【料金について記載のない催しは入場無料(参加無料) 時間は24時間表記】

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北九州市民スポーツ賞 受賞者が決定

 市は2月16日(火)、国際的・全国的なスポーツ大会で優秀な成績を挙げ、市のスポーツ振興と競技力向上に寄与した個人・団体を表彰します。受賞者は次のとおり。〈敬称略〉

北九州市民スポーツ大賞

【個人】 ●山田章仁(30歳・ラグビー)

北九州市民スポーツ賞

  • 【個人】 ●河野充志(19歳・陸上) ●菊竹寛太(17歳・馬術) ●木村友大(19歳・陸上) ●楠城由香(17歳・バドミントン) ●斉木勇志(19歳・バドミントン) ●篠原綾花(20歳・陸上) ●柴田佑希(17歳・陸上) ●清水一平(19歳・バドミントン) ●新森涼(17歳・柔道) ●曽根川陽菜(16歳・レスリング) ●髙濵邦晃(37歳・トライアスロン) ●戸田妃乃子(17歳・重量挙げ) ●中川秋奈(22歳・陸上) ●永沼尚子(16歳・レスリング) ●中村洋一(56歳・武術太極拳) ●福島美沙希(22歳・陸上) ●藤井琉成(17歳・陸上) ●藤澤瑠美(17歳・レスリング) ●古野宏汰(16歳・バトントワーリング) ●松村悠香(18歳・陸上) ●松山奈未(17歳・バドミントン) ●渡邊美和(48歳・ボウリング)
  • 【団体】 ●北九州工業高等専門学校バドミントン部 ●敬愛高等学校女子柔道部

北九州市民スポーツ奨励賞

  • 【個人】 ●有本愛美(20歳・陸上) ●安藤稀梧(15歳・柔道) ●石田洸介(13歳・陸上) ●石橋舞(18歳・バドミントン) ●岩崎貴之(19歳・重量挙げ) ●大平裕子(21歳・陸上) ●影山大洋(22歳・レスリング) ●鎌田咲季(18歳・陸上) ●倉野基博(22歳・重量挙げ) ●小坂梨聖(15歳・ボウリング) ●小西春七(15歳・バドミントン) ●田中蒼人(15歳・柔道) ●永友隼斗(18歳・アーチェリー) ●縄田佳子(17歳・バドミントン) ●東玲奈(14歳・柔道) ●樋口愛莉(15歳・陸上) ●道上雅晃(21歳・陸上) ●南山義輝(17歳・陸上) ●森俊樹(22歳・レスリング) ●森川光(14歳・テコンドー) ●山口良太(15歳・柔道) ●雪岡野絵(18歳・陸上)
  • 【団体】 ●北九州工業高等専門学校男子ハンドボール部 ●北九州市立曽根中学校柔道部

 問い合わせは市民文化スポーツ局スポーツ振興課 TEL093・582・2395へ。

北九州 食の魅力まるごと発信

問い合わせは産業経済局食の魅力創造・発信室 TEL093・582・2080

今月のイチオシグルメ

八幡ぎょうざ写真

◆八幡ぎょうざ

 戦後、少ない食材でおいしく作ることができるギョーザは市民の口にあい、大陸からの引き揚げ者を中心に料理店のメニューに出されていました。また、官営八幡製鐵所で働く製鉄マンは肉体疲労が激しく、安くてスタミナがつくギョーザを好んで食べていました。その後、庶民派の料理として根付いてきた八幡地域のギョーザは、全国的に有名になった「鉄なべ餃子」だけでなく、「ひとくち餃子」、「手羽餃子」、「スープ焼餃子」、「揚げ餃子」など多種多様に進化しています。

銘柄「天心」写真

◆溝上酒造

 溝上酒造は、八幡東区景勝町にある170年以上の歴史を持った日本酒の蔵元です。地元で収穫される米と皿倉山の清らかな伏流水から生み出される上質な日本酒の数々。中でも地元で特に親しまれている銘柄「天心」は、新鮮な果実を思わせる豊かな香りとまろやかな口当たりに定評があります。

●溝上酒造(八幡東区景勝町、TEL093・652・0289)

「無法松」写真

◆無法松酒造

 無法松酒造は、明治10年に平尾台のふもとの現在地で創業しました。豊かな自然環境の中で、秋と冬は清酒、春と夏は焼酎、梅の時期は梅酒と、一年を通して原料にこだわった酒を造っています。仕込みに福智山系の清らかな水と厳選した酒米を使用した清酒、そして風味豊かな焼酎、中でも吟醸かす仕込みの香り高い個性派焼酎は人気の逸品です。

●無法松酒造(小倉南区大字新道寺、TEL093・451・0002)

ゆかりの作家ライブラリー

多くの作品がドラマ化された時代小説の名手

佐伯泰英(1942年~)

書籍写真
「居眠り磐音 江戸双紙 陽炎ノ辻」双葉文庫 2002年9月

書籍写真
「密命 見参! 寒月霞切り」 祥伝社文庫 1999年1月

佐伯泰英さん写真

 時代小説作家の佐伯泰英は、旧八幡市(現在の八幡西区)に生まれました。折尾高校を卒業後、日本大学芸術学部映画学科へ進学。卒業後、憧れていたスペインに昭和47年から滞在。帰国後の56年にはノンフィクションの「闘牛士エル・コルドベス 1969年の叛乱」を刊行し、第1回プレイボーイドキュメントファイル大賞を受賞します。その後もスペイン語圏を題材にした冒険小説やミステリー小説を発表しましたが、平成11年に時代小説に転向します。初の時代小説「密命 見参! 寒月霞切り」は好評を博し、シリーズとして23年の完結まで本編全26巻を数えるとともに、第1作はドラマ化もされました。以後、「居眠り磐音 江戸双紙」など11ものシリーズ作品を手掛けた佐伯は、時代小説家としての地位を不動のものとしました。

 「密命」シリーズは剣の達人・金杉惣三郎の活躍と、剣の道を極めんとする息子・清之助の姿を描いた作品です。惣三郎は長くふ抜けとして暮らしていましたが、藩の蔵書から消えた切支丹本を奪還するため、藩主の密命を受けて脱藩し江戸に潜入、かつての自分を取り戻していきます。その剣術の腕は将軍・徳川吉宗の知るところとなり、惣三郎は吉宗を敵視する尾張藩の陰謀に立ち向かっていきます。

 今年1月で完結した「居眠り磐音」シリーズは、構えが居眠りしている猫のようであることから「居眠り磐音」とあだ名が付いている剣の達人・坂崎磐音が主人公です。家老の策略により、友人でいいなずけの兄・小林琴平を斬ることとなった磐音は、浪人となり江戸に住み始めます。用心棒などで生計を立てる磐音がさまざまな事件に立ち向かっていく作品です。

 まだまだ寒い冬、暖かいこたつの中で、佐伯作品を読みふけってみてはいかがでしょう。

 問い合わせは文学館 TEL093・571・1505へ。

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