北九州市で創業し、令和４年に50周年を迎えた株式会社 三洋コンサルタント。港湾・漁港の設計からスタートし、現在は橋梁、上下水道、河川、道路などの計画・調査・設計・施工管理などを行っている。鹿児島県出身の上妻さんは、大学で土木を学び、大手ゼネコンに就職。２年ほど現場で経験を積んだのち、「九州で海に携わる仕事がしたい」と同社に転職。入社７年が経ち、上司から「現場も、設計もできる若手のエース」と評価される活躍ぶりだ。印象に残る仕事を尋ねると「古いものを補修するための設計・工事が多い中、新たに整備されるフェリー乗降施設の設計を２年前に担当しました。自分の仕事が形になると思うと嬉しかったです」。今後はさまざまな経験を積みながら技術士の資格を取得し、仲間から頼られる存在になるのが目標だ。休日は妻と子育てに奮闘しており、子どもたちと戯れるのが目下の楽しみ。