北九州市では道路交通の安全性の確保、円滑化を目的にアンダーパス(道路)を設置しています。
アンダーパス(道路)は地形的に雨水が集まりやすい構造となっており、通常の降雨時には集まった雨水をポンプ設備や排水施設で外部に排出しています。
しかし、近年増加傾向にある狭い範囲で短時間に大量の雨をもたらす「ゲリラ豪雨」などに見舞われると、周囲から大量の雨水の流入もあり、排水施設では処理できなくなります。
平成25年の豪雨や、平成30年の西日本豪雨では、アンダーパスが冠水し、進入した車両が立ち往生する事故が連続して発生しました。
ドライバーの皆様は、日頃からアンダーパスの位置を確認し、大雨の際は無理に進入せず迂回するなど、冠水事故防止にご協力をお願いいたします。
(注)アンダーパス(道路)とは…鉄道や道路との交差部を立体交差するため、道路を掘り下げ、くぐり抜ける方式とした施設