今日は、北九州市の小学五年生の作文を紹介します。本人の朗読でお聴きください。
『私がねがう自由な世界』
私の好きな男性歌手は、いつもメイクをしてテレビに出ていて、とてもかっこいいです。でも、お母さんたちの時代では男の人はメイクをしないということが当たり前だったようです。だから、今でも、「男のくせにメイクをするなんて変だ。」や、「ネイルを男がするなんて女々しい。」などの批判をする人が世の中にはたくさんいます。
私はそのような批判をSNSで見たり、周りから聞いたりするたびに、「どうしてそんなことを言うのだろう」という気持ちになります。その男性歌手は目をキラキラしているように見せたり、衣しょうに合わせた個性的なネイルをしたりするなど、工夫や努力をしていると思うからです。
もし私が批判される立場だったら、メイクやネイルをしたことを後悔して落ちこんでしまい、ステージなどに立てなくなりそうです。でも、「こういうメイクをすると似合うと思う。」や、「アイシャドウを〇〇色にしてみたら。」などのアドバイスをもらうと、「よし、がんばろう。」という気持ちや感謝の気持ちで心がいっぱいになると思います。
あなたは、工夫や努力をして個性を表わしている人に「男だからやめろ」などの悪口を言えますか。私は「男らしい」「女らしい」という考え方は、よくないと思います。だから、友達が男の子だけど女のかっこうがしたいと言っても受け止めます。また、友達が同じ性別の人を好きと言っても応えんしたいです。男の人、女の人がどんなかっこうをしていても、どんなかみ型をしていても、おたがいにみとめ合い個性をそん重し合える世界になってほしいです。
いかがでしたか。
私たちはみな、自分ならではの個性を持っていて、その表し方も人それぞれです。
作者の言う「自由な世界」とは、外見で判断したり、「男だから」「女だから」という決めつけにとらわれたりせず、お互い一人の人間として「自分らしさ」や多様性を認め、個性を尊重し合う世界のことではないでしょうか。
私たちも、自分や相手の個性を大切にできる、そんな社会を目指していきたいですね。
では、また。



