のケガを予防するために手袋を着用しましょう。

◆ほこりを吸わないようにマスクを着用しましょう。

◆清掃が終わったら、しっかりと手を洗いましょう。
 

【主な消毒方法について】
・消毒薬は、薄めて(希釈して)使用するものがあります。薬液の濃度や用法など、使用上の注意事項を確認してから使用しましょう。
・汚染の程度がひどい場合、長時間浸水していた場合は、できるだけ次亜塩素酸ナトリウムを使用しましょう。
・消毒の対象物が、色あせ、腐食等する恐れがあり、次亜塩素酸ナトリウムが使用できない場合は、アルコールや塩化ベンザルコニウムを使用しましょう。

消毒薬 食器類・流し台・浴槽 家具類・床
次亜塩素酸ナトリウム
(家庭用塩素系漂白剤でも可)
0.02%に希釈する。
(1) 食器用洗剤と水で洗う。
(2)希釈した消毒液に5分間漬けるか、 消毒薬を含ませた布で拭き、その後、水洗い・水拭きする。
(3)よく乾燥させる。
0.1%に希釈する。
(1)泥などの流れを洗い流すか、雑巾などで水拭きしてから、十分に乾燥させる。
(2)調整した液を浸した布などでよく拭く。
(3)金属面や木面など色あせが気になる場所は、水で2度拭きする。
消毒用アルコール 希釈せず、原液のまま使用する。
(1) 洗剤と水で洗う。
(2) アルコールを含ませた布で拭く。
※70% 以上のアルコール濃度のものを使用すること !
※火気のあるところでは使用しない!
希釈せず、原液のまま使用する。
(1)泥などの流れを洗い流すか、雑巾などで水拭きしてから、十分に乾燥させる。
(2)アルコールを含ませた布で拭く。
※70% 以上のアルコール濃度のものを使用すること !
※火気のあるところでは使用しない!
10%塩化ベンザルコニウム
(逆性石けん)
0.1%に希釈する。
(1)泥などの汚れを洗い流すか、雑巾などで水拭きしてから、十分に乾燥させる。
(2)調整した液を浸した布などでよく拭く。
0.1%に希釈する。
(1)泥などの汚れを洗い流すか、雑巾などで水拭きしてから、十分に乾燥させる。
(2)調整した液を浸した布などでよく拭く。

※参考:「一般家屋における洪水・浸水など水害時の衛生対策と消毒方法」/日本環境感染学会、「浸水した家屋の感染症対策」/厚生労働省

がれきや汚泥などの撤去作業時の感染症予防について

作業時は、素肌を露出しない服装(長袖・長ズボン)、丈夫な手袋、長靴や安全靴、マスクなどを身につけて、しっかりと身体を保護しましょう。

※がれきや汚泥の中には、先のとがったもの、釘やトゲの出ている木材など、けがをしやすいものが含まれています。撤去する際に、けがをした場合、傷口から感染症を引き起こす可能性があります。
《破傷風とは・・・?》
・破傷風は、土の中にいる破傷風菌が傷口から感染・増殖し、毒素によって発症する感染症です。
・感染してから症状が起こるまで3日から3週間くらいかかると言われています。
・特徴的な症状は、「あごのこわばり」で口が開きにくくなります。加えて、「ものを飲み込みにくい」、「けいれん」、「呼吸困難」などの症状をきたすことがありますので、医療機関への早期受診が必要です。

※健康な人に対しては感染症を起こさない菌であっても、避難生活で体力や免疫が低下すると、感染症を引き起こすことがあります。
《レジオネラ症とは・・・》
・レジオネラ症は、レジオネラ属菌が原因で起こる感染症であり、レジオネラ肺炎では、高熱、呼吸困難、筋肉痛、吐き気、下痢、意識障害などを主症状とし、潜伏期間は2~10日です。
・レジオネラ属菌は、土の中や河川などの自然界に生息しているため、舞い上がったほこりや飛び散った水が口から入らないように、マスクをすることが重要です。また、作業中は汚れた手で目や口を直接さわらないようにしてください。
 

ガラスなどのけがや、トゲが刺さったりした場合は、一旦作業を中止し、傷ついた場所を清潔な水でよく洗浄し、傷が汚れた環境に直接さらされないように、絆創膏などで保護しましょう。

◆傷が深い場合やトゲなどが残ってしまった場合、傷口が化膿した場合、破傷風を疑う症状がみられた場合は、すぐに医療機関を受診しましょう。

◆作業が終了したら、石けんと流水でしっかりと手を洗いましょう。
※手洗い用の水が確保できない場合は、ウェットティッシュなどで汚れを落とし、速乾性刷り込み式アルコール性消毒薬を使用してください。

◆山林や雑木林の近くで作業する時は、マダニ等に注意してください。
※病原体を保有しているマダニ等に咬まれると、日本紅斑熱やツツガムシ病などの感染症にかかる可能性があります。長袖、長ズボン、手袋、帽子等を着用し、素肌の露出をしないようにしましょう。また、可能であれば、虫よけスプレーの使用がおすすめです。マダニ等の多くは、人や動物に取りつくと、皮膚にしっかりと咬みつき、長時間吸血します。マダニに咬まれたあとに、発熱などの症状があった場合には、速やかに医療機関を受診しましょう。

その他の関連情報

このページの作成者

保健福祉局保健衛生部保健衛生課
〒803-8501 北九州市小倉北区城内1番1号
電話:093-582-2435 FAX:093-582-4037

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