今日は、北九州市戸畑区の小学二年生、前島見春さんの作文を紹介します。本人の朗読でお聴きください。
『ことばで気もちがかわる』
北九州市立一枝小学校二年 前島見春
気もちの伝え方のべんきょうをしました。
ボールをかしてほしいという気もちはいっしょだけど、言い方によってあいての気もちがちがうことを知りました。あたたかい気もちにもなるし、いやな気もちにもなります。もし、つよくらんぼうなことばをつかうと聞いた人は、心の中がもやもやしてへんじができません。どんどんへんじができなくなって、おしゃべりもできなくて、さびしくてつらい気もちになってしまうと思いました。言いたいことが言えないと、くやしい気もちになります。だから、わたしは、自分の思っていることをはっきり伝えたいです。そのときは、あいての心があたたまることばをつかおうと思います。おたがいの心がすっきりするからです。
自分と友だちの気もちを思いやる心をもちます。そして、ことばを大じにつかおうと思います。
いかがでしたか。
言葉の意味は同じでも、伝え方が違えば、受け取る側の気持ちも違うということを学んだ作者。
例えば、「(強く乱暴な口調で)ボール、貸してよ!」と強い伝え方をされるのと、「(優しい口調で)ボール、貸してもらえる?」と優しく伝えられるのとでは、心の感じ方が違います。
強く乱暴な言葉を向けられると、傷ついて悲しくなるだけではありません。もやもやしたり、つらくなったりして、言いたいことが言えなくなって、悔しくもなる。自分の思いだけを一方的に話すと、相手は困ってしまい、その人はうまく気持ちを伝えられなくなることがあります。
気持ちを伝えるためには、相手がどう感じるかを想像して、受け止めやすい言葉を選んだり、雰囲気をつくったり。どうすればお互いにとって心地よいやりとりが生まれるのか。作者は、「相手の心が温まる言葉を使いたい」と作文を結びました。
言葉は、伝え方次第で、人の心を閉ざすことも、開くこともできるものです。自分の気持ちを大切にしながら、相手のことを思いやる。そんな言葉の伝え方を、私たちも日頃から心掛けたいですね。
では、また。



