現在、地方公共団体には、少子高齢化対策をはじめ、子育て支援、地域活性化、自治体DXの推進、脱炭素化の推進、物価高騰対策、防災・減災対策、地域公共交通の維持確保など、多岐にわたる行政課題への対応が求められています。
また、近年の物価高騰や人件費及び資材費の上昇により、行政サービスの維持に必要な経費も増加しており、住民生活を支える行政サービスを安定的に提供していくためには、地方財政基盤の充実・強化が不可欠となっています。
よって、本市議会は、政府に対し、地方公共団体が地域の実情に応じた行政運営を安定的かつ持続的に行うことができるよう、2027年度政府予算及び地方財政計画の策定に当たって、次の措置を講じるよう強く要請します。
1 社会保障の充実、子育て支援、地域活性化、自治体DXの推進、脱炭素化の推進、物価高騰対策、防災・減災対策、地域公共交通の 維持確保など、多様化かつ増大する地方公共団体の財政需要を的確に把握し、必要な地方の一般財源総額の確保及び充実を図ること。
2 地方交付税については、地方自治体の安定的な財政運営に資するよう必要な総額を確保するとともに、地域間の財政力格差に適切に対応すること。また、国において税制改正や経済対策を実施する際には、地方財政への影響に十分配慮し、地方交付税の財源保障機能及び財政調整機能の充実を図ること。あわせて、地方創生推進費については、地域活性化施策を継続的に推進する観点から、安定的な財源確保に努めること。
3 民間賃金の上昇に伴う給与改定や人材確保に対応できるよう、地方自治体の人件費に対する必要な財政措置を講じること。また、会計年度任用職員の適切な処遇改善や、地域医療体制を維持・確保するための公立病院等への支援について、地域の実情を踏まえた必要な支援を行うこと。
4 自治体が実施する公共事業等において、労務費や資材価格の上昇を適切に反映できるよう、必要な支援を行うこと。
以上、地方自治法第99条の規定に基づき意見書を提出します。
令和8年6月12日(可決)
