人権を考える5分間のラジオ番組「明日への伝言板」

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明日への伝言板試聴コーナー

  • 2026年12月15日(火)放送
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鶴田 弥生

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SNSの中でも人権を大切に

 今日は、北九州市門司区の中学一年生、鈴谷咲彩さんの作文を紹介します。題は『SNSの中でも人権を大切に』です。

 最近はスマホを持っている人も多くなり、SNSを使うのがあたりまえの時代になってきました。友達とのやりとりや、好きなアイドルの情報を見たりするのはとても楽しいことです。でもそのSNSの中にも「人権」が関わっていることを、私はあまり意識していませんでした。ある日、SNSである有名人にたくさんの悪口が書かれているのを見ました。言いすぎじゃないかなと思うようなひどい言葉もあって、私はとてもびっくりしました。その人は有名人だから何を言われても仕方ないのかな、と少し思ってしまったけれどよく考えたら、有名な人だって私たちと同じ人間です。どんな立場の人でもバカにされたり、悪口を言われたりしていいわけがありません。SNSでは顔が見えないからこそ、言いやすいこともあります。でも、だからといって相手を傷つけることを言ってもいい理由にはならないと思います。相手の気持ちを考えないで発言することは人を傷つけ、その人の「人権」をうばうことになるのです。学校でも、SNSのトラブルが増えていると聞きました。たとえば、グループで誰かの悪口を言ったり、仲間外れにしたりすることも、人権を無視した行動だと思います。自分では、「ちょっとした冗談」のつもりでも言われた人にとってはずっと心に残るかも知れません。私たちはSNSを使うときにも「人権」という言葉を忘れてはいけないと思います。画面の向こうには、自分と同じように気持ちを持った人がいるということを考えて、やさしい言葉や行動を選ぶことが大切です。
 人権は、「自分らしく生きるための権利」だと習いました。それは自分だけでなく、すべての人が持っているものです。だからSNSでも現実の世界と同じように、おたがいを大切にしながら使っていくべきだと思います。これから私はSNSの中でも相手の立場になって考えることを意識したいです。そして、たとえ友達が悪口を言っていても、流されずに「それってよくないよね」と言える勇気をもてる人になりたいです。

 いかがでしたか。
 画面の向こうにいる相手にも気持ちがあることを忘れずに言葉を選ぶ。そして、人の言葉や周りの雰囲気に流されず自分の思いを言える勇気を、私たちも持ちたいですね。
 では、また。