中学生になっても、ふうせんバレーボールを続けたい
小倉中央小学校
井上 怜吾さん
1年前、お母さんに「チームワークが身に付くスポーツだから」と勧められて始めました。月2回、障害者スポーツセンターで楽しく練習をしています。僕の主な役割は、アタッカーにパスを回すセッター。打ちやすいボールとなるよう、アタッカーの人と息を合わせるトレーニングに打ち込んでいます。最近、初めて試合に出場して、勝つ喜びも負ける悔しさも経験できました。今の目標は、もっと練習して勝率を上げることで、中学生になっても続けたいと思っています。
誰が得点を決めても、同じくらいうれしい
西本 慎さん(左)・澄雄さん(右)
生まれつき障害のある息子と一緒に楽しめるスポーツを探していて、ふうせんバレーボールに出合いました。それ以来30年近く、月2回の練習日に汗を流すことが、私と息子の生活の一部になっています。コートでは、障害や年齢に関係なく、全員が力を合わせ同じボールを追うチームメイト。息子は自分がサーブを決めた時もうれしそうですが、チームメイトが得点を決めた時は、それ以上にうれしそうです。四肢が動かないはずの息子が体を動かそうと懸命に力を振り絞る姿を見るたびに、このスポーツに出合ってよかったと思います。